秋のお花を見に行き
見事な富士山に会いました。
9月になっても 猛暑はまだまだ治まる気配はなく
車で標高の高いところまで行って 少し歩こうということになりました。
まずは、この日 自宅の窓から見た 素晴しい朝焼け
山の上で こんな空を見られたらなぁ・・と思いながら出発しました。
大月から 真木小金沢林道を走ること 20分近く
駐車した大峠は 標高が1560m もあり、半袖では涼しすぎるくらいの風が吹いていました。
ここから 写真左手の 西側へ登っていけば
小金沢連嶺の黒岳に至りますが
今回は東へ
雁ヶ腹摺山 山頂下の お花畑を見に行きます。
脚が復調気味の私と、まだ不安が残る夫。今日はいつもに増しての ゆっくり歩きです。
小さな沢を越え、緑の中を進むと
木橋の縁に、咲き始めた ヤマトリカブト
今年お初の レイジンソウも見られました。
このレイジンソウを見るたび 私が連想するのは
シンクロナイズドスイミングの
水面から出た足先 なのですが・・・
いかがでしょう・・
レイジンソウ ヤマハッカ/アサギマダラ
その先の登山道の両脇には、コウシンヤマハッカの群生があり
その後は、ゴマナ?シロヨメナ?の群生
(白いキクの花の同定がいまだにできません)
マルバダケブキの咲き残りも点々とありますが
他は、ヤハズヒゴタイが咲いているだけでした。
尾根を登るようになると、ハナイカリやヤマハハコが見られるようになり
突然 開けて、姿のいい 富士山が見えました。
滝子山から右手には
大谷ヶ丸から大蔵高丸へと連なる南大菩薩の峰々
さらに目を移すと、笹原の 白谷ノ丸と黒岳も見えていて
その奥に見えるはずの 南アルプスには雲がかかっていましたが
前回は 全く眺望がなかったことでもあり
歩いたことのある山々を こんなふうに見渡せるのは、とても嬉しいことでした。
ほんの少しの登りで 大きな岩があり
その先の開けた草原を進むと
雁ヶ腹摺山の頂上です。
山頂は南側だけが開けていて
旧五百円札に描かれていたという 富士山が見えます。
描かれた当時より木が茂っているために 裾野が隠れてしまっていますが
草原を前景にした 富士山の眺めは、うっとりするほど 優美でした。
今日はこの草原に咲いている お花たちの様子を見に来ましたが
以前より ススキやカヤ?(オギ?スゲ? よくわかりません )が多くなり
また 時期もすでに遅かったようで
蝶が盛んに吸蜜しているマルバダケブキやアザミの他には
咲き残りのトモエソウとノコギリソウ、ウメバチソウくらいしか目につきませんでした。
お花は気になるけれど、姥子山へも行ってみようということになり
尾根を下っていくと、あれあれ・・
生え変わりの時期なのでしょうか
笹が枯れていて
それは、この先しばらく続いていました。
コウモリソウが一面に地味な花をつけ
さらには 先ほどの白いキクの斜面
ヤマトリカブトもたくさんあります。
これはもしかして、クマの爪あと?
あっ! 今、シカが逃げていったよ・・
そんな広葉樹の中を 道はどんどん下っています。
なぜって、姥子山の山頂は 1503mですから
駐車した 大峠よりも 低いのです。
林道・奈良子線を横切り 岩がちの登りになると
まもなく 姥子山西峰で
さらに進むと、ほぼ360度展望のある東峰に着きました。
下りてきた雁ヶ腹摺山が見えています。
そして、富士山は こんなふうに見えていました。
右手の眺望は 吹切尾根でさえぎられてしまいましたが
富士山から左手側は、道志から丹沢、上野原さらには奥多摩と
霞んではいるものの 素晴しい眺めです。
日射しが暑くなってきたので、そろそろ 戻ることにしましょう。
つやつやしたイワカガミの葉がびっしりとついた岩峰を下り
つい先ほど 下ってきた道を登って帰ります。
下りでは気付かなかった スミレの葉が そこここで目に付き
眺望の冬、新緑の春、紅葉の秋と、この山はそれぞれに楽しめそうです
雁ヶ腹摺山の草原で また少しだけお花を見て、大峠へ戻りました。
ヤマトリカブト/ヤマトリカブト/ノコンギク
コウシンヤマハッカ/コウシンヤマハッカ/ミヤマママコナ
ヤハズヒゴタイ/タムラソウ/トモエシオガマ
ハナイカリ/モミジハグマ/ヤマハハコ
ウスユキソウ/ノコギリソウ/イヌトウバナ
ヤマオダマキ/トモエソウ/マルバダケブキ
写真掲載以外では、キオン、アキノキリンソウ、ミツモトソウ、オミナエシ、オトコエシ
ゲンノショウコ、オヤマボクチ、ノハラアザミ、ホソエノアザミ などを見ました。
大峠7:30-8:30雁ヶ腹摺山8:40-9:40姥子山10:00-11:10雁ヶ腹摺山11:30-12:20大峠
この富士山は見事な形だねー
さすがにお札を飾る日本を代表する山だわ。
この時期もまだまだお花が見事!
