伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

日蓮の本意 後編

2009-03-10 10:38:28 | Weblog
日蓮は二人の高弟に対して話した事は、
・自分は異国の人物である釈尊を尊敬するが、それよりも
日本国を尊敬する人間で最初からあった事。
・自分が立教に旅立つ前に、伊勢神宮の神様に自分の命と
引き換えにして、法華経を通して天照太御神へ国民が帰依
する道を作ることを祈願した事。
などなどを、天照太御神が中心に書かれた曼荼羅を見せな
がら説明しました。
そして、これから徐々に信徒を天照太御神への信仰に導く
教義を示して行きたいが、自分が自ら直接示すと信徒間に
混乱が生じるからと、二人の高弟に協力を頼みました。

これを聞かされた高弟は、大変なショックを受けました。
自分達が今までどれ程の苦労と辛酸を舐め、布教を命懸けで
して来たのかと。民衆に異端視される中、釈尊の一番の教
えだとして布教した事は、弟子達が民衆に受け入れられた
唯一の頼みでした。
この事を宗祖は理解しておられない。今の教団があるのは、
自分達の命と引き換えに成ったものだと憤慨しました。
この時の教団が集める寄付金は既に莫大な物でした。
やっとここまで成ったのに、今までの教義と組織を無にする
様な行動は宗祖と言えども絶対に阻止しなければ生けない
と、二人の高弟の考えは一致しました。
そして実行した事は、日蓮の食事に長期間の摂取で死に至
らせる毒草を混入した事です。
日蓮は徐々に体力を無くして弱って行きました。
この事を知っていながら黙って食事を受け入れていたのでし
た。今までの布教で自分を信じて付いて来て殺された多くの
弟子達への、今生でのせめてもの懺悔の気持ちからでした。
大教団の教祖でありながら最後まで地位や自分の命に固執
する事なく、国家と弟子を思い遣る優しい人物でした。

日蓮は二人の弟子に、天照太御神が中心の大曼荼羅3体と
天照太御神への信仰書を託していましたが、これは日蓮の
死後に全て弟子により焼失させられました。
日蓮の死後、この二人の人物が中心になり体制が整えられ
発展して行きました。 
後年、大きな秘密を抱えた二人の弟子は仲たがいして、それ
ぞれ別れて布教を拡大して行きました。ただ、日蓮の本意を
抹殺した恐怖感から、神社参拝を異常なまでに恐れて禁止
させました。
神霊は二人の名前をハッキリと示しますが、これは明かさない
でおきます。ただ、この時の因縁が現代まで色々な意味で
続いています・・・。

日蓮が目指した法華経の先には、太陽神と言う大いなる存在
がありました。 現代社会で物質的に成功している日蓮を信奉
する組織団体は、
・日蓮が立教する前に100日間もの長期の間、伊勢神宮に
特別な参拝をした史実。
・曼荼羅に唯一の一神、天照太御神の神名がある事実。
を再考されて、日蓮の原点へ戻られる事を願います。

以上の物語を、現世を激しく生き切った真の愛国者である
日蓮へ捧げます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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