たびたび見かけていましたが
すばしっこく飛びまわり撮影できていなかった
キタテハが日向ぼっこしていた日
今年初めてツグミを撮影することができました。
家に籠っている間に季節はめぐり冬鳥たちはもう旅立ち直前。。
飛ぶ虫が多くなったな~と野原で佇んでいたら
トンビがくるりと輪をかいた!
この森で一度、材木座海岸で一度トンビに昼食をとられたことがあり
それ以来ちかくにトンビが飛んでいると目で追うようになりました。
この日は珍しく高度を下げてきて
目の前の野原に降り立ちました!
驚いて手ブレ連発
水の中に生き物がいるのかな?
以前カエルをさらっているのを見たことがあります。
とはいってもここは小さな水たまりなので
水を飲んでいるだけのようです。
じりじり近づいてようやく落ち着いて撮影できました。
大きい!そしてたくましい。
ああ飛んでしまった。動画を録りそびれました。
待ち構えているときは現れず油断しているときに現れる。
思わぬ出会いに興奮した午後でした。
Oさんは旅の思い出を描かれました。
「初夏の渡月橋」 日本画 F4
青い空に白い雲、光をたたえ流れる川。京都嵐山の初夏の光景を
目にした時の感動を弾むような筆遣いで軽やかに表現されました。
川音と若葉の香りのする風が感じられる生き生きとした作品です。
近づいてみました。
同じ色の岩絵の具を時間をかけて積み重ね良い発色を得ました。
緩急強弱をつけたOさん独自のタッチは心躍るリズムを刻んでおり
初夏のきらめく光を感じさせ、見ていると気持ちが華やぎます。
軽快な味わいはそのままに色鮮やかに明るくなっているOさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
“作品集”の中のOさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。
やさしい青空が広がった朝
ヤマザクラの赤い葉と可憐な花がきらめいていました♪
力強い日の光に誘われてモンシロチョウも目覚めたよう。
羽化したてなのかピカピカです。
3月最後の教室日でした。
外は暖かいのに室内はひんやりとしてニカワがすぐ固まってしまいます。
暖房をつけたり消したり、電熱器との往復が忙しい一日でした。
午後にOさんが日本画作品を完成させました。後ほどご紹介いたします
のでお楽しみに☆
珍しく抽選に当たり9月中旬に決定したグループ彩雲の作品展は2年ぶり!
会場は以前の倍の広さということで考えなければならないことは多々あり
ますがワクワクします。明るく心地の良い展示空間にできたらと思います。
ヤマザクラを探して歩いた森には木の花が増えていました。
見るたび春の訪れを感じるキブシの花は満開
咲きだしたアカシデの枝でヤマガラが歌っていました。
10日前はこのように雄花が満開だったヤシャブシの木
確かめにいくと、ほとんどの雄花は落下しており新葉が展開して
辺りにお墓参りを連想させる素敵な香りが漂っていました。
ヤシャブシは雌雄同株。雄花に遅れて雌花が出ていました。
落ちた花の香りはお線香のような、心安らぐうっとりする香り。
懐かしささえ感じる香りをもっと嗅いでいたかったけれど
ハンノキアレルギーになったら大変だと思い少しにとどめました。
飛ぶ虫も増え、足元をよく見ると
春の使者、ビロードツリアブが♪
特定の場所に数多く飛んでいることが多いので、今年こそ
そこで何が行われているのか確かめたいと思っています。
一週間前、ヤマアカガエルのカエル合戦が見られた水場へ行くと
発生の進む卵塊がありました。
よく見るとかびているのか白いもので覆われている卵が数個。
もっと寒い時期に産み付けられた卵からは
たくさんのオタマジャクシたちが誕生していました。
見るたびに変わっていく森。春は楽しみがいっぱいです。
前日から気温が10度下がり昼からは冷たい雨が降るという日、
久しぶりにマフラーと手袋を装着して歩きました。
4日前はシャツ一枚でも平気な暖かさだったのに。
三分咲きだったコブシは強い寒風にあおられ早くも散り始めていました。
3月四回目の教室日でした。
会の20周年記念展を2020年に開催予定でしたがコロナ禍で断念、
昨年も諦めました。今年こそはと申し込んだ会場抽選がなんと当選!
