PSアイラヴユー 予告編
こちらも劇場公開時に見損ねてしまった映画。
漠然としたストーリーしか知らなかったのですが、
映画の冒頭は「大ゲンカ」で始まって、
あれ?そんな映画なの?みたいなギャップを感じつつ、
ストーリーは即・急転直下で「お葬式」へ。
つまり最愛の人(夫)が、
死んでしまってからのストーリーが主軸となります。
いや~こんな映画の脚本を書ける人がいるものですね~
凄いと思う。
その発想が!!!
そして誰もが通じる大きな痛み、
最愛の人が死んでしまったら?
残された人の視点ではなくて、
先に死んでしまう人からの視点、
「残された人(奥さん)が立ち直れない」ことを心配していたこと。
死んでから手紙が届くサプライズ、
つまり生前から、
死期を悟っていた頃から、
計算して手紙が届くようにしていたこと。
死んでから時間を掛けて、
順番に「10通」の手紙が届くこと。
まるで本当に生きているかのように!!!
残された人のことを心配して、
立ち直るきっかけを与えていること。
凄いストーリーです、
じんわりとじんわりと深い悲しみを伝えて来ます。
感動と言うより、
深いものを考えさせられます。
同じようなことを自分が出来るか?
同じように大切な人を見守れるか?
ゆっくりとした時間の流れの中で、
何かを見つめ直すことの大切さ。
そんなメッセージを感じる映画でした!!!
恥ずかしがらずに、
大切な人と見て欲しい映画だと思います。
追伸
予告編でもテロップ流れます。
「忘れないで君は僕の人生だった」
「でも僕は君の人生の一部でしかない」
「新しい恋を恐れないで」
「妻になってくれてありがとう」