はなねこさんのお陰でお花たちが引き立ってる。。
元気になったようで・よかった!
そろそろ山も秋に突入だね。
予定はあるのかな?
昨日から涼しいね。
続々と展開するお花の歳時記、とても楽しみです。
それにしてもはなねこさん家は、我が家からよりは確実に山に近いなあ。
クルマで移動できるのもとてもうらやましいです。
で、話はかわるけれど
>まだ不安いっぱいの夫
って言うのは「なんでかなあ」なんて、ちょっとミーハーしています(^_-)。
お仕事中にありがとう♪
見つからなかった?
富士山がホントに見事でした(^-^)
milkさんにご一緒していただいた小金沢連嶺と滝子山
その間の南大菩薩を歩いてみたいですね。
大谷ヶ丸から滝子山までがまだつながっていないんです。
紅葉の山、そろそろですね。
でも、今のところ 予定はまったくありません。
どこか行きたいとは思っているのですが・・・。
中央高速は相模湖ICを利用しますから、近いんでしょうね。
車を使えると便利なことが多いですね。
運転はというと、乗っているだけのことがほとんどですし。(^_^;)
夫の不安はね・・
脚と足が痛かったり、違和感があったり だそうです。
そんなわけで、これからの予定が未定なんですよ。
少し涼しくなったので、低山にいこうかしらね♪
さすが、はなねこさん。
秋のお花をもうこんなに見つけて・・・
雁ケ腹摺山、何度か行こうと思ってまだ行けていない山。
あ~やっぱりこれからの季節は富士山を眺める山に
行かなきゃですね~!
レイジンソウ・・・うんうん、水面から出た足みたいですね。
これは見つけたら分かるかも。
中央線沿線の山々、私もまた歩きたいです。
小金沢連嶺も歩きたいんです。
連れてってくださーい(笑)
ホントに涼しくなって気持ちいいですね~(*^_^*)
この前、この景色が見えなくて、
なんだかつまらない頂上と思った私です・・・。(-_-;)
お花は紫色のものが多いですね。
ほとんど名前もわかりませんでした。
レイジンソウは麗人草かしら?
竹は、花がたくさん咲いたのを見ましたから、
生えかわるところですね。
色んなお花が咲くのですね。
私は涼しくなると言う予報を待って昨日竜爪山へ出かけて来ましたよ。
はなねこさんが高尾でシモバシラが咲き出したと言うのを拝見して、竜爪山でも咲いていると楽しみに出かけました。
こちらはまだ咲き始めたばかりで蕾が多かったです。
山ホトトギスやゲンノショウコ等、高尾と同じお花が結構有るんですよ。
急に涼しくなって、すっかり秋の気分です。
こうなると、大菩薩や御坂の山が気になりだしますね。
それに奥多摩も・・♪
色づきはじめた森の中を歩くのが、とても楽しみ(^-^)
秋のお花たち、まだ見てないものもあれこれあって
次はどこにしようかしらね。
そうそう、矢車草さんのところで見た あの根っこのクサリ場もいいですね(*^_^*)
確かに 富士山が見えないと物足りない山かもね。
nousagiさんの歩いたコースは シオジの森があって
秋は紅葉がきれいでしょうね。
笹はずいぶん枯れていました。
やはり花が咲くと枯れるんですね。
レイジンソウは やはりそれだと思いますよね。
伶人=雅楽の奏者 が被る兜の形に似ているからだそうですよ(^-^)
そちらからだと、高尾や大菩薩は遠いですね。
いつか時間がとれたら来てみてください。
富士山の形も、少し違って見えるとか・・。
お花は以前より少なくなっているようです。
竜爪山は、なかなかのお花の山のようですね~♪
毎年季節が巡ってくると、その季節のお花に会いたくなりますね。
お互い、近くにいい山があって幸せですね。(^-^)