この日皆さんにご報告して相談したところ、半年後はどうなるか
わからないけれど申し込んでみようということになりました。
夏休みがあるので展示まで残り5か月ほど!これから忙しくなりそうです。
今にも雨が降りそうで降らなかった朝。
重い雲がたちこめ森は暗く寒いので冬に逆戻りしたようでした。
それでも早春のいろどりを探して歩くと
モミジイチゴの花♪
フキノトウ
やっと見つけたスミレ
楽しみにしていたヒメウズも花茎を長く伸ばしていました。
花は5㎜ほどと小さくピントがあいにくいので苦労します。
数枚撮影した中で違和感があったものを拡大してみると
ごく小さなイモムシが雫をたたえていました。
植物の芽吹きとともに虫たちが動きだしたのですね。
ハルジオンの花もほころび始め
シャガまで咲いていました。
急に冷え込んで早起きのシャガも驚いているでしょう。
4日前飛んでいた蝶たちはどこで寒さをしのいでいるのかな。
午後には草木の芽吹きをうながす雨が静かに降りはじめました。
Uさんはお庭の花を描かれました。
「わびすけ」 水彩画 F4
控えめな印象のふっくりとした花、艶やかで硬い葉。ひと枝から
にじみ出る美を細やかにすくいとり変化に富んだ表現方法で描写
されました。しみじみと味わい深い優しい光あふれる作品です。
近づいてみました。
空間を多くとり幹はぼかしてかすかに。絵の具を水に溜めにじませ
ぬぐい取って、葉一枚花ひとつに緊張感と遊び心をもって取り組み
ました。わびすけと作者の穏やかな対話が聞こえてくるようです。
透明水彩絵の具と用紙の特質を理解し楽しんでおられるUさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
“作品集”の中のUさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。
雨上がりの朝。
さえずり飛びかう小鳥たちで森は活気に満ちていました。
樹上でカラスが枝を激しく突いていたので見ていると
長い枝を折りくちばしに。子育てのための巣作りが始まったようです。
巣材に生木を使うとは知りませんでした。
3月三回目の教室日でした。
久しぶりに暖房は必要なく窓からの風が心地よい快適な制作日和でした。
窓際のゴモジュに飛んできたウグイスやアセビに来たメジロを皆で観察。
小鳥の声を聞きながら絵を描くなんて楽園にいるようだねと笑い合いました。
窓から差し込む光はいよいよ強くなり午後はまぶしいほどで
カーテンで光量を調整しながら。デッサンや下地作りがはかどりました。
毎年開花を楽しみにしている別館中庭のコブシの木が
白く輝き始めました。
昨年、一昨年と緊急事態宣言下で花期にお教室がお休みだったため
見逃していたので嬉しい♪
以前は目の高さに花がたくさんあったような気がするけれど
いつのまにか立派な高木になりました。
トサミズキは5分咲き。ほのかに甘い香りがしました。
ネコノメソウも咲きだして
今年初撮り♪ピカピカのスジグロシロチョウ春型
他にもモンシロチョウやモンキチョウが飛んでいました。
この日は早朝に強い雨が降ったので、ヤマアカガエルのカエル合戦が
見られるかもしれないとワクワクしていました。
期待にたがわず池に近づくにつれカエルたちの大合唱!
アマガエルでもヒキガエルでもシュレーゲルアオガエルでもない、
独特の歌声を短い動画で録ってみました。
ヤマアカガエルカエル合戦20220314
すでにオタマジャクシが泳ぐ池には新しい卵塊が増えており
お相手を探すオスが鳴き泳ぎまわっていました。
大きなメスにしがみつくオス
左のペアのお尻部分を見てみると産卵中でした。
お母さんお疲れさま。。産卵終了後はしばらく休眠に入るそう。
居合わせた自然観察センターのレンジャーの方が、今年の産卵は
今日が最後かもしれないと教えてくださいました。
もうすぐ早春のトンボも出てくる♪水辺がますます楽しくなります。
早春の蛾に会いたくて近所の公園を歩きました。
クヌギ林には春色が増えていて
一輪、カタクリの花が開きはじめていました。
可憐なミスミソウも花盛り♪
多かったのはこの白い小花
先頭に咲く、セリ科のセントウソウです。
木の花も華やかで
梅の後ろには河津桜
サンシュユは7分咲き
早起きだったウグイスカグラは葉が展開していました。
今年初見のルリタテハは数頭が猛スピードで追いかけあいっこ♪
杉林に行くと美しいドーム網が虹色にきらめいていて
網の作り手はどこにいるかな?と下からのぞき込むと
脚の長~い蜘蛛が。
帰宅してから図鑑で調べるとサラグモの仲間に思えました。
期待したイボタガには会えなかったけれど心晴ればれ♪
久しぶりに汗をかいた春散歩でした。
駐車場に着くとレモン色の点々が目に飛び込んできました。
トサミズキです。
黄色い木の花が咲き出すと本格的な春が始まったな~♪と思います。
アブラチャンも咲いているかな?
