本ブログを始めて約三ヶ月。アップしているのは昔の山歩き記事ばかりだが、
当初、設定したブロクのカテゴリーを一通り、埋めるまでの期間はこのような古い記事が続くことをどうかご容赦願いたい。(2020/04/05記)。
2023年1月9日、再アップ。
今年(2015年)は季節の進行ペースが早い。
4月になったら、雪深い内陸地方でもスプリングエフェメラルが咲き出してきた。
4月12日(日曜日)は家人と仙北市に春の花を観に行った。
此の地はみちのくの小京都とも言われる角館の桜並木が有名だが、それ以外にももう二箇所、素晴らしい花スポットがある。
今回、訪ねた第一の花スポットは刺巻湿原。
此処はミズバショウが有名で、新幹線こまちに乗ったままでも、ちらっと見ることは出来るが、
ちゃんと見るにはJRさしまき駅から国道46号線を少しだけ角館側に戻り、整備された木道を歩く必要がある。
今日のミズバショウはいつになく初々しく美しかった。
ミズバショウ
数は少ないが、ここではザゼンソウも見られる。
湿原内の小川の畔にキクザキイチゲが少し。
キクザキイチゲ、青味のやや強い個体。
樹林越しに望む白いお山は秋田駒ケ岳。
4月12日はもう一箇所、西木の『かたくり群生の郷』も訪ねている。
かたくり群生の郷に向かう途中。
八津の集落に入って聞くと、有名なカタクリの花絨毯エリアはまだほとんど咲いてないとのこと。
仕方なく、今回は一番、早く咲き出す鎌足神社入口付近で見ることにした。
このエリアはカタクリ以外のスプリングエフェメラルも多い場所だ。
フクジュソウ
アズマイチゲ
フクジュソウとカタクリ(蕾)
カタクリ (開花寸前)
カタクリ
エンレイソウ
キクザキイチゲとフクジュソウ
キクザキイチゲを単体で撮ろうとしたら、ビロウドツリアブが。
このキクザキイチゲは萼の裏側がピンクを帯びていた。
キクザキイチゲとカタクリの混生シーン二枚。
ご覧の通り、ここのスプリングエフェメラルはまだ初々しかった。
有名なカタクリの花絨毯は ⇒ こちら
・・・とここまで書いたのはいいのだが、
今朝のニュースで、冒頭の刺巻ミズバショウ祭り、西木のカタクリ祭りは
新型コロナウィルスの影響で中止になったとのこと。角館の桜祭りも然り。
残念だが、致し方無し。(T_T)
以上。