モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「月山/羽黒口」の目次

2023年10月06日 | 月山/羽黒口

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。

当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


New 月山弥陀ヶ原で草紅葉を。(2014年9月21日)

初秋の月山(羽黒ルート)展望紀行。(2017年9月1日)

久しぶりの月山の花3(2014年8月2日)

久しぶりの月山の花2(2014年8月2日)

久しぶりの月山の花1(2014年8月2日)

羽黒ルートから月山へ。後編(2016年7月23日)

羽黒ルートから月山へ。前編(2016年7月23日)

月山のクロユリはどうなった。(2015年7月5日)



2016/07/23 弥陀ヶ原のオゼコウホネ



2016/07/23 月山・羽黒ルートから鳥海山を望む。 



以上。

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月山弥陀ヶ原で草紅葉を。(2014年9月21日)

2023年10月05日 | 月山/羽黒口

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

月山は今年8月アタマに山頂まで行った(こちら)が、
今日(9月21日)は山頂には行かず、中腹、主に八合目周辺と五合目付近を彷徨ってみた。




朝7時頃、羽黒口八合目から歩き出したら、弥陀ヶ原の木道は霜が降りてツルンツルンだった。

(朝、異様に早いのは秋田市を午前4時に発ったおかげ。理由は八合目の駐車場がすぐ満車になるから。)

 
                                           エゾオヤマリンドウ


花はエゾオヤマリンドウが少し残っている程度、

当てにしていた湿原越しの鳥海山も雲の通り道になっており、よく見えなかったが、
弥陀ヶ原の草紅葉は好い塩梅だった。

キンコウカが濃い場所。




弥陀ヶ原越しに月山主稜線を望む。













北東側を眺めると、新庄盆地は雲海に覆われていた。




奥の山並みは葉山。




8月アタマに来た時(こちら参照)、うっかり見逃してしまったオゼコウホネ。




 (´π`; 花は終わってた。
来年こそ、必ず・・・。

近くの雪田地帯に足を踏み入れたら




イワイチョウの黄葉がおみごと。




ミヤマリンドウ




これはイワショウブか。

 


右上はシロバナトウウチソウ。
この株はいち早く紅葉していた。

このあたりはまだ緑色だ。

 


奥へ進むと、なっ( ̄π ̄;なんとまだ雪が残っていた。




彼方の新庄盆地はまだ雲海に覆われたまま。




無数の銀色にはためく植物は






チングルマの実だった。

アナと雪田の女王、ヒナザクラがまだ咲いていた。



雪田の女王様を見るのはおそらくこれが今年最後になるだろう。

今回は早々に帰路につく。
順当なら立谷川の流れの向こうに鳥海山が見える筈だが・・・



今日は雲をかぶったまま、一度も見えなかった。

山麓の林縁に咲いていた地味なソデ植物たち。

クロバナヒキオコシ




カメバヒキオコシ




また来年、今度は初夏に来てみようと思う(⇒2015年7月5日)。

以上。

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羽黒ルートから月山へ。後編(2016年7月23日)

2023年08月06日 | 月山/羽黒口

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしてアップ。その後、内容を少し改め、再アップしたものである。)
(本頁は「羽黒ルートから月山へ。前編」の続きである。)

山頂付近で咲いていた花たち。




ヨツバシオガマ 
 
                                                                          ミヤマキンポウゲ 


このお花畑は種類がとても多い。




ウサギギク
 


ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)の古花 
 
                                                             コメススキ


山頂部



雪渓の周辺で咲く花たち

チングルマ  



ヒナザクラ



羽黒ルートがユニークなのは高層湿原から始まる点だろう。
弥陀ヶ原湿原は標高1400m超と高所にあるので、湿原性のみならず高山性の植物も豊富に生育している。
したがって無理に月山に登らなくても、月山に産する多くの花が見られる場所にもなっている。

私はいつも下山の際にここを一巡りするようにしている。
まずは月山をバックにした湿原風景。







続いて鳥海山をバックにして。

鳥海山がこんなによく見える日はとても珍しい。













湿原の花たち

モウセンゴケ 
 
                                             キンコウカ


キンコウカが特に濃い場所。









ニッコウキスゲ    
 
                                                                                                    コバギボウシ


オオコメツツジ







池塘に浮かぶ丸っこい葉の水草はオゼコウホネだ。



オゼコウホネは長らく尾瀬と月山(弥陀ヶ原)にしか無いと思われていたが、
1970年頃、私の高校時代の恩師が秋田県南部の湖沼でも見出している。


帰途、五合目付近から見た鳥海山。下は立合沢川の谷。




今日は月山に行ったのに終始、鳥海山ばかり見ていたような感じだった。
最後に鶴岡市郊外から見た月山を。





以上。




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羽黒ルートから月山へ。前編(2016年7月23日)

2023年08月04日 | 月山/羽黒口

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしてアップ。その後、内容を少し改め、再アップしたものである。)

7月23日(土)は当初、鳥海山に行くつもりでいたが、予定より早く目が覚めてしまった。
このまま出発すると、鳥海山登山基地の鉾立駐車場には早く着きすぎて真っ暗だろう。
ところが月山羽黒ルートの八合目、弥陀ヶ原なら夜明け頃のいい時間帯になりそうだ。
また花の種類だったら、鳥海山よりも月山の方が豊富だし、
眺めも鳥海山から月山を望むよりもその逆の方が良いだろうし・・・
てなわけで急遽、月山に向かうことにした。
秋田市自宅を午前2時20分出発、5時ちょうどに弥陀ヶ原駐車場に到着。5時20分から登山開始。