枯色だった小径にもみずみずしい色が増えてきました。
3月二回目の教室日でした。
やはりまだ気温は低く、時折外で日光浴するメンバーも。
午前中は窓際にやってくるウグイス、コジュケイ、シジュウカラなどで
辺りは賑やかでしたが午後はぴたりと歌声はやみ、とても静かでした。
午前中Uさんが水彩画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆
よい風が入ってくるようにと、このところ度々窓を磨いていますが
この日はガラス表面に小鳥の追突した痕跡がありました。
窓の下には何もなかったので無事飛び去ったはず。。
ですが森の中ではガラスをあまり綺麗にするのはよくないなと思いました。
この日出会った小鳥は
朝も昼もクヌギ林でモズ
日あたりの良い広場でホオジロたち
草陰でアオジたち
みな食べ物探しに必死です。
ヤマアカガエルの卵塊があった小さな池は少し泡立っており
小さな小さなオタマジャクシたちが活発に泳いでいました。
癒される~♪ずっと見ていたい。
孵化間近のものも。
小鳥たちがいきかう水辺では風に流された蜘蛛の糸がきらめいて
虫たちも目覚め始めた!と嬉しくなりました。
早朝はまだ寒いものの風が優しくなったな~と香りをかいでいると
間近で ホ~~~・・
まだ綺麗なホ~ホケキョではないけれど、声は大きい。
ウグイスたちの歌合戦が始まれば春本番ですね。
教室の近くに設置された自動販売機から暖かい飲み物がなくなった
と聞いて、確かめに行くと
蛾がとまっていました。
フユシャクではなくエダシャクの仲間のよう。
早春の蛾にも出会えて朝から嬉しくなりました。
3月はじめの教室日でした。
まだ気温は低く皿のニカワはすぐかたまってしまうけれど
光線の具合がよく小鳥の歌声も心地よく筆が進みます。
制作に集中しながらも和気あいあいとあれこれ情報交換。
少しずつ3回目のワクチンを接種し終えた方が増えてきました。
お昼には青空がひろがって
ヒメウズやスミレが咲いていないか探しましたがもう少し先のよう。
イヌコリヤナギには変化がありました。
雌雄異株だそうで、こちらは雄株。
黄色い花粉が出始めていました。何かの幼虫に見えてきます。
楽しみにしているヤマアカガエルの卵塊は
豆型の神経胚期、ダルマ型の尾芽胚期のもののほかに
ゼリー状の卵のうから無事飛び出した
外鰓の目立つ幼生たちが!
足元の芽吹きも始まって、春探しの楽しみが増えました。
Sさんは愛らしい花束を描かれました。
「ポンポンマムとトルコキキョウ」 日本画 F4
秋の夕暮れを思わせる明るく澄んだ背景に色とりどりの花たち。
楽しげな光景です。小さな白い椅子に人の気配がしてあたたかく
心が和みます。生き生きとした鮮明な色遣いに息をのむ作品です。
近づいてみました。
濃紫のトルコキキョウの強烈さが落ち着いた風情の菊を引き立て
微妙に変えた小花や椅子の白色が花束を輝かせ、心躍るリズムを
きざんでいます。花たちの賑やかな会話が聞こえてきそうです。
どの作品もじつに晴れやかでゆったりした雰囲気漂うSさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の
作品集のなかのSさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひそちらもご覧ください。