モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「秋田駒ヶ岳」の目次

2024年05月14日 | 秋田駒ヶ岳

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目を越すと、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。


(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


紅葉の秋田駒ヶ岳(2016年10月1日)

秋田駒は紅葉してるかな(2014年9月23日)

秋田駒は霧のち水玉紅葉(2015年9月22日)

九月中旬の秋田駒ヶ岳2&笹森山(2022年9月14日)

九月中旬の秋田駒ヶ岳1(2022年9月14日)

珍しく家内と初秋の秋田駒ヶ岳へ。(2017年9月5日)

初秋の湯森山と笹森山。(2021年9月1日)

初秋の秋田駒ヶ岳(2021年9月1日)

New 猛暑日に秋田駒3(2023年8月23日)

New 猛暑日に秋田駒2(2023年8月23日)

New 猛暑日に秋田駒1(2023年8月23日)

晩夏の秋田駒ヶ岳。後編。(2015年8月16日)

晩夏の秋田駒ヶ岳。前編。(2015年8月16日)

20年ぶりの秋田駒ケ岳(2013年7月20日)

秋田駒ヶ岳は花盛り(2017年7月10日)

2023年6月26日、イエロー秋田駒(4おわり)

2023年6月26日、イエロー秋田駒(3)

2023年6月26日、イエロー秋田駒(2)

2023年6月26日、イエロー秋田駒(1)

初夏の秋田駒ヶ岳。(2015年6月21日)

久しぶりに初夏の秋田駒ケ岳・後編(2021年6月17日)

久しぶりに初夏の秋田駒ケ岳・前編(2021年6月17日)

秋田駒ヶ岳の春姿と近くの水没林(2022年5月10日、18日)

New 秋田駒と田沢湖(2024年5月2日) ・・・「田沢湖・角館」と共用

早春の秋田駒と太平山(2023年3月11日) ・・・「太平山/春、夏」と共用。

岩手や仙北の白いお山紀行(2018年3月7日)・・・「和賀岳・真昼岳」と共用。

New 冬の田沢湖は麗しい/後編(2024年1月20日)・・・「田沢湖・角館」と共有。

New 冬の田沢湖は麗しい/前編(2024年1月20日)・・・「田沢湖・角館」と共有。



2016/10/01 秋田駒登山途中から田沢湖を望む。



2015/08/16 大焼砂から田沢湖、女岳、男岳を望む。手前にコマクサ残花。



2017/07/10 ムーミン谷のチングルマ群生。



以上。

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秋田駒は紅葉してるかな(2014年9月23日)

2023年10月09日 | 秋田駒ヶ岳

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

今年(2014年)は近場ばかりだが、けっこういろんな山を訪ねている。
特に8月下旬以降は休日に晴れが多かったせいもあり、休みのたびに山に入り浸っていた。
なのに何故か秋田駒ケ岳だけは行ってないことに気づく。
一昨日、月山に行ったら、1400m付近でもけっこう紅葉が進んでいた(こちら参照)。
ならば1600m超の秋田駒なら・・・と
急遽、9月23日に行くことになった。いきなり男岳山頂から始めよう。










ご覧の通り、けっこう赤くなっていた。

ただし、この日の秋田駒の上半分は雲に憑りつかれていたので、遠くの展望はイマイチだった
(直下の田沢湖もろくに見えなかった)。

男岳山頂神社  
 

右上は珍しいエゾツツジの紅葉。




女岳からは微かに湯気が上がっている。こちらはあまり焼けていなかった。




ここから先はいろいろな高山植物の草紅葉を愉しもう。

ミヤマダイコンソウ三態

 




ミヤマダイコンソウがこんなに紅くなるとは今まで知らなかった。

左からミヤマダイコンソウ、ヤマハハコ、ミヤマキンバイ。



チングルマ

(ミヤマキンバイも少し混じってる) 
 


右上はたぶんミネズオウ。

ミネズオウが黒く紅葉するとは知らなかった。

イワカガミも黒く紅葉していた(緑のままのものもあった)。




トウゲブキ、ハクサンフウロ、ミヤマダイコンソウ
   


右上はトウゲブキ


ミヤマキンバイ、ネバリノギランに黄葉のセリ科はミヤマトウキだろうか。


ヤマブキショウマ。下の方にヤマハハコ。



これは樹木、オオカメノキ。

    

