小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

安保法案6

2015-09-24 14:48:17 | 政治
「石破茂地方創生担当相は24日、自身に近い自民党議員らと結成する派閥を28日に旗揚げし、名称を「水月会」とすることを決めた。
 所属する議員は20人前後となる。安倍晋三首相の党総裁任期が切れる3年後をにらみ、次期総裁選に向けた準備を本格化させる。」

(時事通信 9月24日(木)13時24分配信)

さっそく、安保法案が成立して、石破茂が、動きだした。

当然、三年後には、国民は、安保法案のことなんか、忘れている。から、批判されない、安心な総理大臣が出来る。

三年後の国民A「安保法案って、誰が決めたんだっけ?」
三年後の国民B「えーと。確か、安部さんじゃなかったっけ?」
三年後の国民C「あの時、石破さんの考えは、どうだったんだっけ?」
三年後の国民D「あまり、賛成してなかったんじゃないの。思いだせないな」
三年後の国民E「じゃあ、石破さんなら、きっと信頼できるね」


武田信玄の風林火山みたい。

「其の疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し」


「安部がつき安部がこねし天下餅すわりしままに食うは石破」


当然、自民党の陣笠ザコ議員どもは、安部より石破に着く。


☆大体、抗議活動とか、デモとかは、「法案が成立するのを阻止するのが目的」だから、どんな、悪法でも、法案が成立した後では、抗議活動とか、デモとかは、行われなくなるのは、当然なのである。



私はこれからの日本に全く希望をつなぐことができない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、貧富の差が激しい、抜目がない、或る経済的貧国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである。

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