モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「出羽丘陵」の目次

2024年05月09日 | 出羽丘陵

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。

すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。

もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、
「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。

というわけで、記事数の多いカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。

ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の頁作りを行いますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

初冬の大曲姫神山と田沢湖。(2018年12月2日)

2023年11月、鳥海山と他の山々(高尾山)・・・カテゴリー「鳥海山逍遥」と共用

令和3年、晩秋の保呂羽山。(2021年11月30日)

2022秋の保呂羽山と白土山(2022年11月1日)

紅葉の保呂羽山とその後。(2021年10月30日)

華麗なる低山紅葉・白土山(2014年10月26,30日)

彼岸の中日に保呂羽山(2023年9月23日)


出羽丘陵で春紅葉と菫、ラピスラズリ。(2014年5月3~7日)

春紅葉とラピスラズリ、黄色いスミレなど。(2022年5月2,4日)

高尾山の春コレクション(2017年5月1,2日)

鳥海山を見るべく保呂羽山へ。後編。(2023年4月25日)

鳥海山を見るべく保呂羽山へ。前編。(2023年4月25日)

New 陽春の出羽丘陵で見た花(2024年4月23日)

初めて?の高尾山登山(2017年4月23日)

春の保呂羽山登山(2022年4月20日)

出羽丘陵で春の花探し。(2017年4月17日)

New 出羽丘陵で濃色イチゲとフクジュソウを見た。(2024年4月7日)

New 秋田のとある山で雪割草を見た(2024年4月7日)

出羽丘陵に蒼い春を見た。(2023年4月4日)


2021/11/30 保呂羽山の怪石



2014/05/06 ルリソウ




2014/10/30 白土山



以上。


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陽春の出羽丘陵で見た花(2024年4月23日)

2024年05月05日 | 出羽丘陵

(本頁は「玉簾滝で『ある花』を見た。」の続きである。)

4月23日は庄内で立派な滝とアズマシロカネソウを見て秋田県内に戻ったが、
時間が余ったので今度は出羽丘陵の谷間を巡って春の野花を見て廻った。
最初行ったのは(由利本荘市)大内町の奥地・滝温泉。
ここはかつて「天下の名湯」とか盛んにテレビで宣伝していたように記憶しているが、
現在は閉館している。
この近くの道端で四月上旬に次の写真のような濃い色のキクザキイチゲを見ている。

濃色のキクザキイチゲ(4月7日撮影、詳細はこちら



さすがに今日はこの花は咲き終わっていたが、
この花叢のすぐ傍の渓流沿いではアズマシロカネソウが咲いていた。

この花は今朝、玉簾滝で見たばかりの「ある花」だ。

アズマシロカネソウ
 



ミヤマカタバミ



スミレサイシン



エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?
 


(右上)キクザキイチゲの咲き残り


この付近には黄色いスミレが多かった。
場所によっては斜面一面がこの花で覆われているほどだったが、
それは光条件が悪く(午後の陽の照り返しが強くて)撮れなかった。

オオバキスミレ


オオバキスミレとタチツボスミレの混生



移動中、道路端ではあちこちでスミレ類を見かけた。

オオバキスミレ
 

(右上)スミレ

ヒメスミレ



ニョイスミレ(ツボスミレ)



続いて旧大内町の別場所でルリソウを見て廻った。
このお花、秋田では秋田市南部や大内町の丘陵斜面や土手などでときどき見かける。
今回撮影した場所は三ヶ所。
そのうち花が一番多かった場所はご覧のように急な斜面だった。

滑落しないよう片手で木の枝を掴まえながら撮影した。










ルリソウをアップで。






 





大内町と秋田市との境の峠道で丘陵の雑木林が奇麗だった。

ここは今、芽吹きの真っ最中。春紅葉になるのはまもなくだろう。







以上。

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出羽丘陵で濃色イチゲとフクジュソウを見た。(2024年4月7日)

2024年04月20日 | 出羽丘陵

(本頁は「秋田のとある山で雪割草を見た」の続きである。) 

4月7日はとある山でスハマソウを見た前後、
出羽丘陵の山あいを(クルマで)走り回り、道端に咲く野草を眺めている。
キクザキイチゲはどこにでもある草花だが、この日はやたらと青紫が濃いコロニーに遭遇した。







 


