小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

テニス2

2014-11-15 21:21:58 | 武道・スポーツ
スポーツや運動なんか、全く興味なく、スポーツはバカのやるものと思っている私が、空手に、水泳に、テニスに、ピッチング、や、バッティングなど、が出来て、スポーツ万能になってしまった、というのも、極めて皮肉で、おかしなことである。

スキーも、以前、出来たが、スキーは、しない。私にとってのスポーツは、遊びや、趣味なんかでは、さらさらなく、体を鍛えることだけが、目的だからである。健康のためのスポーツだから、毎日、習慣的に出来るもでないと、ダメなのである。(水泳は温水プールがあるから、一年中、出来る)

テニスを再開して、トレーニングジムに行くより、テニスをするようになった。筋トレは、やはり、面白くなく、それに、テニスの方が、圧倒的に、心肺機能と足腰の強化になる。

歳をとった人も中級クラスで、やっているが、私は、勝ち負け、というものの価値観が、全くないので、試合でも、出来るだけ、相手の打ちやすい所に、返している。これは、もちろん、私の性格が、優しいからでもあるが、それ以外でも、相手に、捻挫や関節軟骨の酷使などを、起こさせたくないので、相手に、できるだけ走らせたくなく、からである。

自分のことを、自分で、良く言うのは、極めて、恥知らずで、イヤなことだが、以前のテニススクールで、私は、生徒に、「素晴らしい人」と言われた。

これは、単に性格が優しいだけ、からの理由ではない。相手に怪我をさせたくないのと、もう一つ。テニスは、リズムのスポーツなので、途切れず、ボールのやりとりが、続いていた方が、技術の上達効果があるのである。

人間は自分の作った所の物になる。

勝つことだけを、目的としている人は、自己流の、強力なサービスやスピンをかけて、勝つケースも、たまにある。しかし、技術の基本が出来ていないので、そういう価値観で、テニスをしていても、いつまでたっても、技術は、上手くならない。のである。

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