ならまちを歩くと 軒先に赤い人形のようなものが吊るされている光景が見られます。
これは「庚申さん」と呼ばれる神のお使いである猿を模った魔除けのお守りで「身代わり申」と呼ばれています。
その家の住民に降り注ぐ災いを 代わりに受けてくれるとの言い伝えがあるそうです。
青面金剛像が祀られた「庚申堂」には 香炉を支える猿が・・・
他にも沢山の 身代わり申が・・・
岐阜県の飛騨地方にも 「さるぼぼ」と呼ばれる猿を模した人形があり 同じような信仰があるそうです。
なかなかユニークな信仰では?