ヤマアラシのジレンマ、という、何だか切ない言葉があるけど…。
今朝もツレと大将と釣りに。
なーんにもあたらないからサビキングへの道を進む。
一投目で子サバ。
一回り大きくなってる。
人んちの子の成長は早いねぇ…。
その後は全くあたらず、
「あの子は1匹狼?サバだけど…。」
サビキロッド持ってウロウロ。
そしたら皆で並べてるロッドの大将の1本にヒット!!!
離れてるあたしにも分かるドラグの音!!!
ひゃっ!っとなって走って見に行ってると、ジャーーーーーッとあたしの方に走ってきた!!!
「あっ………」
切れた。
あたしの足元の堤防に入っていった…。
「スゴい…止めれませんでした…」
何十年も釣りしてる、180オーバーの大柄の大将が止められなかった…。
「魚がいる事は確認しましたっ!」
「久しぶりにドラグの音聞けましたっ!」
「ありゃあデカかったねぇ……」
怪物は、まだいる………。
こんなん見たら、仕事のみんなが帰る時間に、まだ自分には時間あるのに、とりあえず巨大タモを車から出すけど、ふと我に返って…納竿してしまうんだよなぁ…。
アカメきて、あたし1人で寄せれもしないのに、やりとり出来ない!
「来たらおじいちゃん達に頼めよっ!」
ってツレは心配しながら帰るけど、おじいちゃん達、飛ぶぞ。
るぅちゃんパパに聞かれた時には
「ライン切ります。」
とキッパリ答えたもん。
ってか、ハサミなり持ってなかったらラインぜーーーんぶ出されて終わるだけかなぁ…。
普通にチヌ、キビレでいいのになぁ…。
ちっちゃなシーバスで1人でランディングの練習したいだけだもん…。
いろいろ考えてたら怖くなって帰るわなぁ…。
釣りたい、でもデカイのは要らない。
そんな釣り人、この世の中にいますかねぇ…。