                                          オクトリカブト


植物ばかり続いてしまった。この日の山岳風景も少し。


男岳の途中から横岳に連なる稜線を望む。



小岳を見下ろす。

 



ムーミン谷の紅葉はまだ浅かったが、 

ムーミン谷に突き出した無名の岩峰はほどよく紅葉していた。




最高峰・男女岳(おなめだけ)と阿弥陀池



焼森方面はよく焼けていた。




以上。

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猛暑日に秋田駒3(2023年8月23日)

2023年09月13日 | 秋田駒ヶ岳

(本頁は「猛暑日に秋田駒2」の続きである。)

男岳から阿弥陀池に下山した。
阿弥陀池から男岳方面を振り返る。




阿弥陀池越しに男女岳(おなめだけ)を望む。





その後は最高峰の男女岳(おなめだけ)に
は登らず、
避難小屋のかげに有る浄土平に行ってみた。
ここは雪消えが遅い場所なので、まだ何かしらの花が咲き残っているかもしれない。

と思ったが、いざ行ったら花はもう終わっていた。
特にウサギギクはちょうど今終わったばかり。
残っているのは地味な花ばかりだった。

エゾシオガマ
 
                                                                                                                                     シロバナトウウチソウ

イワオトギリ



シラネニンジン
 
                                            イブキゼリモドキ


トウゲブキ

 
                                           ミヤマコウゾリナ


阿弥陀池から横岳稜線に向かって登る道と合流。

しばし丈の高い草花を掻き分けながら登る。

ウゴアザミ



オクトリカブト

 
                                                                                                                                       ミヤマセンキュウ


横岳稜線は雲の上に出ていたが、雲のおかげで遠くの景色はさっぱりだった。
それでも大焼砂を少し下ってみる。

10分くらい下ると、
道の両側は黒っぽい火山礫地に変わった。
右側を眺めると・・・




白い小花をつけたマット状の植物はオヤマソバ。

周りの黒っぽい丸い葉はタカネスミレだ。

左側を眺めながら下りて行くと、コマクサの残花が有った。

コマクサの残花とタカネスミレの狂い咲き




コマクサ







イワブクロの残り花







大焼砂は20分くらい下りたところで引き返すことにした。

登り返しはけっこうしんどいものだが、
今回は右側(岩手側)の端を登ってみた。
するとそこにはキク科を主体としたお花畑が続いていた。
構成種はノコンギクとミヤマアキノキリンソウ、オクトリカブトなど。
他では見たことの無いお花畑だった。
おかげで今回はそれほど辛いと感じないまま、登り返すことが出来た。














灌木帯に差し掛かったら、ハナイカリがパラパラと咲いていた。

この花は秋田ではこの山でしか見たことがない。

ハナイカリ
 
                                          ホソバイワベンケイ雌株


この日の下山はこのところよく使うしゃくなげコースは通らず、来た道(新道コース)を通った。
理由は朝に掠めたクマさんだ。ガスや藪で視界が効かない中でバッタリ遭うのだけは避けたかった。

下山後、田沢湖湖畔から秋田駒ヶ岳を望む。
山頂部は雲に覆われてしまったが、隣の乳頭山は現れていた。




以上。

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猛暑日に秋田駒2(2023年8月23日)

2023年09月12日 | 秋田駒ヶ岳

(本頁は「猛暑日に秋田駒1」の続きである。)

新道コースを進むと、田沢湖がよく見えるようになる。




今回のマップ



男岳が近づくと、いっときだが、鳥海山も見えた。




鳥海山と田沢湖の贅沢な眺め。




男岳



ウゴアザミ



ハクサンシャジン
 
                                                                                                                                                     ミヤマアキノキリンソウ

ミヤマアキノキリンソウとエゾオヤマリンドウ



阿弥陀池のある平坦地に到着。







池の手前で男岳に向かう道が右に別れる。

ここから先はいつもどう歩こうか迷うところだが、今日は男岳山頂まで行ってみることにした。
理由は鳥海山や田沢湖をもっとよく眺めたかったから。

馬の背との鞍部まで上がると、
噴気を上げる女岳やムーミン谷が見えるはずだが
今日は雲が湧き出しており、ほとんど見えなかった。




反対側を振り返ると、男女岳(おなめだけ)と阿弥陀池はよく見えた。

男女岳(おなめだけ)



