観察会で、初沢山を歩きました。
12月も半ばとなり
鳥に種子散布を委ねる 赤や黒や紫色の実は ほぼ見られなくなりました。
残っているのは、風散布により種を遠くに飛ばす植物たち
ツクバネウツギが風を待っています。
枝を離れた実は、5個の萼片が プロペラのように回りながら落ちていきますが
今日は ほぼ無風なので 遠くには行かれそうもないですね。
綿毛をつけたセンボンヤリの種
右側は、もう八割方が 飛んでしまいました。
数ある実のなかには、粃(しいな)があるのですね。
捻実不良のため、発芽できないそうです。
カシワバハグマ / ナガバノコウヤボウキ
(縮尺は同じではありません)
ナガバノコウヤボウキは 実もホウキのよう ↑
アサダの果穂と種を見たかったけれど、少し遅かったようです。
(おまけに 激しくボケていますが)
果穂は他に、クマシデ、イヌシデ
オオバノハチジョウシダだそうです。
(遠くて よく見えなかった )
シダは他に
リョウメンシダ、オオアマクサシダ、イワガネゼンマイ、イワガネソウ など
残り紅葉の ネジキには、冬芽が見えます。
いよいよ 冬枯れになって
これからは、冬芽や葉痕の観察になりますね。
今日 観察した冬芽は
イヌザクラ、ウワミズザクラ、クロモジ、ヤブムラサキ、アワブキ
コバノガマズミ、マルバアオダモ、カラスザンショウ など。