今回は天気に恵まれたので、花の写真は可能な限り後回し(下山時)にしたので、
二時間もかからず、山頂に着いてしまった。

まずは登りに見た山岳風景から始めてみる。

日の出直前、五合目付近から見た鳥海山。下は立合沢川の谷。



立合沢川の東側の山には「やませ」の時、見られるような雲がかかっていた。




弥陀ヶ原でちょうど日の出。

いよいよ登山開始だ。
登りだしても、後ろの鳥海山が気になり、ときどき振り返る。

霧凌坂の途中から振り返ると・・・




九合目・仏生池の少し手前あたりから北を望む。

右(東)側はびっしりと雲に覆われていた。




月山なのに鳥海山の写真ばかりで恐縮だが、今日は鳥海山がよく見えるのでしょうがない。

少し東側の眺めもお届けしよう。

東側は雲海がびっしりと広がっており、逆光だったが、東北の名山がいくつか同定出来た。

北東方向は神室連峰や栗駒山の他、左奥に焼石岳、微かに早池峰山も見えた。

手前の雲海は滝雲のようになっていた。




真東には葉山、そして船形連峰。




南東方向を望む。

左から神室岳、雁戸山、蔵王連峰。 
この雲海の正体だが、この日はやませの勢いが強く、
奥羽山脈を越えて、山形県の内陸盆地まで雲が押し寄せたせいではないかと後で気づく。




月山山頂を過ぎて南西方向を望む。

姥沢ルートの稜線や朝日連峰を望む。雲海は朝日連峰の際まで押し寄せていた。
と言うことは、山形県内陸部の天気は全て曇りと言うことになる。




以東岳



朝日連峰と雲海。

夏場にこんなによく晴れて見通しの効く日は極めて珍しいと聞く
(このエリアで山ガイドをされているという方のお話)。




ところで月山本体はさっぱり紹介してなかった。

月山山頂台地南側から山頂(右側)と鳥海山を望む。



月山山頂付近から見た鳥海山。



昼近くなったら雲海も晴れ、帰り道では隣の葉山も全体が見えるようになってきた。




月山は花の豊富な山。
この日、羽黒ルート沿いで見かけた花を列記してみる。

ハクサンシャクナゲ。行者返しにて。遠景は鳥海山。



初夏の主役、ハクサンイチゲは終盤に差し掛かっていた。

ハクサンイチゲ 
 

右上はミヤマシオガマ。 こちらは最後のひと花


代わって今が盛りだったのは・・・




ハクサンフウロ 
 

右上、ハクサンシャジンは咲き出したばかり。


月山なのに白山の名のついた花ばかり続いたが、立山も少しだけ有った。

タテヤマウツボグサ



ナンブタカネアザミ
 

右上、トウゲブキも咲き出したばかり。


数は少なかったが、モックラ坂付近で見たのは・・・

チシマギキョウ






チシマギキョウは以前は全く見かけなかったが、去年から植生復元箇所付近で目にするようになった。

復元作業の成果だとすればそれは喜ばしいことだ。

トウヤクリンドウは(尾瀬燧ヶ岳を除けば)東北では月山にしか無いと言われる花。

 今回は時期的にはまだ早いと思っていたが、咲き始めの数個体に巡り会えた。

 


トウヤクリンドウの生育場所は限られているが、

ミヤマリンドウは弥陀ヶ原の湿原から山頂の乾いたところまで広く分布していた。
この花が咲くとなんだか秋の気配を感じてしまうが、開花は思ったよりも早いようだ。

ミヤマリンドウ




後編へ続く。

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久しぶりの月山の花3(2014年8月2日)

2021年08月06日 | 月山/羽黒口

(本頁は「久しぶりの月山の花2」の続きです。)

月山には立派な湿原が二箇所もある。
そのひとつ、弥陀ヶ原は羽黒口の八合目にあたり、標高は1400mと少し。
場所によっては、尾瀬ヶ原のように高層湿原となっており、日本いや本州では珍しく広大な湿原風景が愉しめる。
















池塘の形も面白い。

 







池塘の中に生えるのはミツガシワ




この池塘は木道よりも一段高い場所にあった。



( ̄π ̄; だから高層湿原なのか。


 

                                           大きな葉はミズバショウ


月山登山道に較べ、花はあまり多くないのだが、いくつか紹介してみる。

ニッコウキスゲ



枯れかかったコバイケイソウとコバギボウシ蕾
 
                                              コバギボウシ

イワイチョウとモウセンゴケ






キンコウカとモウセンゴケ


キンコウカ
 
                                             クサレダマ


クサレダマは弥陀ヶ原ではなく、羽黒山に近い低標高の道路端に咲いていたもの。

クサレダマとヨツバヒヨドリ



今回は弥陀ヶ原にも寄ったのに、( ̄π ̄;うっかりオゼコウホネを見ないで帰って来てしまった。
来シーズンの宿題としよう。

帰りは鳥海山が見えた( (´π`; 朝は雲を被ってて何も見えなかった)

酒田市郊外から見た鳥海山






以上。

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