どうしても羽化が見たい。
長年の夢なのにミンとも言わない静かな我が家周囲。
一昨日くらいからこうバクダンに
「ねぇ、サナギ探しに行こう。ねぇ、ねぇ。」
としつこく言ってたが拒否られてた。
昨夜もまたまたまた
「ねぇ、ねぇ。サナギ探しに……」
「なんでそんなん見たいの?そっとしといてやれよ。」
「……。だって見たいもん。友達 何回も見て綺麗な写真送ってきてくれたもん。」
「じゃあ写真で充分だろっ?!」
「本物見たいもん。」
「幸子もダメだったろっ?忘れたのっ?!」
「あれは人間のせいじゃないじゃん……」
「自然のものは自然のままで置いといてやるのが一番いいんだ!」
「……一回だけだから着いてきて……」
「もうっ!しょーがないなぁっ!!!」
せっせと用意してくれました。
「ママ?ペットボトルはっ?」
「へっ?水いるの?!」
「違う!入れるためだ!枝にいたらそれを折って入れてきたらいいだろっ?!」
手で持ちゃいいじゃん……とは思ったが、確かに触りたくはないのでせっせと指示に従いペットボトルをカッターで半分にカット。
二人でひとつずつ懐中電灯を手に近所の公園に。
「穴ないじゃん。」
「……穴……?」
「そう。地中から出てくるから穴が開くんだ。全然ないから出てきてない。もうちょっと待たないと。」
「でも見えない所の穴から出てきてるかも……」
「出てくるシーズンになったら穴だらけだから!」
「へぇ……そんなもんかい……」
「もう帰るよっ!」
「あの……あと向こうの橋の方の木も……」
「ママ一人で行けよっ!」
「……怪しまれるじゃん……」
着いてきてくれ捜索も、様々なレクチャーを受け、挙げ句はゲットならず。
でも今晩も誘ってみよう。
キレられるかな。
へへ……。
長年の夢なのにミンとも言わない静かな我が家周囲。
一昨日くらいからこうバクダンに
「ねぇ、サナギ探しに行こう。ねぇ、ねぇ。」
としつこく言ってたが拒否られてた。
昨夜もまたまたまた
「ねぇ、ねぇ。サナギ探しに……」
「なんでそんなん見たいの?そっとしといてやれよ。」
「……。だって見たいもん。友達 何回も見て綺麗な写真送ってきてくれたもん。」
「じゃあ写真で充分だろっ?!」
「本物見たいもん。」
「幸子もダメだったろっ?忘れたのっ?!」
「あれは人間のせいじゃないじゃん……」
「自然のものは自然のままで置いといてやるのが一番いいんだ!」
「……一回だけだから着いてきて……」
「もうっ!しょーがないなぁっ!!!」
せっせと用意してくれました。
「ママ?ペットボトルはっ?」
「へっ?水いるの?!」
「違う!入れるためだ!枝にいたらそれを折って入れてきたらいいだろっ?!」
手で持ちゃいいじゃん……とは思ったが、確かに触りたくはないのでせっせと指示に従いペットボトルをカッターで半分にカット。
二人でひとつずつ懐中電灯を手に近所の公園に。
「穴ないじゃん。」
「……穴……?」
「そう。地中から出てくるから穴が開くんだ。全然ないから出てきてない。もうちょっと待たないと。」
「でも見えない所の穴から出てきてるかも……」
「出てくるシーズンになったら穴だらけだから!」
「へぇ……そんなもんかい……」
「もう帰るよっ!」
「あの……あと向こうの橋の方の木も……」
「ママ一人で行けよっ!」
「……怪しまれるじゃん……」
着いてきてくれ捜索も、様々なレクチャーを受け、挙げ句はゲットならず。
でも今晩も誘ってみよう。
キレられるかな。
へへ……。