fangle WORLD'S LIFETIME FITTINGS, GOODS & ORIGINAL ARTICLES
奈良でアンティークの家具・雑貨、古道具、オリジナルの鉄ものを扱うfangle。
 





今週の<new>は、大きいものと小さいもので8つ。

小さい部門の一つがこれ、真鍮のホイッスル。
思わず手にして吹いてしまいたくなる、笛という存在。
そしてこれ見ていて、思わず聴きたくなったのが

" the whistle song"
by Godfather of house music、Frankie Knuckles

ホイッスルは警笛としてでなく、
歌や踊りの中で吹かれるものであって欲しいものです。








今週の<new>の一つ、クリップに挟まれた紙に書き込んだのは
Joni Mitchell "Shadows and Light" の一節。

同名のタイトルがついたライブ・アルバムは、一家に一枚。感動します。
メンバーも Jaco Pastorius, Pat Metheny, Michael Brecker という面子。
そして何といっても、The Persuasions のアカペラが素晴らしい。
これに関しては、DVDも出ているのでそちらで是非見て欲しい。
(映像で見るべきはそれと、ジャコパスだけかな。)

歌詞には続きがあり、この曲を聞き終わると
心に何だか重たいような、それでいて優しいような気持ちが芽生えて、
そして、そんな音楽があることに感謝の気持ちで一杯になる。

あぁ、音楽って素晴らしい。

さてさて先日、コンテナで商品が多数入荷しました。
準備が整ったものから順に、fangleのHPにて紹介していきますのでお楽しみに。






with the greetings of the New Year!!!

2006年度最後、新商品を4item アップしました。
年明けそうそうにもまた、新商品をお披露目する予定でおります。
fangleのHPにはこちらからどうぞ。
2007年が皆様にとってよい一年となりますように。




ところで、先日
Godfather of Soul ジェームス・ブラウンが亡くなりました。
どんな時もパワフルに、
あらゆる憂いを吹き飛ばす歌とパフォーマンスをしていた
正真正銘のエンターテイナー、JB。
LIVE!という「生」のイメージがあったから、
その死は何だか信じがたいし、とても残念で仕方が無い。
私たちを含め、
彼の音楽を耳にし、彼の姿を目にした多くの人が力を貰ったと思う。
「JB」と口にするだけで、笑顔が出た。
偉大なるジェームス・ブラウン。
ありがとうJB。
そして、ジェームス・ブラウンよ永遠に。

rest in peace







またまた、やっぱり、メゲズに久々のブログ更新。

今日のテーマもアフリカ。
我が家にある、最も熱く、そして力が漲ってくる強烈なレコードがこれ。



無垢な少年を通り越してしまった青年の顔、ジャケットに漂う空気がまさにアフリカ。
もちろん、
音もアフリカンしてます。なんせタイトルAFRICAFUNKです。

アフリカの音、って言ってもいろいろで、
先日紹介したようなゴスペルもあれば、
グリオと呼ばれる人たちの音楽も独特だし、
ジャンベやカリンバを筆頭に、アフリカの楽器を使ったアフリカンもある。

このレコードはそんな識別を一掃するパワフルな音が詰まっている
コンピレーションなのです。
有名どころの Fela Kuti, Tony Allen, Manu Dibango の曲もありつつ、
どなたか存じ上げないけれども、いい音醸し出してくれる人たちも名を連ねてる。

ちなみに Fela Kuti は "Expensive Shit" で登場していて、
個人的には "Water get no enemy" が好きだったり(哲学を感じさせる曲名も良い)、
Monbasa も "Nairobi" の方が・・・、という思いもあるけれど、
Wali& the Afro Caravan の "Hail the King" なんて最高の選曲です。
これだけでも聞く価値があるレコード。

久しぶりだけに、とっておきを載せちゃいました。

ちなみに今日は、
前回の記事に書いた、カテンベくんの手術日(カテンベ救済の呼びかけ)
手術費が集まったのです。
術後も、移植した肝臓の拒絶反応を抑えるための薬を飲み続けなければならなかったり、
と医療費はかかるそうです。
カテンベくんが元気に走り回って、
また素敵な歌声を響かせることを願ってやみません。

祈りを込めて。










ライブに行ってきました。
太鼓の修行でアフリカ、ケニアに行ったマサくんこと大西匡哉が
その師匠であるマテラ氏とセッションするということで、
かなり楽しみにしていたライブ。

今回も早川千晶さんと一緒で、彼女のお話も聞きました。
彼女はケニア最大のスラムであるキベラで
孤児や貧困児童、虐待を受けた子供たちなどのために活動(UPEPO)をしていて、
マサくんは過酷な生活環境の中で一生懸命生きている人たちを、
彼らの歌や音楽を通じてサポートする活動(JIWE)をしているのです。



JIWEが製作したこのCDのタイトル『MILELE』はスワヒリ語で「永遠」という意味。
キベラスラムの子供たちが歌っています。
これらのゴスペルは、普段キベラの教会などで歌われているそうで、
生命を賛歌し、幸福や平和を祈るこの子供たちの歌声には
彼らにとって歌がそうであるように、
耳にする私たちにとっても歌や音楽の持つ力に治癒される感じがします。

