おやじボクサー(57歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

PSアイラヴユー @ 映画の感想

2012年01月29日 22時08分14秒 | 趣味(映画・音楽・新しい何か?) 映画館の非日常空間が大好きだった

PSアイラヴユー 予告編

 

 

 

こちらも劇場公開時に見損ねてしまった映画。

 

漠然としたストーリーしか知らなかったのですが、

映画の冒頭は「大ゲンカ」で始まって、

あれ?そんな映画なの?みたいなギャップを感じつつ、

ストーリーは即・急転直下で「お葬式」へ。

 

つまり最愛の人(夫)が、

死んでしまってからのストーリーが主軸となります。

 

いや~こんな映画の脚本を書ける人がいるものですね~

凄いと思う。

その発想が!!!

 

そして誰もが通じる大きな痛み、

最愛の人が死んでしまったら?

残された人の視点ではなくて、

先に死んでしまう人からの視点、

「残された人(奥さん)が立ち直れない」ことを心配していたこと。

死んでから手紙が届くサプライズ、

つまり生前から、

死期を悟っていた頃から、

計算して手紙が届くようにしていたこと。

 

死んでから時間を掛けて、

順番に「10通」の手紙が届くこと。

 

まるで本当に生きているかのように!!!

残された人のことを心配して、

立ち直るきっかけを与えていること。

 

凄いストーリーです、

じんわりとじんわりと深い悲しみを伝えて来ます。

感動と言うより、

深いものを考えさせられます。

 

同じようなことを自分が出来るか?

同じように大切な人を見守れるか?

 

ゆっくりとした時間の流れの中で、

何かを見つめ直すことの大切さ。

そんなメッセージを感じる映画でした!!!

 

恥ずかしがらずに、

大切な人と見て欲しい映画だと思います。

 

 

 

 

追伸

予告編でもテロップ流れます。

「忘れないで君は僕の人生だった」

「でも僕は君の人生の一部でしかない」

「新しい恋を恐れないで」

「妻になってくれてありがとう」

 

 

 



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