教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

秋の植物

2013年10月31日 | 自然

大好きな10月が今日で終わりとは、今年の秋は風のように
飛び去っていくようです。
今月中旬以降に散歩道で出会った秋の植物を並べてみました。



可愛らしいシュウメイギクの見頃は過ぎたけれど



ホトトギスは咲きつづけていて蜜はハナバチたちのごちそうです。



クサギの実の味わい深い美しさはなんと表現すればよいのでしょう。
見る角度を変えると緑~青~藍色とさまざまな色が見えてきます♪



美味しそうに熟したガマズミの実のなかに



今年も、虫こぶができているものがありました。
このなかで育っている虫は今どのような姿をしているのでしょうね?



ヤマボウシの実も鈴なりで



落ちた実の発酵臭に誘われてキタテハが訪れていました。

冬支度をする木々や虫たちで、春夏とはちがう活気が
森にあふれていました。





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虫たちに人気の黄色い花

2013年10月30日 | 自然

十月も末となって、いよいよ秋らしくなってきました。



セイタカアワダチソウの花盛りはそろそろ終わり。
虫の集まる花が減っていくのはやはり寂しい・・。



セイタカアワダチソウにはこのキタテハやアカタテハ
ヒメアカタテハがいるところを時折見かけますが



なんといっても今の旬はウラナミシジミ!
きらめく青紫色にうっとりします。



一時期た~くさんいたコアオハナムグリはあまり見かけなくなり



花をよく見ればこのワキグロサツマノミダマシのような
小さなクモが潜んでいて



たくさんいるイチモンジセセリは弾丸のように飛び回っています。



夏までは素通りするくらい数多くいたベニシジミも
ものさみしい晩秋ともなればめったに会えず、ついつい連写です。

歩くのが心地よい季節 ♪ 晴れるとじっとしていられなくなります。


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絵まるじょん絵画作品展のお知らせ

2013年10月29日 | その他

明日10月30日より始まる作品展のお知らせです。





グループ彩雲のメンバーも参加されている『絵まるじょん』さんは
油彩画、水彩画、パステル画、日本画、アクリル画とさまざまな
分野での表現方法を持つ作者が集まったグループです。
第9回目となる今展のサブテーマは『 旅 』。
どのような世界を見せていただけるのか楽しみです☆

グループ 絵まるじょん
第9回絵画作品展 『 旅 』

会場:かなっくホール ギャラリーB
2013年10月30日(水)~11月4日(月)
午前11時~午後6時(最終日は3時まで)


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アザミに集う

2013年10月28日 | 自然

先日雨の森を歩いたときに、花がびしょびしょに濡れているのに
小さな生き物がやってくるな~と感心したのはアザミです。



雨が小止みになった途端飛んできたイチモンジセセリ



花から花へ、ものすごい勢いで飛び回っていたのは
おなじみホシホウジャク

何頭かいるなかでひときわ小さく、ややゆっくりと
低い場所ばかり飛んでいるものがいました。



あれ?ホシホウジャクに比べてひと回りは小さく
体型はずんぐりむっくり、やや地味なホウジャクです。



後で調べたらホシヒメホウジャクという名前。
以前静止した状態を撮影したことがありましたっけ。
飛んでいるところをはじめて目にすることができました♪



体に滴をつけながらアザミの茎にしがみついていたのは
ハスジカツオゾウムシ



晴れているときには大きなクマバチや



アカタテハも訪れていました。

アザミが繁茂しているところで小さな生き物の飛び回る様を見、
その羽音を聞いていると秋の喜びを感じます。


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Uさんの新作水彩画2点

2013年10月27日 | 教室風景

秋の実りを描いたUさんの新作2点をご紹介いたします。

「ナ ス」   水彩画   F4

やわらかでありながら存在感たっぷりにナスの一株が描かれて
います。一見単純に見えるモチーフですが、透明水彩絵の具の
特質をいかし、さまざまな表現方法で描かれた艶やかな実と
変化に富んだ葉は味わい深く、吸い込まれてしまいそうです。

近づいてみました。



日本の秋の風情さえかんじられる微妙な濃淡に抑えた色調。
白い紙にたっぷりひいた水の中で、ゆっくり散っていく絵の具の
粒子の美しさをいとおしむように味わうUさんの制作の様子が
目に浮かびます。




「実 り」   水彩画   F4

今にも落ちそうに熟したぎんなんが鈴なりに実っています。
間には爽やかな青空が見え、秋らしく彩りも華やかです。
まわりに水をはいてあらったことで中央に視線を集中させ
魚眼レンズで見たような不思議な感覚を覚える作品となりました。

近づいてみました。



紙の地をいかしてシワシワした実の質感に迫る部分と、あえて
力を抜く部分。水を多用して染みをつくった部分と、細く勢いのある
線で鋭く表現した部分。楽しいリズムを刻む伸びやかで自在な表現が
絶妙なバランスを保っていて、見ていて心地よいのです。

透明水彩絵の具も奥深いな~。Uさんの制作風景を拝見すると
いつもそう感じて嬉しくなるのです。
Uさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集
の中のUさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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10月最後の教室

2013年10月26日 | 教室風景

10月最後の教室日は朝から小雨がしょぼしょぼ降り続き
制作途中の絵がなかなか乾きませんでした。



上郷森の家・本館ロビーで開催される「森のなかま展」の展示日が
ちょうど一週間後の11月1日。横浜市栄区民文化センターリリスでの
「第13回グループ彩雲作品展」の展示日も約3週間後の11月19日
にせまり、11月は展覧会づくし!芸術の秋らしく制作にも熱が入ります。



