伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

時代の流れ

2010-11-01 12:13:00 | Weblog

東京で開催されました伊勢神宮の展示会へ読者が行かれた時、大昔の神札や屏風、古文書には「天照御神」という表記がされていたそうです。
読者が会場におられた説明をされている人に、
「昔は神様の御神名を、大ではなく”太”の表記だったんですね?」
と、聞かれたそうです。
すると、その方は
ああ、昔は点が入っていたんです。明治天皇が中国の思想を嫌って点をとってしまったんですよ
と、仰ったそうです。(その方は、なんと伊勢神宮の禰宜(ねぎ)をされた人物でした。とっても偉い神職です。)

これは、過去記事(
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20101020)でも少し触れましたが、神宮司庁発行の資料によりますと、
「明治五年九月の当時の政府の通達である「太政官布告第二七二号」で、太→大にと布告され、皇太神宮や太神宮の「太」の表記を、日本書紀などに見られる「大」にすべて統一することとなった。おそらくこの改正に影響されて、第56回(明治二十二年度式年遷宮)の造営のときから、「太一
」に代えて「大一」を使うようになったと思われる。読み方は「たいち・たいつ」を多く使っていた。
今回、神宮から式年遷宮の諸準備を始めるにあたり、古儀を尊重して、式年造営の標章は「太一」に統一することとが勧められ、各奉曳団もそれに倣った。」
とあります。
この時に、なんと神札までもが、太→大、へと改変されたようです。
とても明治天皇の発言力は強くて、奈良時代(今から1300年以上前)の神札や文書でも確認できる、伝統の「太」の文字の変更がされたのです。太陽の太でもある文字です。
これは大霊覚者である明治天皇がされたことですから、神意があります。
一度、自ら点を抜いて空白、つまり開放してから再度、未来の天皇が点を入れて締める意味を感じさせます。
つまり、国の時代の流れである江戸の鎖国から明治以降の開放の時代のことです。そして、再び点を入れる時代へと流れる暗示をしています。

また、天照太御神の時代による読み方の違いもあります。
日本書紀には、読み音が「あまてらすお”ほ”みかみ」とあります。古事記では、「おお」と「おほ」
が両方あります。
明治時代以降は、やはり「おお」に統一されています。これもまた、時代で変わって行くでしょう。
しかし、古神道の言霊学(ことだまがく)を正しく知る人には、「おお」は有り得ない発音です。
言霊の大家と呼ばれた大本教の出口氏にしても、自らの「霊界物語」には「おほ」と読み仮名をしています。
漢字の名称のこだわりよりも、発音は波動ですから非常に重要です。
このような話は、神気と感応できる人物と、ただの耳学者との間で意見が分かれるところです。

要は、自分の心の外にいる「ナントカ神が、このように仰った」のような時代は終わりです。
自分の心の中に「あまてらすおほみかみ あまてらすおほみかみ」の流れを、誰もが感じる時代に入っています。
皆さんは、この不自由な次元に、自ら「あまてらすおほみかみ」の音と共に生まれて来ているのです。
この言葉(ことは)は、タダの神名では無く、宇宙に今も鳴り響いている「音」です。
この10音段階の音と流れで、この世界すべてが産まれ維持されているのを感じます。
今がどんなに苦しくても、必ず改善します。
現状への感謝と共に、「あまてらすおほみかみ あまてらすおほみかみ」を日常の中で思うことです。
この音は、今朝も私の胸の中で鳴り響いていました。


生かして頂いて ありがとう御座位ます


人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。
タイトル名に必ず、質問、と記入してください。
病気や体調については、医師の診断を受けて優先してください。ここでの話は、
あくまでも参考意見です。


簡単な表現の文章ですが、強い改善力を目覚めさせる本です。
だいじょうぶ!「幸せの神様」が微笑んでいる
修正点です。174ページ4行目の続きには以下の文面が入ります。
「いかないのです。まずは、心に神様を意識して生きましょう。」


リーマンの最新著書:伊勢と白山の統合写真集。価格も奉仕です。
伊勢神宮から白山へ、その聖なる軌跡

コメント (506)
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