BBの覚醒記録 

無知から覚醒に至る一つの記録です。「是々非々」がモットーで必要なら、
支持する政治家や弥栄を願う皇室への批判も厭わず。

「公務」という名のまやかし

2019-03-30 | 皇室問題

はっきり書きますが、皇太子溺愛の皇后陛下の企みにより男系男子で2679年間繋がれて来た皇統が断ち切られようとしています。
その前段階が両陛下とりわけ皇后陛下のかねてよりの悲願である「女性宮家創設」です。

今はかつてのように皇族への罰則規定もなく、かつてのような天皇陛下の心得違いを諌める忠臣もいず、いわんや皇后陛下に依る専横があることなど想定すらされていなかったのですが、天皇陛下(皇后陛下)に依る「お気持ち」一つで憲法に定められた皇室典範が無視され、政府は天皇陛下に言われるまま右往左往、特措法で何とか形をつけたようなていたらくです。


こと皇室に関しては、日本は無法地帯になってしまいました。(現憲法は改正されるべき悪法ですが、ある間は当然守られなければなりません)
特措法以降、時の天皇(というより現在は天皇を率いる皇后)の「お気持ち」という名の恣意で何でもやれる状態になってしまったのです。

 

安倍総理の、旧宮家復活可能性否定発言の真意が汲めないのですが、戦後レジウムからの脱出を言うなら、GHQが皇室の弱体化と実質的消滅を目論んだ旧宮家廃絶を唯々諾々と受け入れるのは自家撞着です。

BBごとき些末匿名ブロガーと違い、名も地位もある皇室尊崇派の人々がやっと、ようやく(!)批判めく声を上げ始めてくださったことで、随分書きやすくなりました。

マスコミは右へ倣えで、女性宮家創設論をもっともらしく擁護していますが、その中の理由の一つが「公務の多さ」であり、宮家の数が少なくなると公務を背負いきれなくなるという言い草です。


こんなもの大嘘です。「公務」それ自体が皇族の義務ではありません。何とか大会という名のたかが運動会に皇族がお出ましになる義務はありません。木を植えて微笑んで見せるパーフォーマンスも不要です。以下、同趣旨、同文。


全て平成の御代になってから天皇陛下が「象徴とは何か」ということを考え抜かれてのパーフォーマンスであり、申し訳ありませんが自己満足に過ぎません。しかも、その公務とやらを次代もずっと引き継いで欲しいと述べられていますが、とんでもない勘違いだと申し上げざるを得ません。


公務が少なくなると、国民との触れ合いが稀薄になるという言い分も、おかしいのです。皇族、とりわけ天皇陛下が大変な思いをなさってまで務めねばならない公務など皆無です。歴代、国民との「触れ合い」などめったにないまま、天皇は尊崇を受けつつ皇室の歴史は紡がれて来ました。それでいいのです。触れあえば、生身の「人間」であることが過剰に見えてしまうだけのこと。正田美智子さんの入内以来、皇族の芸能人化に拍車がかかりました。人気家業に堕してしまいました。

それに、公務公務と、公務の大半は秋篠宮家が担っていて、東宮ご夫妻はスキー旅行に静養という現実を無視したおっしゃりようです。

 

静養とは働く人のための言葉です。

 

天皇陛下がそこまで自らがお考えになられた「公務」とやらが大切なら、なぜその公務をないがしろに遊び歩き静養三昧の皇太子皇太子妃殿下を諌められないのでしょうか。

公務の大半を秋篠宮家に押し付けておいて、東宮御所には入れず、皇太子殿下という次期天皇であるという確たる称号もお与えにならない。おまけに女性天皇擁立は秋篠宮殿下と悠仁親王殿下を皇統から排除するに等しいやり口です。皇室典範の縛りが機能しているなら、あり得ないことですが、その皇室典範をいともあっさり有名無実のものになさったのは天皇陛下(と陛下を率いる皇后陛下)です。
皇后陛下の絶大な権力は、永田町も霞が関もトップの人たちはよく知っていることです。皇太子殿下が人工膀胱で、祭祀などお出来にはならない健康状態でいらっしゃることも。政治家も官僚も、天皇家盲目賛美の国民九割を敵に回すのがこわくて、口をつぐんでいます。偏狭右翼の襲撃も怖いでしょう。
東宮ご夫妻に依るとおぼしき、ヤフオク事件も事の顛末が明らかにされぬまま、いつの間にか有耶無耶にされてしまいました。

天皇陛下皇后陛下賛美と擁護の国民こそが、皇室を壊す存在であることに気がついていず、両陛下と東宮夫妻が各地に現れれば無邪気に日の丸を打ち振り、歓声を上げるその怖ろしい茶番は北朝鮮とどう違うでしょうか。
他ならぬ天皇を筆頭に、皇室破壊の張本人が内廷皇族にいらっしゃる、という現実は一見信じがたいことでしょうが、事実は事実であり敗戦以来、74年間GHQとGHQ残滓により延々と仕組まれてきたことの結果が現在です。


皇后陛下による「A級戦犯」ご発言、GHQ元メンバーへの賛美コメント、従軍慰安婦への擁護的関心、韓国へのシンパシー、憲法9条を守れとする左翼の一派とのご親交にも、天皇陛下は何もおっしゃらない、これほど公然とことは行われているのに、見ようとしない者には見えず、聞こうとしない人にとっては「そこにはない現実」なのでしょう。しかし、見なければ聞かなければ現実が変わるというものではありません。日、一日と新天皇と皇后の即位が近づくにつれ、そして即位以降皇室破壊は進行して、このままの流れで行くなら本来の皇室は消滅、残るのは王室化した権力一家です。


外交的意味で皇室は世界に冠たる地位を占めているので、その存在は形骸化してもなお当分は続くでしょうが、今上ととりわけ皇后陛下の「演じる」に巧みだった御代の次は、その演じることさえ出来ない劣化したご夫婦ですから、いずれ国民の心が離れるのは火を見るより明らかでしょう。


天皇陛下に公務など、不要です。真摯な祭祀こそがその責務であり、後はいくらかの国事行為で外せないものだけです。生前退位なさるほどのことはありません。
それでも無理なら、摂政を立てればよいだけのことでした。
天皇陛下の憲法違反と皇室典範破壊に対して「お疲れ様でした」という愚民の群れ。男系で皇統が繋がれてきた意味も、女性天皇と女系天皇との違いも、女系となった時の皇室破壊も何も国民は知らされぬまま、無知の結果のアンケートを盾に取り、国民の90%が「生前退位」に賛成、と世論が捏造されています。これでは南北朝鮮を嗤えません。
そして次は「愛子さま天皇」擁立に国民の9割が賛成というエセ「世論」が喧伝されています。


天皇とは何か、という原点に立ち戻る時です。天皇とは身を贄に、日本国と国民の平穏を祈る存在です。全身全霊で行うべきは公務ではなく、神主筆頭としての祭祀しかありません。


被災地訪問他の行為がいけないというのではありません。しかしそれらは二義的なことであり、祭祀を疎かになさってまでおやりになることではない、ということです。宮家も同じく。出来る範囲の公務をなさればよいことで、無理を重ねる必然性はどこにもありません。


思い切って言えば、秋篠宮殿下を追い出した東宮御所に建設される4億1千万円もの巨大なシェルターが「国民に寄り添う」ことですか。「倉庫」に4億円かかるということを無邪気に信じ込んでいる国民ばかりではありません。今まではなかった唐突な、莫大な費用をかけた「倉庫」とは何でしょうか。
本来なら特別なお方たちなのだから、都民は核で滅びてもどうぞ皇族の方々は日本のために生き延びてくださいませ、と言うところですが皇統断絶で皇室破壊を目論むお方たちだと思えば素直には受け取れない、というのが正直な気持ちです。(一般のシェルターは500万円内外、13人用の広さでも2500万円程度です)

即位に向けて全てが動き始めた今、何を言っても無駄・・・・とは思いません。これから少しずつ今上陛下と内廷皇族の不心得を国民は知って行くと思います。が、一朝一夕には行きません。全ての真実が明らかになるには、半世紀の時が必要かもしれず、そのために書き記しています。また、わずかずつでも国民が真実を知れば、皇統破壊の危機がその分弱められるかもしれません。皇統断絶は日本の精神の背骨の喪失です。

備考 (動画内発言の全てに賛同というわけではないのですが、参考になる部分がかなりあり、アップしました)

11分8秒から 

 江崎 : 戦後宮澤8月革命説に乗じ宮中祭祀を弾圧してきた官僚と内閣法制局。 秋篠宮殿下発言の真意とは。 高橋 : 秋篠宮家の皇族費の少なさにビックリ ↓ 【怒れるスリーメン】Part20-③ 江崎道朗、高橋洋一、加藤清隆  2019/03/22 に公開  3月19日ライブ配信

【怒れるスリーメン】Part20-③

 


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祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え