今回、みちさんの闘病中に息子じゅんが彼女を連れて帰ってきてた。
しかも、おじちゃんに代わって3日間泊まりこんでお世話してくれてた。
でも、それまでにみちさんととんでもないバトルがあり、あたしは一方的にみちさんからの話からしか聞いてなかったから、気に入らないし、一生会うことはないと思ってた。
でも急に会いに帰ってきてて、病室で対面してしまうことがあり、「はじめましてー。三人しか入れないからねー?」と、素晴らしい作り笑顔でご挨拶しただけで帰った。
その後みちさんに
「あたしが悪かったの。本当にいい子なの。033にも仲良くしてもらいたい。」
と言われ、その後じゅんとご飯食べに行って、事の流れを説明されて納得。
「本当に033ちゃんと絶対に合うヤツなんだ!オレが033ちゃんのこといっつも話すから話してみたいって前から言ってた。本当に二人で飲んだらスゴいと思う!……マジで……」
「分かった。まぁ次来たら一緒に飲もうって言っといて。」
そして会ったのが亡くなった日。
その日にお通夜したから県外からじゅんと来てくれて、式の途中にやっと間に合った。
顔見た途端、なんだか自分から声かけて
「ありがとねー。」
号泣のゆかりと抱きしめ合ってしまった。
控え室でお食事。
それから二人でベラベラベラベラベラベラベラベラ。
おじちゃんの兄弟さん達も来てベラベラ爆笑、まぁちゃん囲んで途中号泣、初めて会ったそのおじちゃん兄弟の息子兄ちゃん達と、バクダン達、ゆかりの子供で輪っか作って真剣爆笑の人狼……途中みちさんのお友達たちも来てくれて号泣。
涙と笑いのお通夜。
みちさん「うるさいっ!!!」って怒りそうなくらいの爆笑。
本当にいいお通夜だった。
次の日のお葬式もコロナのせいで誰も呼べなかったのに、じゅんのお店の子たちもわざわざ来てくれたり、みちさんのお友達も来てくれたり、
「みちさん、もう、痛いこともしんどいことも無いからね?」
って言いながら号泣。
毎日会ってたこうも
「みっちゃん……みっちゃん……」
って、抱きしめてやりたいくらい泣いた。
それでもおじちゃん兄弟が泣きながらも異常に面白い人だからみんなで踏ん張って送れた。
早い時間のお葬式で夜はホゲーっとツレと釣りに行こうって話してた。
そしたら、あたしと飲むために息子学校休ませてもう一泊する、と。
……しゃーないなぁ……
ゆかりとザブザブ飲みました。
「033さん!じゅんちゃんはねぇっ!!!」
「はぁっ???じゅん死ねっ!!!」
「そんでねぇっ!じゅんちゃんねぇっ!!!」
「はぁ?死ねっ!!!」
みちさんのお葬式の日に死ね連発……。
あり得ない、と思いつつ、爆笑ザブザブ。
おじちゃんの家まで帰ってザブザブザブザブザブザブザブザブ……。
腹割ってゲラゲラ話せた。
本当にいいヤツだった。
ラウンジとか色々やっててやり手、でも一生懸命ないいヤツだった。
本当に妹ができた気分、とキャンセルしたツレにもライン。
ゆかり本人にもラインで伝えた。
“みちさんが“ 033と仲良くして欲しい”って言ってた意味が分かりました。本当に飲めてよかった。じゅんちゃん抜きでも連発するからねー?”
“いつでも掛かってこいやぁっ!!!”
一人っ子のあたしに妹ができた。
みちさんにもあたしにも恐ろしいくらい似てる。
残念だね、じゅん。
みちさんはその場にいなくとも、その流れをマルマル汲んだ絞める人間はまだいるど。
息子はハハに似た人を選ぶ、を実証。
また飲もうねー。