はにわの部屋

打楽器奏者・指導者平永里恵(旧姓:橋本)のひとりごと

今夜は…

2009年08月22日 00時12分04秒 | Weblog
今日、日中のレッスンを終えてから、

夜はコレに↓行ってきました。

http://www.aubade.or.jp/static/otoaso/

「音楽で遊ぼう!」という子供と大人のためのコンサートでした。


第一部 

こどものための合唱組曲「お菓子のうた」
作詩:蓬莱泰三 作曲:南安雄
1.わた菓子 2.チューインガム 3.ソフトクリーム
4.たいやき 5.おせんべ 6.ポップコーン

【出演】
指揮:古橋富士雄
ピアノ:清水香里
児童合唱:AUBADEジュニア・コーラス

ラッキー池田さんと彩木エリさん(ラッキー池田さんの奥様)による振り付けがつけられていて、それぞれのお菓子を連想させるステキな合唱でした。
とても面白い曲でした。お菓子好きにはたまりません


第二部
パーカッションとあ・そ・ぼ
【出演】
Chris&Shoko Percussion Duo
【賛助出演】
清水優

国内外でジャンルを越えて活躍していらっしゃるパーカッション・デュオ「クリス&祥子」のお二人のパフォーマンスでした。
バッハのメヌエットにパーカッションを足していい感じにアレンジされていたり、なんと!デュオで「剣の舞」を披露されたり(しかも祥子さんが一人で伴奏と旋律をマリンバを弾いていらっしゃった)、パガニーニの奇想曲24番もパーカッションを入れてノリ良くアレンジされていたり…
色々と勉強になりました。本当にありがとうございました!
クリス先生オリジナルの曲”タイム・アウト”では、お二人の息がピッタリ合っていてとても印象的でした。面白かったです。

クリス先生は本当にカッコイイなぁなぜあんなにステキな音が出せるのだろう!
祥子さんには一昨日初めてお会いして、ほんの少しだけでしたがお話させていただきました。
とっても穏やかでやさしくて、ステキな女性でした。
そのお人柄がマリンバの音色にそのまま表現されていて、心が穏やかになりました。

そのほか、ボディーパーカッション(参加)があったり、大学の後輩が登場したりしてとても楽しめました。


第三部
歌とパペット、影絵でおくるファンタジー
「白雪姫と七人のこびとたち」
【出演】
指揮:古橋富士男、ピアノ:清水香里
パーカッション:クリス&祥子
児童合唱:AUBADEジュニア・コーラス
パペット・影絵:mao company
朗読:河内麻美

グリム童話の「白雪姫」です。
なんといっても子供たちの歌声にやられました…
見知らぬ子供たちの歌声に始めから泣かされました。
最近、子供たちの歌声にはめっぽう弱い「はにわ」です。
あの純粋な透き通った歌声にとっても感動させられました。

しかし途中残念なことが…
「白雪姫」のお話の中で「毒りんご」を食べて白雪姫が一時的に「死んで」しまい、小人たちが泣くシーン&その後「白馬に乗った王子様」が登場して奇跡のキスをする”あの”感動的なシーン”(そうです!例のあそこです!)で…
斜め後ろ周辺にいた親子が”こちょこちょ(くすぐり)ごっこ”をして大笑いしていました。
せっかくホール全体が「いい感じ」の空気だったのに、彼らの爆笑が響き渡っていて客席を若干シラケさせました。

こともあろうに”あの大事なシーン”でです。
しかも「死」を取り扱ってる(ココとても大事!!)真っ最中に親子共々「ゲラゲラ(大爆笑)」。
子供はともかく…親(大人)まで…

正直、親の神経を疑いました。
いくら子供が舞台に集中していないからといって、公演中のマナーを考えて欲しいものです。
むしろ、こういうコンサート(企画)に来るって事は子供たちにそういうことを親(大人)として教育できる絶好のチャンスなのではないでしょうか?!

と、心の中でけっこう葛藤しました。

最近の親(大人)って、全然叱らないのね…
きちんと「叱れる」大人になりたいと思いました。

すみません。グチグチと口うるさくて…
でも、出演者の皆さんが(特に子供たちはこの公演のために随分前から練習を積み重ねてきてこの日を迎えています。)聴衆にこれだけの感動を与えているっていうのに…って考えたら残念でならなくて…。
はぅ~



いや~、でも、本当、楽しかった。

とにかくステキな企画だなぁと思った。
子供たちにとってこういったコンサートを体感できるのは本当に素晴らしいことだなと感じました。


以上。簡単にレポってみました。


来年も行こうっと

あっという間に…

2009年08月12日 18時07分05秒 | Weblog
あっという間に8月。

しかももう中旬。

梅雨は明けたらしいが湿気が多くてイヤになるね

6月、7月、8月中旬・・・コンクール中心の生活でかなり充実しておりました。

毎年今頃は夏バテに苦しみ寝込んでいたのだが、今年はペースがつかめてきたのか今のところ夏バテしていない!!

これはキセキです

この後も油断は出来ないから、バテないように頑張ります





さて吹奏楽コンクールですが、関わっている学校が順調に北陸大会まで駒を進めてくれて、ヨカッタヨカッタと一安心し…

北陸大会では、みんな大健闘してくれました。

結果を残した学校もあるし、すごく惜しいことをしてしまった学校もあって…

総合的にはヘコみました。


高校は全体的に持っている力を本番で十分に発揮できたのではないかと感じました。

中学校は惜しかった。そしてとても悔しかった。この悔しさは忘れてはいけない。
絶対に次につなげなくてはいけない。そう思った。
生徒達はすごくよく頑張ったと思う。結果は惜しかったが、この経験がこれからの彼ら彼女らの人生にものすごく役に立つに違いない。


私も頑張るから、また一緒に頑張ろう!!



とにもかくにも、毎年色々と感動させられる。

全く打楽器の打の字もわからない初心者から始めたのに、あの大舞台で堂々と格好よくティンパニを叩く姿や、一生懸命音楽を表現しようとする姿勢、頼もしいリーダーへ変貌してくれた姿など…言い出したら止まらない感動がいっぱいあった。

どの学校も(中・高共に)平均して今年の3年生は特に何も言うことがないほど頼もしい3年生だった。
音楽的に必要なことは助言したが、パートを引っ張っていくという点では全く不安がなかった。
今シーズン、3年生にあーだこーだ言ったことは一度もない。(コレはかなり珍しい!!)

今年の3年生が1年2年の頃、正直言って「この先大丈夫かな…?」と不安に思った時期もあったが、本当によく成長してくれたと思う。


生徒達の成長する姿にひどく感動させられたと共に、私ももっともっと大きく成長しなくては!と頑張る気力をいっぱいもらった。


やはり生徒たちから学ぶことは多い。


ありがとう、みんな


卒業してしまったら、もしかしたらもう二度と会えないかもしれない。

そう考えると本当に切なくなる。


またいつか会えると信じて…

そのときまで元気でいようね