おやじボクサー(57歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

「宮城県復興ボランティアバス」参加 @ 石塚観光(2013年7月27日)

2013年07月27日 01時22分47秒 | 3.11ボランティア 茨城県水戸から宮城県11年間参加<<社会福祉協議会>>

6月15日以来のボランティアパス参加です。

 

今回も石塚観光さんにお世話になります。

石塚観光さん関連の皆様、

どうぞ宜しくお願い致します!!!!

 

 

今回は、

一ヶ月間ほど空いてしまいました、

それが今の僕の・・・・・・精一杯なのです。

 

気持ちだけが先走っている割には、

たいしたことやっていません。

すみません。

相変わらず口だけです。

 

 

とうとう夏になってしまいましたが、

今度は天候が「戻り梅雨」らしく怪しいですね。

どんな天候だとしても、

湿度が一段と高く、

蒸し暑いことだけは覚悟しておきます!!!

 

何しろ今年の夜は(25日のジム室内

湿度90%以上ですから。

 

 

この一ヶ月間、

被災地の現状やボランティアの現実。

僕の見て来たもの、

興味を持ってくれている人へ、

伝えられることは少しずつ話して来ました。

 

それでも「行きたい」と言って下さる人、

お取引の若い男性の方でいらっしゃいます。

たった一人でも、

そうやって興味を持って、

一度でもボランティアに参加したい!!!

と言ってくれてます。

 

それだけでも僕の役割は、

ほんの少し果たせたのかな?と思いたいです。

 

 

それでも僕には、

まだまだ知らないことが沢山あって、

本当に壊滅的に酷かった震災直後を知りません。

 

その時に駆けつけていないから、

本当は、

本当の被災地を知っていないんです。

 

とてもとても、

行く勇気がなかったのです。

正直、

震災後の余震の大きさ、

毎日が怖かった記憶があります。

 

 

 

このブログで以前も触れましたが、

会社の先輩で、

たった一人で頑張っている人がいます。

僕が被災地に行くきっかけとなったのも、

その人のお蔭です。

 

僕が初めて被災地に足を踏み入れたのは、

震災から半年後。

その時の光景ですら、

凄いものでした。

 

その時ですら凄いと言うことは、

震災直後は阿鼻叫喚だったことに違いない。

 

 

それこそ、

TVや新聞や雑誌でしか見たことのない惨状だった訳です。

 

 

自分が何とか出来る範囲をはるかに超えていて、

ただ泣きながら見つめていることしか出来ない、

それが被災地の惨状でした。

僕が見て来たものですら、

そうなんですから、

震災直後は本当に地獄だったんだと思います。

 

地獄だったと聞いています。

 

 

いたずらにも、

これだけ時間が過ぎて、

普通の生活に戻れているような気がしていて、

今日の「今」を迎えています。

 

でも、

実際は、

本当の復興は「ほとんど」進んでいないように思います。

1つ話を付け加えるのなら、

震災直後の「瓦礫」は綺麗に片付きました。

ひょっとしたら?

まだ片付いていないところもあるのかも知れませんが。

 

僕が見て来た町は、

驚くほど綺麗に片づけられています。

あたかも「最初」から何もなかったようにも見えるくらい。

 

その点に関しては、

復興と言う言葉が適切かどうか?

それは復興とは違うんじゃないかと思います。

 

津波で流されてた車が沢山「積まれていた」場所も、

相当の台数が処理されていて、

あれだけ広大な塊と化していた車の置き場が、

今では見かけることすら珍しくなっています。

 

一見、

毎回行くたびに、

綺麗に変わっていく様子もわかるんです。

 

 

でも、

でもね、

その土地で暮らしていた人達の生活が、

そこにはないんですよ。

 

もう、

そこには住めない町にもなってしまっているんだけど、

元の町はありません。

戻っていないのか、

もう戻れないのか、

どちらも含まれているのだとしても、、、、、、、

そこには「何」もないんです。

 

 

暗くなると明かりも無い暗闇、

真っ暗な土地になってしまうし、

人気も感じない、

あるのは闇だけ。

 

暗闇に浮かぶ数件の廃墟、

その背景には果しなく平坦な土地が続くのです。

 

かつては、

そこには人が沢山住んでいて、

1つの町を形成していたはずなのに。

今はもう「町」がありません。

 

 

 

これからどこに向かって行くんだろう・・・・・・、

とても不安になります。

お手伝いしていて一番欲するのは、

どんなにとおくても良いから「未来」が欲しい。

未来が待っていると思いたいんです。

 

この先、

どれだけかかっても構わない。

必ず訪れる未来が欲しい。

その未来に向かっているからこそ、

今の辛いことだって耐えられるんだもの。

 

ボランティア。

本当にこの土地が生き返るのか?

誰かの役に立っているのか?

何かの意味があるんだろうか?

 

様々な思いが交錯します。

 

僕が今、

何かを悩んでも、

悩み尽くしても、

それでも何かを手伝いたい気持ちは薄れない。

 

誰かを、

どこかの誰かを、

心で支えることが出来たのなら、、、、

死ぬまでに「たった」一度くらいは、

自分が誰かの役に立ったと思える事実が欲しい。

 

そのくらいの生きた証しを、

欲しがっても罰は当たらないでしょう。

 

今はそう思うようにして、

毎日過ごしています。

 

 

 

土曜日のバス乗車地は、

隣町の那珂市です。

午前4:30なので1時間前には起きないとね。

集合場所まで約40分もあれば十分、

着替えは多目に用意しておきます。

 

こんなことしている場合じゃないんですが、

眠れなくなってしまって。

 

現地の天気予報は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

小雨みたいです。

先月も雨だったしなぁ・・・・・・・(汗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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