群馬県下仁田と長野県佐久の間にある荒船山1423mに
はーたんとお友達たちと行ってきた。
ミョウギイワザクラ(絶滅危惧種/サクラソウ科)を探しに
裏妙義の別のルートを考えてもいたけど
難易度を考え、
イワザクラも求めつつ荒船山にした。
(最近、予定&計画だらけでいっぱいいっぱいのなかで割とよくやってるわたし)
目当ての花はなくて(今年は花が遅いみたい)
はっきりいって特別に大きく、激しく、心揺さぶられるような感激はない山ではあるけど、
(わたしにとっては、ね)笑
やっぱり山はたくさんの小さな発見と繊細な感性の刺激を
与えてくれる。
なので楽しい一日だった。
*
AM5:30に小4の3名とママ3名は東京の家を車で出発した。
みんなしっかり起きただけでも偉い。
おしゃべりしながら登山口、内山峠につくと🅿はもうほぼ車でいっぱいだった。
登山開始は8:30。
<写真は久しぶりのキャノン一眼レフとiphoneで撮影のミックス>どっちがどっちの写真かわかるかしら?
(わからないと思う。笑)
わたしたちはあちこち眺めながら、感性を刺激されていたの。
この岩は変わってる
この木の根っこはすごい生命力だ
あの木は何に見える
足元をのぞき込んで高度感を感じたり
周囲を眺めて奇岩の山々にこのあたりの地形の不思議を思ったり。
ヤマネコノメソウ
ヤマエンゴサク
フモトスミレ
ハシリドコロ
この山、トモ岩という断崖絶壁がある。高さは200m
この淵まで登るの(山頂への途中)
この崖から少なからず人々が落ちて亡くなっている。過去には
クレヨンしんちやんの作者も。
カメラマンも。去年はハイキングに来ていた母子も。
(その8歳の男の子はまだ行方不明みたいで胸がいたむ、同じ
子をもつ親としてそういう話も当然しながら歩いた)
この断崖絶壁は景観を守るため柵はつけられていない。
上から下を覗いて見たかったけど、近づくのやめといた・・・・・
いや、誰も近づきたくなかった。
その先は絶壁
それにしても
とても展望がいい
八ヶ岳~北アルプス~浅間山~草津白根~谷川岳などなど、白い雪の山並みも見えていた。
浅間山
こういうの見ると
みんなそうなると思うけど、
「はあーあれらの山々が私を待っている」と、思う。
そして山の上まで頑張って歩いてくる子供達に
いつも成長感じる。
途中泣くことがあっても、また行こうと言う
子供達の中に底力が蓄えられていってると思う。
きついこともあるけど、山じゃないと見れない景色とか味わえる空気とか
山頂にたどりついたときの達成感とか
前より少し下りが上手になっているっていう気づきとか
蓄えられていくこの経験は大人になっても宝物になっていると信じている。
このトモ岩から山頂まではなだらか、まさに
日本のテーブルマウンテンのテーブルの上。
山頂で記念撮影して、前にここにきた南からの立岩コースのこと
思い出したり
見える西上州の山々を見て
すでにこの子たちはあの山もあの山も歩いたなあてしみじみ思う。
山頂で二回目に出会って二回目のシャッターを押してくださった男性は
山で俳句を詠むんですと言われてた。
薫風と残雪の浅間山をあわせて詠んだ句を披露してくださった。
いいよね、短い言葉に季節と景色を目に浮かぶことできる。
下山してから車で出ようとしてると別の男性きて、
神津牧場のソフトクリーム食べにいったら?と窓越しに勧めてくださった。
ので、行ってみた♪
もう5月なんだなあ~。
季節感じる。