ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

ダンロップのパワー系黄金スペックのFX500はどんな感じ?(ガット変更で泥沼編)

2021-09-25 10:38:00 | テニス

 

好みに合わせ調整したFX500にポリファイバーTCSの

1.30を48pで張って打ってみたところ、試打した時と

は違い翌日に肘が重くなったりせずしっかり効果を

感じたのですが、多重防護し過ぎた振動止めの効果と

相まって今度はマイルドになり過ぎて?しまい打ち

ごたえ的な部分とFX500の特徴でもあるスッキリと

した打感やボール離れが薄れて、何かちょっと

やり過ぎた感じも。

でもスライスは凄く打ち易くなったし、シャフトの

ところに付けた振動止めのせいでバランス的には

何かしっくりいかないなものの、全体的にはそんなに

悪くありませんでした。

 

ただもう少し煮詰めればFX500の良いところがもっと

出るような気がするので、敢えてガットを張り替えて

みることに。 

そして新たに張るガットはやはりフレームとの相性

第一で色味重視という事でいきました。

 

 

新たなガットはテクニファイバーのレーザーコードの

ブルーカラーを選択。これで見た目は完璧に。

そして今回、先日プロスタRF97で試したら結構良い

感じで味をしめた?同じガットの太さ違いハイブリ

ということで、縦メインを1.30mm、横クロスを

1.20mmで48pで張ってみました。

結果的に今回のチャレンジはしくじりました、、。

 

どうも縦に張った1.30の方の持ち味が強く出過ぎたのか

かなりバランスに欠き、扱いが難しい神経質でピーキー

なラケットになってしまったような感じに。

パワー系黄金スペックのラケットとは思えない程に良い

ボールを打つ時にはかなり強い入力が必要になり、でも

中途半端なスイングではボールが抜けてしまうという

かなりヤバい仕上がりになってました。

最初のポリファイバーTCS1.30を張った頃の扱い易くて

柔らかく人に優しいFX500は何処へ行ってしまったんだと。

更にボール乗りも悪化したせいかスライスもイマイチに。

 

今までガットの影響がこんなにダイレクトに出るのって

あまり記憶にないのですが、もしかするとFX500は

ガットの特性が素直に表に出やすい素直な傾向の

ラケットなのかもしれません。

このままではマズイのでまずはボールを強く叩き易い

ようにトップにオモリを足しました。

 

 

トップを重くして打ってみたら、多少良くなりましたが

根本的な傾向はあまり変わりませんでした。

やはりここは禁断の奥義、身を削るあの手で。

今回の対FX500用肘痛対策の要、シャフトのところに

付けた振動止めを外してしまいます。

肘には危険な行為ですが、これで少なくてもバランス的には

微妙な違和感がなくなり、他のラケットと同様な使用感に

なるはず。

 

 

見た目だけでなくバランスもスッキリしました。

そして改めてこの状態で打ってみましたが、やはり

シャフト部分に余計な物が無い方が振った時に

ラケットヘッドが走り易くなった気がします。

ただリスク覚悟で今回の要の振動止めを外した結果

振動のビリビリ感が少し長く残るような気が。

 

それにしてもこのような結果なら敢えて1.30と

1.20のハイブリにするのではなく、普通に1.25

だけで張った方が良かったのかもしれません。

今回見た目は非常に良くなったFX500ですが

どうやら早めの決断が必要なのかもしれません。