おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

天王寺に冷戦時代を象徴するあの壁が!・・・ベルリンの壁

2024年04月26日 06時06分49秒 | ハイキング

 天王寺動物園を見学した後 ボランティアガイドさんの案内付きで周辺を観光しました。
ガイドさん抜きでは訪れないような穴場も案内していただきましたが サプライズはこのお寺にありました。

 そこはアベノハルカスのすぐ近くにある「統国寺」でした。

 

 寺の大門をくぐって進むと 2枚の巨大な壁が横並びに立っていました。
これは 何と! 有名な「ベルリンの壁」で 崩壊前の姿そのままの実物でした。

 

 ベルリンの壁は 冷戦時代にドイツのベルリンを分断して 行き来が出来ないようにするために築かれたものですが・・・
1961年に設けられ 破壊される1989年までの28年間存在し続け その間ドイツは東と西の2つの国に分かれていたのです。
 壁には 銃弾の跡なのか? 破壊するために壊された痕跡なのか? らくがき等が当時のままに残されており リアルです。

 

 裏側はこんな感じですが この壁は西ドイツ側のもので 背中合わせに東ドイツ側の壁がもう1枚立っていたそうです。

 

 こちらは 統国寺隣の料亭の 素敵なお庭を覗き見させていただいたものです。

 

 次は 天王寺公園が見渡せる高台からの景観ですが 橋の向こうの小山が大阪夏の陣・冬の陣の舞台となった「茶臼山」で 標高26mで
大阪五低山の一つに数えられています。

 

 別方向を見渡すと「通天閣」も確認できます。

 

 こちらは 今は休園中で入れませんが 広大な敷地内に見事な池泉回遊式庭園のある「慶沢園」です。

 

 「市立美術館」も大阪万博前の改修工事中で休館中です。

 

 美術館近くからは 数年前までは300mで国内最高の高さを誇っていた「アベノハルカス」も見えています。

 

 格式ある古い門は「旧黒田藩蔵屋敷長屋門」で 江戸中期の貴重な遺構として大阪府有形文化財にも指定されています。

 

 こちらの通天閣の麓にあるお洒落な建物は「ギャラリー再会」で 当初は片岡千恵蔵等往年のスターも訪れていた喫茶店だったそうです。

 

 今回は大阪天王寺で 思いがけず本物の「ベルリンの壁」を見ることができて驚きでした。

 でも何故 統国寺に存在するのでしょうね。

 調べてみると これは韓国の信徒さんが寄進されたようで 分断された自国がドイツのように統一されることを祈願してとのことでした。


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