大きな木
2013-05-09 | 本
五月を色であらわすと 鮮やかなエメラルドグリーン
初々しいかおりの枝を広げている 大きな木の下に立つと
木に抱かれているような感じで、落ち着きます
美しい新緑に囲まれた富士宮市立中央図書館で借りてきた 本
おおきな木
シェル・シルヴァイスタイン
村上春樹訳
緑色の表紙が今の時季に合っていて
本の中から風の囁きが聞こえてきそうな気がしました
少年と木のお話は
少年の成長と共に 静かに進んで行きます
さらっと読んで 残るのは深い想い
こんな木のような存在が欲しい
こんな木のようになりたい
原題は ”The Giving Tree"
無償の愛という言葉が 思い浮かびます
忘れていた優しい気持ちを取り戻せるような 絵本です