はじめとマリノス

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第10節 セレッソ大阪戦 勝てなかったけど、それより成果の方が大きいと思う

2024-04-28 12:07:03 | 横浜F・マリノス

ハイライト|J1リーグ第10節|vs セレッソ大阪

 

マリノスは120分の激闘を経て、中2日しかない強行日程で敵地で戦わなければならない。

きついよねえ。

でも選手たちは肉体的に厳しいだろうが、メンタルは全く衰えていなかった。

前半の試合運び、素晴らしかった。

選手全員が的確なポジションどりでボールを運んでいく。

セレッソはボールを奪いたくても奪えない。

押し込んだ中で、相手の一瞬の隙を植中が付き、それを起点として宏太が先制点。

しかし、90分間マリノスの流れで進めることは不可能であり、好調であるセレッソもこちらのミスを付いてレオが前半ロスタイムに同点とした。

キューエル監督は57分に3人の交代に踏み切る。

セレッソに傾いた試合の流れをたぐりよせるために彗悟、ヤン、ロペスを投入した。

交代後すぐに得たCKで彗悟がJ1リーグ初得点を挙げる。

逆転はしたが、セットプレイでまたもやレオの見事なヘディングで同点とされてしまった。

そうそうセレッソにPKを与えてしまったが、なんとレオがPKを失敗。

PK戦を経験したポープの圧が効いたのだろう。

さすがに中2日で敵地の試合は厳しかった。

後半残り15〜10分くらいからは動きが重くなってしまった。

 

前半の試合運びは、キューエル監督も満足していた準決勝の前半と並ぶ素晴らしい内容だ。

4ー3ー3システムがチームに浸透してきた結果だと思う。

それがセレッソ戦でも証明された。

ACLを経て、試合中、状況に応じてポジションを変更できるようになったのも大きい。

先発のアンカー山根と交代で入った彗悟が途中からダブルボランチとなって対応していた。

そして彗悟、朝日の台頭。ACLを経て守護神ポープの誕生。

怪我明けの選手たちの復帰も大きかった。

中2日で連携などの練習時間がとれなくても新たなメンバーでこれだけ戦えたのは、試合に出られなくても「出た時には力を出せるよう、常日頃からそう意識している」と話す選手たちだからだろう。

両サイドバックを筆頭にポリバレントプレイヤーを有することで、選手交代で力を落とすここなく柔軟に対応できる。

 

厳しい条件の中で得た勝ち点1。

勝てなかったけど、負けなかったのはメンタルの成長と思いたい。

そして大きな成果を得た試合だったと思う。課題もちょっと?あるけど。

成果は、

個人的な見解だけど、4ー3ー3の肝であるアンカーとインサイドハーフがこなせるようになってシステムがチームに浸透してきた。

怪我人の復帰によって層が厚くなり、連戦への対応力が高まったこと。

課題は…..先行した試合を守りきれないこと、これを克服しないと勝ち点を積み上げられない。

あとは連戦の中、新たな怪我人が出ないことを祈ります。

 

 

 

 

文中の選手名は敬称略となっています。

画像はマリノス公式HPより

 

 


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2 コメント

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Unknown (Tristan)
2024-04-28 16:40:31
キム・ジンヒョン→レオ・セアラの一発は、もしかしたら疲労のせいもあったかなと思いました。
あれ、十分わかってたはずなんですけど、前半終了間際で、血糖値不足で頭が回らなかったのかなと思いました。
あの時は運よくはずしてくれましたけど、あれが同点の呼び水になったようにも思います。
お互いの2点はどっちもミスからとCKですから、まあ実際にはトントンだったように思います。
なにより、得られたものもたくさんありましたよ。
リーグ戦ですから、課題が出てたのも成果の一つですからね。

この試合もそうだし、今日の広島川崎を見てても思ったんですけど、セレッソも広島も勢いがあって強いですが、まだチームが若いのかなと。
だから勝ち切れないし、混戦になってる理由なのかなと思いました。
Unknown (hajime)
2024-04-29 14:27:25
Tristan様、いつもコメントありがとうございます。
>キム・ジンヒョン→レオ・セアラの一発は、もしかしたら疲労のせいもあったかなと思いました。<
おっしゃる通り、疲労のせいもあったと思います。
たれればですけど、残念ながらCBの経験値が足りなかった面もある気がします。
レオ・セアラーの位置の確認、キム・ジンヒョンの特技を意識していれば、あれほど完璧に裏を取られることはなかったかもしれません。でもそれができなかったのはやっぱり疲労があったのでしょうね。
上島は対人は強くても、経験を糧とした判断力をまだまだ磨かないと、と思います。
ビルドアップに関してはここ最近は成長が見られるので頼もしいです。
マリノスはハイラインなので、CBはチアゴのようなスピードタイプとビルドアップ能力の高い頭脳タイプ、このコンビが誕生すれば一段上のクラスに行けると思います。というか無敵でしょう(笑)。
言ってもしかたありませんが、畠中と角田のCBコンビで試合に出れていれば、失点はかなり防げ、攻撃の起点も多く作れると思います。
そう考えるとラインコントロールなどの指示を出せる畠中は絶対必要なCBですね。

>お互いの2点はどっちもミスからとCKですから、まあ実際にはトントンだったように思います。<
ほんとですよね〜(笑)。でも120分の激闘後の中2日、敵地で戦ったマリノスの方が強いです。

>リーグ戦ですから、課題が出てたのも成果の一つですからね。<
そうですよね。ACLのような一発勝負ではなく、リーグ戦は修正する時間がありますね。
リーグ戦で出た課題をACLで活かす。ACLの経験をリーグ戦で活かす。ーー相乗効果で進化していって欲しいですね。

広島川崎戦、私も観ました。おもしろい試合でしたね。
広島にリードを許したけど、さすが川崎、負けなかった。
勝ちきれなかった両チーム。
上位チームが負け、引き分けた今節。
まれにみる混戦になっちゃいました。
マリノスはセレッソ戦で得た成果を活かし、リーグ戦の2試合をなんとか勝ち抜いて決勝戦を迎えたいですね。

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