比較の意味で近くに咲いていた白や薄青紫タイプも。







こちらは別場所で見た薄青紫タイプ







別場所で見た青紫タイプ







別場所で見た濃い青紫タイプ







フクジュソウは秋田では山あいの人家近くにある土手斜面などでときどき見かける。
これは昔の住人が植えたものが増え広がったものと思われる。
ところが今回は斜面ではなく、山中の人家から離れた平坦地にも群生を見つけた。
こちらはどうやって増えたのか謎だ。










ルリソウの咲く斜面にも立ち寄ってみた。
ご覧の通り、やっと咲き出したばかりだった。

 

以上。

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秋田のとある山で雪割草を見た(2024年4月7日)

2024年04月19日 | 出羽丘陵

(本頁は「富士山似の鳥海山を探して。」の続きである。)

4月7日は秋田のとある山に登っている。




何故、「とある山」と名を伏したのか。
この山には雪割草の仲間(ミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ)が生えている。
秋田ではこの植物は絶滅危惧ⅠB類になっている。
かつてこの植物は秋田に多かったと言われているが、
昭和時代以降は悪質な園芸盗掘等により、息も絶え絶えになってしまった。

現在は生育地保護の観点からこの花の生える山は山名を伏せる傾向があるようなので私もそうした。
この山は豪雪地帯にあるため、年によっては豪雪で通行止めになり、入山できなかったり、
かと思うと年によっては暖冬で早く咲き過ぎたりと
なかなか花に逢えないでいたが、今回は珍しく開花に立ち会えた。

途中にある岩と樹木の合体風景。

下から望む。
 


(右上)場所をずらして望む。



この岩の前後の登山道沿いにはオオイワウチワが多く咲いていた。







もうすぐ山頂。




山頂直前でいっとき森林が途切れ、鳥海山が見えた。




再び森林に入って山頂の三角点に到着。




雪割草は山頂から下山路にかけて見ることが出来る。




 





広葉樹に覆われた急斜面にパラパラと生えている。

 





この山の雪割草は、秋田県発行の植物分布図では葉の形などからスハマソウとしているが、
分布上、秋田県のものはオオミスミソウとする説もある。
今回見たものは白と薄いピンクが多く、青系は非常に少なかった。
山形県のとある山(こちら)のような青紫の濃いタイプはこの山には無いようだ。




少し下山してから下りて来た稜線を振り返る。




不思議な形の古木




突然、森林が切れて目の前に鳥海山が躍り出る。




伐採地を少し下りてからこの山を振り返ると、

広葉樹林はたったこれだけしか残っていないことがわかった。
スハマソウが絶滅するのは時間の問題かなと思ったりした。




この山で見かけた他の花たち。

シュンラン



ナガハシスミレ



キブシ



キクザキイチゲを2タイプ。

 



この山の青紫タイプは色が濃いものが多かった。


出羽丘陵で濃色イチゲとフクジュソウを見た。」に続く。

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彼岸の中日に保呂羽山(2023年9月23日)

2023年10月15日 | 出羽丘陵

(本頁は「彼岸の中日に八塩山」の続きです。)

やっと涼しくなったので、9月23日はふたつの低山を駆けてみました。
午前中は既に報告済の八塩山(713m)、午後は保呂羽山(438m)です。

八塩山から望んだ保呂羽山



山麓(上坂部集落側)から望んだ保呂羽山






このお山、今の季節、花は無いだろうと思っていたら、意外にも多くの花が咲いておりました。
まずは登山口の向かい、駐車場の湿地で。

ツリフネソウ


ツリフネソウ


キツリフネ



このアザミは何でしょう。

 
 

                                          ナギナタコウジュ

アザミの正体は友人によると、ダキバヒメアザミではないかとのこと。


今回のマップ



登山道を歩き出したら。

ギンリョウソウモドキ
 

                                         キバナアキギリ


岩割りの木



オオカニコウモリ
 

                                         オクモミジハグマ


保呂羽山はかつて佐竹の殿様がよく参拝していたと聞きます。
山頂近くには立派な波宇志別神社があります。

波宇志別神社



もうすぐ山頂。




この山の上半分はブナやミズナラなどの天然林に包まれているので、
展望は効かないような印象ですが、

いざ登ると山頂手前から、鳥海山や先に登った八塩山など、南の方の山々がよく見えました。

鳥海山と八塩山(左側)



参考までに2022年4月20日(朝)の同じ眺め。




丁岳方面


甑山方面



下山路では、登る時と違う花が咲いておりました。

ヤマハッカ
 

                                            トガヒゴタイ?

ツクバネの実



クサボタン

 


下山途中の岩場。



以上。

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