はなねこ山 Ⅱ

山歩き里歩きと 野の花山の花

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風を待って ~ 初沢山     2021.12.16

2021-12-20 | 花と実、自然

 

観察会で、初沢山を歩きました。

 

12月も半ばとなり

鳥に種子散布を委ねる 赤や黒や紫色の実は ほぼ見られなくなりました。

残っているのは、風散布により種を遠くに飛ばす植物たち

 

ツクバネウツギが風を待っています。

 

枝を離れた実は、5個の萼片が プロペラのように回りながら落ちていきますが

今日は ほぼ無風なので 遠くには行かれそうもないですね。

 

 

綿毛をつけたセンボンヤリの種

右側は、もう八割方が 飛んでしまいました。

 

数ある実のなかには、粃(しいな)があるのですね。

捻実不良のため、発芽できないそうです。

 

   カシワバハグマ / ナガバノコウヤボウキ

(縮尺は同じではありません)

ナガバノコウヤボウキは 実もホウキのよう  

 

 

アサダの果穂と種を見たかったけれど、少し遅かったようです。

(おまけに 激しくボケていますが)

 

果穂は他に、クマシデ、イヌシデ

 

 

オオバノハチジョウシダだそうです。

(遠くて よく見えなかった  )

 

シダは他に

リョウメンシダ、オオアマクサシダ、イワガネゼンマイ、イワガネソウ など

 

 

残り紅葉の ネジキには、冬芽が見えます。

 

 

いよいよ 冬枯れになって

これからは、冬芽や葉痕の観察になりますね。

 

今日 観察した冬芽は

イヌザクラ、ウワミズザクラ、クロモジ、ヤブムラサキ、アワブキ

コバノガマズミ、マルバアオダモ、カラスザンショウ など。

 


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