午前中にUさんの水彩画作品2点を撮影しました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

空は明るいものの小雨が降ったりやんだり。
この日の森散歩はカッパ、長靴、防水カメラと雨仕様です。



この夏行われた大規模な草刈でだいぶクズやススキは
刈りとられてしまい、飛ぶ虫が減ったような気がします。
その中で直径2mほど残された下草はこんもりと盛り上がり
小さな生き物のオアシスとなっていました。



雨が降るたび、蜘蛛の巣の美しさにあらためて感動します。



時折手?で大きなピカピカめがねの滴をはらっていたアキアカネ



オオカマキリもたくさんの雨粒を全身につけていました。

雨がやんだ途端どこからか飛んできたヤマトシジミ

この日は雨宿りする小さな生き物たちをたくさん見ましたが
小雨などものともせず飛び回るものにも出会いました。
のちほどお伝えいたします☆

 


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LUMIX GF1で試写

2013年10月25日 | 散歩

素敵なカメラをいただきました♪
赤いLUMIX GF1にカバー、レンズはG VARIO 14-42
という組み合わせ。
今にも降りそうな朝でしたが、足どりも軽く近所の公園へ
試写に出かけました。



カワセミに会える川

普段愛用しているPENTAX K-rくんよりぱりっとした写りかな?



クコの花

色が自然です。
いつもの癖で対象に近づきすぎてしまうのでピント合わせに
手間取りました。



ハラビロカマキリの卵

周りのぼけ具合はやわらかくて綺麗です。



アカボシゴマダラの若齢幼虫

背面の操作ボタンは母の使用しているTZ-7とよく似ているので
わかりやすく、露出補正なども片手で簡単に操作できて良いです。



ヤマトシジミ

本体もシャッターも軽くてパシャパシャ撮れちゃいます。



アキアカネ

飛んでいるところはちょっと無理でした。
今回は説明書を読んでせっかくの機能を使いこなしてみたいです。



寒さに動けないウラナミシジミ

連写や動画も試さなきゃ♪このカメラで撮れる秋空の色が楽しみです。
早く台風が去ってくれないかな~☆


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苔むす森で

2013年10月24日 | 自然

雨の心配がなかった休日、大好きな苔むす森に行って来ました。



実に一年ぶり!ずーっとここを歩きたかったのです♪

今年はドングリの生り年、いろいろな種類を楽しみながらゆくと



鮮やかな赤が目に飛び込んできました!
草丈は40cm位、さやの内側も赤く、藍色の実が見えます。
ヤマシャクヤクの実なのだそうです。



コツコツコツ・・・木をつつく音に見上げれば、アカゲラが♪



薄暗い森で妖精のように舞っていたのはオオアオイトトンボ



センチコガネにも何度か会えました。
この森の住人は赤みが強くて美しいです~♪



ヤママユのこちらは空繭



ウスタビガの繭はまだ中に蛹がいるようでした。

ここはカエルに会える森でもあるのですが、それは叶わず。
ふかふかの湿った落ち葉や木の根の間でもう休んでいるのでしょうか。

静かな森には小鳥のさえずりと葉や実が舞い落ちる音だけが響いて
秋の深まりをしみじみ感じました。


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I さんの日本画一作目

2013年10月23日 | 教室風景

I さんは記念すべき初の日本画作品を完成させました!



「ドリーム」    日本画    F8

真夏の太陽を思わせる背景に印象的な器が浮かび上がっています。
モチーフは長く陶芸をされてきた I さん自身の作品で、ブーツを
イメージしたものだそう。炎そのものがうつしとられたような荒々しい
肌合いと堂々たる姿を岩絵の具で色鮮やかに表現されました。

近づいてみました。



器の形体だけでなく手触りや重々しさまでデッサンで捉えなおしつつ
作品の主題を模索していきました。持ち前の大胆で伸びやかな
タッチがモチーフにぴったりで、描きこむほどに迫力が出てきました。
土が窯の中で赤く焼け続けているような情熱的な作品です。

日本画制作はこれからますます楽しくなってゆくはずです☆
過去の水彩画はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
 I さんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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10月四回目の教室日

2013年10月22日 | 教室風景

10月四回目の教室日はそれまでの雨がうそのような
スッキリしたお天気となりました。

上郷森の家主催でひらかれる『絵画教室なかま展』の
展示(11月1日)がいよいよ近づいてきました。
毎年のことなのに今回もやはり準備がギリギリです。



午後に I さんの初めての日本画作品が完成しました!
森のなかま展にも間に合ってよかった☆のちほどご紹介いたします。

早朝は秋らしいウロコ雲が広がっていましたが
気温が上がるにつれ素晴らしい青空に。



強い日差しが雫の幻想的な世界を生み出していました♪



ドングリもキラリ!



久々に出会えたシロテンハナムグリの背中にも
雫の魔法がかかっていました。



あっ、大きなトンビが頭上を通りました。
飛びながら足につかんだものを嘴で整えています。



拡大しても・・・残念ながらよく写っていないのでわかりません。
アケビの小枝を大切そうに持っているようにみえました。
冬支度のための巣作り?

やっぱりこの森はいいな~!
10日ぶりの森歩きですっかりリフレッシュできました。


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