梅雨入り
お蔭で、2~3日前の暑さから解放されました
ゆっくり季節が流れてくれるのが一番です
乃南アサ著 『火のみち』 上・下
<あらすじ> 上巻
終戦後、家族と共に満州から引き揚げて来た南部次郎
母親が亡くなり、そのわずかな葬儀費用を用立ててくれた男は、借金の形にと、妹・君子を売り飛ばそうとした
妹を守るために男を殴り殺してしまった次郎は、もう誰も信じられないと、燃え盛るような憎しみを
増大させていった
その激しい感情を鎮めてくれたのは、刑務所内での刑務作業で出会った備前焼だった
刑期を終えた次郎は陶芸家の城島に正式に弟子入りし、その道を着実に歩んでいく
一方、妹の君子は女優として成功を収めつつあった
独立し、鳥取で自分の窯を開いた次郎
何度目かの個展のために訪れた東京で、中国北宋時代の青磁・汝窯(じょよう)と出会う
今まで見たことのないその色使い、文様。汝窯に魅入られた次郎は現代に汝窯を蘇らせたい、と強く願うようになる
昭和の情勢を交えながら一人の男の人生を描く・・・ (webより)
・はじめに心つかまれてしまいました・
上巻を読んで今、下巻にはいってます
昭和の時代に翻弄された一家、両親 兄 弟 妹 を失くし
残された兄妹がバラバラになる中、たった一人の妹を守ろうと殺人を犯す次郎
のちにいきさつを知った妹 君子は、兄 次郎を支えようと~
兄妹の生き様を見せつけらます
昭和の懐かしい空気も交えながら話は進んでいきます
・ ・ ・
この時代 戦争があり沢山の人達が命がけで生き抜かれたんですネ、
(戦後生まれの私たちは本や親たちから、この時代を学び育ちました
今は亡き父親から悲惨な話を何度も聞きた覚えがあります)
*なんか平和ボケしている自分を見つけました*
見ていただいて