fangle WORLD'S LIFETIME FITTINGS, GOODS & ORIGINAL ARTICLES
奈良でアンティークの家具・雑貨、古道具、オリジナルの鉄ものを扱うfangle。
 







Ahimsa : non-violent Silk
Katiya x Matka

またまたですが、
fangle+hei ローブコート。
好きだから仕方ない。

今回は秋使用、シルクのローブコート
とクルタ(と名付けてしまおう)。

KatiyaとMatkaはシルクの中でも
Ahimsa Silk とよばれている
非暴力?シルク。
特に緯糸のタッサーシルクKatiyaは
羽化した蚕が飛び立ち破けた繭から紡いたものなので、
糸がボコボコ。
経糸のMatkaは
マルベリーシルクのsilk waste(シルク落ち綿)から紡いだもの。

経緯糸ともに
繭が本来持っている膠質を取り除いていないので、
初めはシャイニーでもなく滑らかでもなくハリがある。
それが洗濯と使用とともに、柔らかく鈍い光沢を携えて
どんどん気持ち良くなっていくのが何とも魅力でございます。

一般的なシルクより大分強いと思います。
お手入れ、私はネットに入れて中性洗剤かシャンプーで洗濯機、日陰干し。

後日、オンラインにも掲載予定。





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数ヶ月前に @hjgallery HJ BOOKS で
横尾忠則『タマ、帰っておいで』を買った。

タマへの弔辞に始まり
ひたすらタマの絵とタマに関する日記。
愛猫への想いがうわーっと入ってきて
出だしから胸がきゅーっと絞られて、
食事が出てくるまでメソメソ。

横尾忠則といえば
私にとっては何といっても『インドへ』。
インドに全くもって興味がなかった
10代の終わり、友人の勧めで渋々読んだ本。
サイケデリックな絵を描くおじさんの本か、
という入り口だった。

なのに読み終えたら
「インド、絶対行く。」
「カシミールのナギン湖。ハウスボートに絶対泊まる!」
となり、初めての一人旅をするに至った。

そしてこの一人旅が本当に特別だった。
旅の途中から自分の中で色々なものが形を変えていくのを日々感じてた。

『インドへ』
再読しようとしてはみたものの、
初インドの事ばかり思い出して全然読み進められない。
そもそも今となっては
この本でインドに行こうと思い立ったのも不思議。

でも横尾さんの物事の捉え方に共感する。
『タマ、帰っておいで』は胸を掴まれたし、
エッセー読んでもそう思う。
数日前にもテレビつけたら日曜美術館に横尾さんが出てた。
『タマ、帰っておいで』
の絵を含め、今の横尾さんの絵がもう気になって仕方がない。

横尾忠則GENKYO展 行きたいわ。
きっと私のGENKYOが
インドにもあったんだろうな。

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