今回のライブはこのCDでも歌を歌っているカテンベくん、肝臓病と闘っている彼の、
肝臓移植の手術費と医療費を助ける為のイベント(カテンベ救済の呼びかけ)でもありました。

カテンベくんの叔父さんでもあるマテラ氏とマサくんの太鼓の音には、
みんなの祈りや希望、カテンベくんの生きたいという強い気持ちが宿っているようで
彼らは太鼓というツールを持ったメッセンジャーで、
魂というか、心のあるその音に触れた人に
何か言及しきれない大事なものを残してくれました。








やっと雨があがった。

太陽や青い空を見ない日がこう続くと、どうも塞ぎ込みがちになってしまう。
そんな時にいつも想うのがこの曲、"Rhythm of the Rain"なのだが、
音に耳を傾ける気持ちにもなれずに、
CDをBGMとしてかけてしまう、と余計な曲まで聞く羽目になり、
さらに気持ちも晴れず。

そんな中、ママと一緒にお出掛けする子供が
「あめ。あめ、あめ。」と繰り返しはしゃぐ声を耳にして
やっとレコードを引っ張り出してくる気に。  
    

なかなか良いジャケット。
ジャケットの楽しみがあるのもレコードの良さだったことを思い出す。
これは Tomoko Kevorkianさんが描いたもの。
旦那さんは Francois Kevorkian。
夫婦でNYのundergroundシーンを引っ張っている。
(もはやundergroundではないか。ん?undergroundってなんだ?)

そしてこのレコードはメッセージ付き。
When raindrops first start falling, you CAN hear the individual raindrops hitting the ground, loud and staggered.
At this point, we are in CONTROL of our senses and perception.
But as more and more raindrops begin to fall, the force becomes overwhelming, the sound uniformed, and we can no longer hear the effects of the individual raindrops hitting the pavement.
…We have lost the fight to hear the RHYTHM OF THE RAIN.
Sadly, we are now at the WILL of the RAIN.

雨のしずくが落ち始めた時、雨のしずくの一つ一つの音を聞く事ができる。
この時点で私達は自らの感覚や感受性をコントロールしている。
しかし、雨のしずくが益々降り注ぎ激しくなってくるとその音は一色単になって、もはや舗道に落ちる雨しずくの一つ一つを聞く事が出来なくなってしまう。
…私達は「雨のリズム」を聴く力を失ってしまった。
悲しい事に私達は無意味に降る雨しか見れなくなってしまったのだ。

うーん、
メッセージといい、曲といい、
何に対してかわからないけど、ごめんなさい、っていう気分になってしまった。
そして雨にはしゃぐ子供の感性にありがとう、っていう気持ち。
さらにはブログ、もうちょっと頻繁に更新するようにしよう、とも思った。

できるかな。






鎌倉の夜。
その訪れはとっても早く、そして極めて静かである。
音楽好きの私たちにとってはそれは、時に辛い。
追い討ちをかけて、
我が家は隙間風が吹く程の、通気性、通音性に優れた造りになっている。
故に、
土砂降りの雨の夜や、猛暑で家々の窓が閉まり、クーラーの音がする夜などは
私たちには happy music hours


夏を感じる暑さが戻った今夜の happy hours はこの曲で始まり。
UA/horizon
このライブ版のhorizonが良い。
抜けに入るバイオリンの音色が粋。
歌詞から浮かんでくるのは、ランボーの「永遠」から浮かんでくる光景と重なる。
UA、5月に鎌倉で行われた「新月祭」に来たらしい。
horizon歌ったのかしら?
次回の「新月祭」に期待。

そして、horizonの後はいつも何故かこれが聴きたくなる。
CERRONE/music of life
頼りなさそうな風貌。
ジャケ買いはまず無いなぁ。
でも、言うこと無し。
聴いてください。程良い大きな音で。


こうして今宵の happy hours は始まり、
音に疲れ始めた頃、
〆のマイケル"billy jean"をかけ、明日への活力をつけて終わる。
と思ったら、
マイケルで終わらせたくないとばかりに次のレコードを探す音が…











海沿いの134号線を夜、車で走っていたら、
ラジオから流れる音楽を耳にしながら、聴きたくなったのがこれ。
この、B面1曲目(アナログです)。
といっても、B面はこの1曲しか入ってません。何しろ23分の曲。

sometime ago-la fiesta

長いということ、聴き流すことができなくて集中してしまうので、
なかなか聴くタイミングが難しい。
だけど、今日はどうしても家に帰って早く聴きたい。

聴きました!
素晴らしい!

flora purim の声。
airto moreira のパーカッション。

夢を見ている感覚が訪れる、そんな曲のように思います。
この曲を聴いたのは、
初めての「ジャズ喫茶」体験をした東京四谷のイーグルという店。
いい音で聴かせてくれて、音を存分に楽しませてくれる空間。

この鎌倉にそんな場所があったらいいなぁ。

ほどほどの大きな音で、あるいはヘッドフォンで堪能してほしい。
本日お勧めの一曲でした。




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