ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

ダンロップのパワー系黄金スペックのFX500はどんな感じ?(打ってみた編)

2021-09-20 09:19:29 | テニス

 

オモリを入れレザーグリップ等で好みに合わせ調整し

ガットはポリファイバーのTCS1.30mmを張って

FX500を打ってみました。先日試打ラケを借りて

打ってみた時の好印象(ほぼ素の状態)を上回ることは

できたのでしょうか。

そして翌日肘にこないように導入した対振動用多重

防御システムの効果は?

 

まず今回張った柔らかさには定評のあるTCS1.30と

振動対策の3重の振動止めによる防御ですが効果は

しっかりとあったようで、響くような打感もなく

次の日に肘が重くなるようなこともありません

でした。

ただ自分でやっておいて言うのも何ですが、対振動

対策をやり過ぎたが為に、今度は打感がボヤける

というか、フワフワしてて物足りない感じも。

そして一番肝心なボールのパワーというか伸びも

出し難い感じもしました。

その原因はラケットのバランスがほぼ素の状態

だった試打ラケットよりも良くはなかった事も

あるのではないかと。

どうやらバランスがイマイチな原因は神経質に

付け過ぎた振動止めにあるようです。

 

 

グリップ上部に付ける振動止めは他にもピュアドラ

等でも使っているし特に問題はないのですが、今回

FX500から新たに導入したシャフトのところに付けた

2コのマッシュルーム型の振動止めの重さ約3gが悪さを

してラケット全体のバランスが崩れ、ラケットヘッド

が走りづらく全体的にスイングが鈍く振り難い感じに

なってしまっている気配が。

 

 

そして試打ラケでの時は何も考えなくても打てば

入っていたようなサーブが、今回の対振動多重防御

を施したFX500ではどうも収まりが悪い気も。

 

ただ今回張ったTCSは柔らかくボールの乗りも

良いのでスライスに関しては試打ラケの時よりも

格段に打ち易く感じました。

その他のストロークのショットでも多少振り難い

バランスにはなっていたものの、それに多少慣れて

きてからは打てば十分なパワーと伸びもあり全体的に

そんなに悪くはなかったのですが、、。

 

でもやはり調整後ではFX500の持つスッキリした打感

とボールの飛びの歯切れの良さ、みたいなものが多少

失われてしまっているのも確かで、果たして振動対策

をここまで過剰に行う必要があったのかという疑問も

感じてしまいました。

 

そして色味的にもガットをブルー系にしてみたい

という欲求も。

でもこの手の試みは過去だいたい裏目に出て失敗

している事が多いという噂も。

今後どうするかちょっと考えてみたいと思います。