受診。

今日は月一の受診。


今更ながら「まだタバコ吸ってるのか？！」


「へっ？？？うん。ストレス溜めちゃいけないんでしょ？だから仕方なく。」


「タバコは止めろやぁ。抹消神経症状のある人にはイカンー。」


「ストレス溜めちゃいけないんでしょ？だからビールも飲む。」


「……。タバコ吸っていい事は、タバコ吸う人はパーキンソン病にならないことぐらいだぁ……。」


「えっ？！そうなの？！ラッキー。なんで？」




「なんでかは分からないけど、昔から言われてる。尿酸値の高い痛風持ちも。」


「へぇ……。先生、つーふーでよかったね。」


「……でも、アルツハイマーにはなるよ。」



「タバコ吸っても吸わなくても、つーふーでもつーふーでなくても、アルツハイマーは仕方ないよ。」


「まぁなぁ……。」


「先生、アルツハイマーになったらヤなジジィになりそうだね。」


「かわいいじぃさんになりたいけどなぁ……。」


「みんなそう思って年取っていくんだよ。」


「だよなぁ……。」




「仕事はどぅだぁ？」


「うーん……。なーんかねぇ……老健に長らくいたからか、納得いかない事が多くてねぇ……」


「うちの病院も、難病の寝たきりばかりだからなぁ。看護士もリハビリも、何をどうしてやりたい、って事も無くなってくるしなぁ。」


「だからって何もしないのは納得できない。」



昨日も同じような話をしたな。


今日も仕事に行き、先日書いた“自分で食べられるのに全介助になった方”の介助をしてたら、


「ごめんねぇ……。自分で食べた方がおいしいのは分かってるんだけど……」


って逆に謝られた。


「違うよ！あたし達が変えてあげられないのがいけないんだ！こっちこそ申し訳ないよ！！！」


涙が出そうだった。



ちょっとでも生き易く、してあげたいなぁ。



マジでこれがストレスなんだよなぁ。



悔しくていっぱいのストレスって、とても良くない気がする。