fangle WORLD'S LIFETIME FITTINGS, GOODS & ORIGINAL ARTICLES
奈良でアンティークの家具・雑貨、古道具、オリジナルの鉄ものを扱うfangle。
 



心情にも夏休みの終わりを告げなくてはならなくなってきました。
なかなか更新されないこのブログですが、
fangleの…mingle mingle…展 (南青山サンドリーズにて)を1週間後に控えて、
HPでのお披露目を辞し、登場の番を期しているものたちを紹介していきます。

その1 真鍮のお弁当箱

3段の容器と、持ち運びできるように取っ手がついている枠組み。

枠組みとフタの穴に挿すストッパー兼スプーン。
挿してひねるとネジの部分でストッパーになる。
スプーンだけでも雰囲気があって惚れ惚れ。

細かなものを分別して管理し持ち運びができるので、
我が家では色取り取りのボビンや針を分類して入れ、お裁縫箱として使っています。
飾れる道具箱です。

これとは違うタイプのお弁当箱もmingle展に出品します。
mingle展では、この他fangleが色んな国を巡り歩き回り見つけてきた沢山のものを
一度に見ることができる期間限定のfangleのお店です。
9月5日~10日、南青山サンドリーズに是非遊びにきてください。

その2につづく・・・











昨日は、鎌倉の花火大会。
行ってきました。
海上から打ち上げる花火は、真っ暗な空と海に浮かんで綺麗でした。
「はぁぁ、きれぇいぃ」と言いながら、
舞い落ちてくる灰を見て、この花火で海は汚れないのだろうか、と
何だか矛盾しているような妙な気持ちになったり。

ところで、鎌倉は小町通りに「社頭」という和紙を扱うお店があります。
店に入ると染物に似た和紙の奥深い世界が広がっていて、
紙にまで芸を施す日本人の細やかさを感じる、なかなか好きなお店です。

その「社頭」で昨年末に手に入れたのがこれ。

 芹沢介の紅型カレンダー

芹沢介は言わずと知れた有名な染色家。
本来は和紙染カレンダーで、
これは昭和21年から約60年の間つくり続けられ、重要無形文化財になっているらしい。
初めて目にしたとき、「こんなカレンダー欲しかった」と大喜び。
したのもつかの間、なかなかお値段が張りまして手が出せなかった。
ところが、その和紙染カレンダーを縮小した印刷普及版がお手頃価格で昨年登場。
趣までもが縮小している感はあるけれども、
一つの月ごとのその構図は日本の伝統色で彩られていて「芹沢ここにあり」です。
特に、この8月は今のところ一番のお気に入り。

他にも、
「社頭」には素敵な和紙で作ったもろもろがあり、楽しいお店です。
小町通りに行ったら是非。