andante-life

時どきの感動をつづります

入梅~暑さも少ししのぎよく

2014-06-05 | 日記

                           

                                   

梅雨入り

 お蔭で、2~3日前の暑さから解放されました

 ゆっくり季節が流れてくれるのが一番です        

                                      
            

 

 

 

    乃南アサ著  『火のみち』 上・下

 

<あらすじ> 上巻

終戦後、家族と共に満州から引き揚げて来た南部次郎  

母親が亡くなり、そのわずかな葬儀費用を用立ててくれた男は、借金の形にと、妹・君子を売り飛ばそうとした

妹を守るために男を殴り殺してしまった次郎は、もう誰も信じられないと、燃え盛るような憎しみを

増大させていった

その激しい感情を鎮めてくれたのは、刑務所内での刑務作業で出会った備前焼だった

刑期を終えた次郎は陶芸家の城島に正式に弟子入りし、その道を着実に歩んでいく

一方、妹の君子は女優として成功を収めつつあった

独立し、鳥取で自分の窯を開いた次郎

何度目かの個展のために訪れた東京で、中国北宋時代の青磁・汝窯(じょよう)と出会う

今まで見たことのないその色使い、文様。汝窯に魅入られた次郎は現代に汝窯を蘇らせたい、と強く願うようになる

昭和の情勢を交えながら一人の男の人生を描く・・・   (webより)

 

                      ・はじめに心つかまれてしまいました・

                      上巻を読んで今、下巻にはいってます

 

昭和の時代に翻弄された一家、両親  兄  弟  妹 を失くし

残された兄妹がバラバラになる中、たった一人の妹を守ろうと殺人を犯す次郎

のちにいきさつを知った妹 君子は、兄 次郎を支えようと~

兄妹の生き様を見せつけらます

昭和の懐かしい空気も交えながら話は進んでいきます

・   ・   ・

この時代 戦争があり沢山の人達が命がけで生き抜かれたんですネ、

(戦後生まれの私たちは本や親たちから、この時代を学び育ちました

今は亡き父親から悲惨な話を何度も聞きた覚えがあります)

                       

                          *なんか平和ボケしている自分を見つけました*

 

  

見ていただいて