伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

旅行記1 御垣内参拝(みかきうちさんぱい)

2010-09-02 10:40:11 | Weblog

伊勢神宮の御正殿(ごしょうでん)を幾重にも囲む玉垣(たまがき)の中でも、神官により案内されて内側の玉垣の中で参拝をする事を御垣内参拝(みかきうちさんぱい)と言います。
今回は、写真集「太陽と大自然の神々の地、伊勢
」の御礼を兼ねて、「読者を代表して正式参拝をさせて頂きました。

今回は旅行に行く前から、内宮での「国家繁栄」の大々神楽(だいだいかぐら)の奉納と、内宮の御垣内において「国家安泰」と「天皇陛下の長寿」への思いを奉納するつもりで行きました。

正式参拝をさせて頂いて、伊勢の神様は生きておられると言う事を体感しました。
不思議な奇異は一切無かったのですが、一つだけ言いますと、内宮御正殿の中重鳥居(なかのえのとりい)の真下あたりで、とても強い潮風(しおかぜ)に全身を包まれました。
まさに前方の正殿(しょうでん)が海であり、そこから海の香りがする風が吹いて来る感じでした。隣にいた家族には、分からなかったようです。

伊勢神宮は明治時代まで、個人からの寄付や祈願を正式には受け付けていませんでした。その代わりに個人の願い事を厳禁にして、国家の安泰と繁栄だけを奉納する場所としていたのです。ただ、運営費は国からの税金でした。
この二千年近く続く仕組みを変更させたのが、明治天皇でした。
明治天皇が伊勢神宮を個人にも開放させて、個人からの寄付や祈願を受け付け始めました。この変更の御陰で現代の伊勢神宮は、税金に頼らずに寄付で運営されています
これから首相が変わっていけば、財政難の名前の下に、無慈悲な緊縮財政が始まる可能性があります。
もし明治天皇により、個人寄付の導入がされていなければ、税金に依存する伊勢神宮では存続出来なかったかも知れません。
まさに100年間を掛けて、「神宮が存続できる体制」を明治天皇が予見して改革していたのです。
ただ、遷宮(せんぐう:20年間ごとの建て替え)の余った寄付金を、神宮から「逆に」国へ寄付する仕組みや、信仰への課税を新政権は始めるかも知れません。
ただ、今回の内宮参拝では、ほんの数十年しか生きられない人間には、ビクともさせる事が出来ない磐石な神の息吹が存在することに安心しました。

生かして頂いて ありがとう御座います



人類の 5% 運動を広めたいです。
    
応援して下さる方は、この3箇所をクリックして下さい。
クリックして現れるランク一覧の中から伊勢白山道を押してね。
携帯からクリック出来ない場合は、
http://www.geocities.jp/poriporry/m/ 

初めての方は、まずCATEGORYの「初めての方へ」、先祖供養については
BOOKMARKの「短冊と線香による先祖供養ダイジェスト」をお読み下さい。
携帯からアクセスの場合はアーカイブの中にCATEGORYがあります。
私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。
タイトル名に必ず、質問、と記入してください。

リーマンの最新著書:伊勢と白山の統合写真集。価格も奉仕です。
伊勢神宮から白山へ、その聖なる軌跡

コメント (572)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする