ボクシングで生活できるのは日本チャンピオン以上
プロボクサーは基本的に給料がありません。
もっとわかりやすく言えば、
基本給がありません。
ボクサーとしての収入は、
「試合をすれば得られるファイトマネー』だけです。
その試合に勝っても負けても契約したファイトマネーの額は変わりません。
しかしファイトマネーで生活ができるのは日本チャンピオン以上だと言うこと。
ここが大切。
日本チャンピオンになると、
ファイトマネーが100万円前後。
1年間に4〜5試合戦うとファイトマネーだけで400〜500万円。
(ここでやっとこのベース)
試合が組まれれば、
成立すれば、
と前提が付きますが。
所属ジムによっては、
そのうちの何割かをジム側に徴収されるようですが、
ごく稀には、
日本チャンピオンクラスになれば後援会などの支援も有り、
ボクシングだけで(何とか)生活している人はいます。
大抵の後援会規模は、
余程人脈があるか、
お世話になっている会社組織一丸で支援してもらえない限り、
非常に「小さい」
現実的に後援したい選手がいるのかどうか?
選手の魅力も大きな一因かも知れない。
=2015年世界のトップアスリート年収=
3位はサッカーのロナウドさん。
年収98億円
実質は世界NO.1だね。
で。
今年は世紀の大決戦があったのを覚えてますか?
第2位は、
アジアの英雄と言われるパッキャオさん!!!(フィリピン)
ほぼリタイアと言うか政治家に転身していたような・・・。
彼がたった今回の1試合でたたき出したファイトマネーは、、、、
197億円!!!
事前の取り決めだった契約金は、
全盛期のバリバリな頃じゃなかったからの「金額」
#マニー・パッキャオさん
<<アジア人初そしてボクシング史上二人目、史上最多タイ記録となるメジャー世界タイトル6階級制覇王者>>
そして第1位は、、、、、
パッキャオさんと世紀の大戦を戦ったフロイド・メイウェザー・ジュニアさん。
この1戦でのファイトマネーは・・・・・・・・・・・・・・・、
370億円。
(TT)
どーやって使うの?
ちなみに関係ない話だけど、
素行・差別発言等で2014年にスポーツ・イラストレイテッドの『最も嫌われているスポーツ関係者35人』の1人に選出されている。
スポーツマンらしからぬトラブルメーカーだったりする。
何と言うか、
ボクシングで1位、2位って言う事実は嬉しいこと。
但しスポットであって、
それが何年も続くものでもない。
こちらに現実がもっとも厳しいものなのです。
by おやじボクサー