ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

韓国ドラマにおける「愛」のありかた,その大人の精神性について

2015年05月28日 | ひとりごとを書く

 2015年のブログです

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 最近,韓国ドラマを観ていて,その「愛」の表現のすばらしさに感心しています。

 日本のドラマのように,すぐに裸になったり,セックスシーンが出てくるものとは違って,韓国ドラマでは,愛する者同士が互いに目で愛を深めていくような「見つめあう」シーンがとても印象的ですし,また,恋人たちや夫婦の「キス」のシーンでも,静かに深いとでも表現すればいいのか,とても静寂的なところが印象的です。

 大人の「愛」というのか,深い精神性が感じられるように思います(その一方で,韓国ドラマに出てくる女性のミニスカートのひどさにはがっかりさせられますが…)。

 日本も少し前までは同じような精神性のある世界だったと思うのですが,いつの間にかどうしちゃったのでしょうか。

 何とか最後までそういう世界が残っていたのが高倉健さんの「抑えた愛のありかた」だったのかもしれません。

 日本の大人たちの愛の表現の幼稚化は子どもたちの世界にも影響しているかのようです。

 人目をはばからずにいちゃつく高校生の「バカ」ップル(なぜかシーナさんふうになってしまいました(?))や最近はやりの恋人同士の「キス動画」の公開等々。

 「静かな国」の日本人はどこにいっちゃったのでしょうか。

 日本の大人の静かなふるまいがこれからはやはり大切になりそうです。

 子どもたちのためにも…。     (2015.5 記)

 

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