月1の受診。
入って椅子に座りながら
「レルミット変わらないー。」
「レルミット…?」
「そうー。やっぱりビャーンってなるー。」
「ビャーン…?」
「そう首前にしたらー…」
「あぁっ!レルミットかぁっ!!!レルミットぉ…。何のことかピンとこんかったわぁ…」
「…???神経内科医だろ…???」
「…なぁ…。おれももう引退かなぁ…」
「新しい病院行くんでしょ?そんな人に来られても困るから脳外科に行って検査してもらって。」
「なぁ…だよなぁ…」
来月から新天地に行くのに、結局は元の病院、外来に行ってた病院と3つは廻るらしい。
「何で1ヶ所にしないの?まだ稼ぎたいの?」
「元の病院に異常にいっぱいの患者さんがいるんだぁ。全部放って行ってもよかったんだけどなぁ…」
「まぁ、捨てては行けないよねぇ。ストレス掛からないくらいにしなくちゃダメだよ?」
「うん…」
どっちが医者で患者なのやら。
私のレルミットは、今の巨大病院ではすぐに撮れないから、その3ヶ所の1つ、10年ぶりくらいの病院に行ってMRIを撮ります。
お釜に、入るの何年ぶりだろう。
あの工事現場みたいな音の中で寝てしまう事さえできる、ハードコアパンク好き難病患者です。
でも閉所は恐怖症なので目は二度と開いてみないことにする!!!