伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

戸隠参拝記 1

2009-06-29 09:34:31 | Weblog
6月27日の早朝に自宅を車で出発して長野県戸隠に向かい
ました。 最初に向かったのは、戸隠神社の中社(ちゅうしゃ)
でした。中社の大鳥居の前に着きますと、斜め前に在る蕎麦
屋さんの行列が目に入りました。
昼前でしたので、家族の要望により先に蕎麦を食べる事にしま
した。凄い行列でした。近辺には何軒も蕎麦専門店が在るの
に、ここだけは行列でした。200mぐらい離れた所に、お店の
専用駐車場が2箇所ありました。
先に家族を店前で降ろして、順番台帳にサインしておけば良か
ったなと後で思いました。
家族が列に着いている間に、私は先に中社の散策をしました。

最初に在る大鳥居は、なかなか立派な形状をしていました。
伊勢神宮のような素朴な巨大さではなく、やはり修験(しゅげ
ん)の息吹を感じさせるものでした。
最初の大鳥居を潜り参道の石階段を上がりますと、すぐ右方
に大きな三叉の巨木がありました。
見上げますと、精霊が2体居ました。
小ぶりなカラス天狗でした。ピヨピヨと高音の音で喋りながら
私を見ていました。 街中の喧騒の中で居るのは、珍しいなと
思いました。
カラス天狗は、元は人霊である事が多いです。
戸隠の様な修験道の聖地では、昔から命を掛けた修験者が
多かったのです。その中で、修行がある段階まで達した人間は
死後、その霊体が半物質化して現実界に留まり、自在に動く
事が出来ます。

修験者として生きている時に、霊術により純粋な人々を騙して
金品を得た修験者は、死後に黒いカラス天狗の姿となり地獄
で苦しみます。
昔に生きた修験者の中には、腹が減ると街に下りてきて、自分
の「使い魔」を飛ばして裕福そうな家の家人を病気にさせまし
た。そして偶然を装って、その家を尋ねて行き
「この家に病人がおるでしょう?」と言い、自分が放った使い魔
を回収して、その場で病気を治す自作自演をしたのです。
何も知らない家人は大変に驚き、修験者を泊めて接待すると
いう運びに成ります。

この霊的な仕組みは現在でも同じです。
霊能者やヒーラーが、それ専業で生活するには御金が必要
です。年間の生活費ともなると、大金が必要です。
自分自身が生きる本能として、自作自演の「使い魔」を知らず
に放ち、相談者と相談者の知る裕福な知人(霊能者がまだ知
らない客)にまで不幸を起こさせます
そして、人伝に有料先生の所へ相談に来る破目にさせます。
有料先生自身は純粋な人助けと思っていても、駄目なので
す。
つまり、有料先生や祈祷者を知っているだけでも注意が必要
です。また、自分の知人に、そのような連中が好きな人物が
居ても注意が必要です。いつ飯の種にされるか知りません。
もし、知人にその様な方がいても、霊的な話にだけは一切乗ら
ないと心で誓って付き合えば大丈夫です。
使い魔は、誘導できるかどうかを最初にチェックしますので、
本人が気が付いていると認識すると、他の人の所へ行くもの
です。

戸隠の中社の入り口で見張っていたカラス天狗は、神様の
御使いでした。修験者の中で純粋に生きて神仏を最後まで
愛した行者は、死後も神様の御用をすることがあります。
行者上がりの御用をする魂がとる姿は、カラス天狗の様相が
多いです。
美味しい戸隠の蕎麦を食べた後、中社を家族で参拝しました。
                        ・・・続く。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
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コメント (517)
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