阿弥陀池




男岳で見た花たち

ヤマハハコ



ヤマハハコとウゴアザミ

 
                                           ミヤマリンドウ


アカモノ



タテヤマウツボグサ




ハナイカリとコウメバチソウ

 
                                                                                                                                                                               男岳神社


男岳山頂はガスが濃く、景色は何も見えなかった。

それでも20分ほど待っていたら、一瞬だけ晴れた。

男岳山頂から一瞬だけ見えた鳥海山と田沢湖



鳥海山



猛暑日に秋田駒3」へ続く。

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猛暑日に秋田駒1(2023年8月23日)

2023年09月10日 | 秋田駒ヶ岳

今年夏の秋田は異常気象が続いている。
七月中旬は記録的な大雨に見舞われ、八月は異例の猛暑続き、
たまたま鳥海山に行った8月9日、秋田市では38.2℃を記録した。
これが今年の(秋田市)最高気温かと思ったら、
秋田駒ヶ岳に行った8月23日は
それを上回る38.5℃だった
(結局、これが秋田市の観測史上最高気温となった)。

そうとわかったのは、もちろん下山後のことだが、山の上に居る間は涼しかった。
8月23日、下界から望む秋田駒ヶ岳は晴れているようだった。




上写真は、8月23日の午後、下山後に田沢湖付近から望んだ秋田駒ヶ岳。

逆光なので撮影しないでしまったが、登山前、早朝5時前に下界から見た秋田駒もこんな感じだった。
しかし八合目登山口に着いたら、ガスで何も見えない。




この日の秋田駒は岩手側からやませの雲がかかっており、

山頂部より東側は終始、このように霧に包まれた状態だったのだ。
そのせいもあり、この日、山の上に居る間は涼しかった。
歩き出すと、クマ警告の看板。







今年は6月26日に来た時、焼森でクマ成獣に遭遇している(こちら)。
八合目登山口付近では、確か一昨年、高山植物監視員の方がクマに襲われ、
負傷されている。今日も遭わなければいいなと念じつつ、
最初に出会った花、トリカブトを撮影していたら・・・










下の斜面の笹藪の中を大型の獣か人のようなものがガサガサと漕いで進む音が聞こえた。

今どき山菜(タケノコ)採りでもないだろうし、カモシカやシカはこの山では見たことは無いし・・・
撮影を中止、大声をあげて一旦数十m退却、10分ほど待って、再度通過した。
怖かった。あとで後続のご婦人にこのことを話したら、
「クマで間違いないでしょう。困ったもんです。」とのこと。
この御方もこの山で何度も遭遇されてるとのこと。

ところで秋田駒は夏の盛りを過ぎたと言うのに、花は多かった。
トリカブト以外の花を続ける。

ハンゴンソウとオクトリカブト



ハンゴンソウ

 
                                                                                                                                                                       ゴマナ

エゾシオガマとノコンギク




コウメバチソウ







これはずっとウメバチソウかと思っていたが、植物仲間のM氏から

仮雄蕊の分裂数が少ないので、コウメバチソウではないかとのご指摘を頂く。
花は直径2cmを超え、大型だが、ウメバチソウとコウメバチソウとの識別は
花のサイズではなく、仮雄蕊の分裂数で決まると教えて頂く
(仮雄蕊の分裂数はウメバチソウが12から22、コウメバチソウが7~11)。

サラシナショウマ
 
                                                                                                                                                                    ミヤマセンキュウ


セリ科も多くなった。

エゾニュウ
 


植物研究家いがりまさし氏によると、
「シシウド〜エゾニュウは、第一花序が第二以下の花序に埋もれます(革命的花序)」
とのことだが、右上の個体はその特徴をよく表していた。

エゾニュウ



片倉岳の山頂部(展望台)に着いたら、

ガスが晴れて山や田沢湖が見えるようになった。

男女岳(おなめだけ)



田沢湖




森吉山




遠く岩木山。





北側に八幡平。





今日は奥羽脊梁の山々は稜線にやませ雲がかかっていて見えにくかった。
いつもならよく見える乳頭山が雲をかぶり、今日は見えなかった。


猛暑日に秋田駒2」へ続く。

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