圧巻？

道着と袴をお洗濯。



なんと、道着８枚、袴５本！



……どう数えるのか知らないが、そんなにありました。


壮観です。



さながら我が家が道場のよう。



左腕に道場名が入ってるんだけど、これを背負ってきたんだなぁ、と感慨深い。


昇段テストと卒業式が最後。




泣ける。



あ、袴もう一本、クリーニングに出してるんだった！！！

置き土産。

バクダン達が今まで使ってきた、道着、袴を下級生達に差し上げます。



六年やってきて、小さくなったのは貰ってもらってるけど、先輩方から貰って、大きくなったら着られるハズなのに大きくならなかったから着られなかった物、最近までこうバクダンが使ってきた物など。



剣道続けるなら先々、道場対抗などの試合に出るかもしれないから残しておきたいけど、剣道止める者にはいらない物。



ありがたい事に、みんなが



「こうちょうだい！」



と言ってくれるので貰ってもらいます。



ってか、この前の道場でのお別れ会の時に、こうは着てた道着をその場で脱いで一番仲良かった下級生にあげて、ベンチコートの下は袴一丁で帰る、という、かっこいい（？）事をしやがったので１つ少ないが、我が家には何枚道着があって、何枚袴があるのか。



見えるだけでも道着は６枚……。



二階に何枚あるのかな？



さぁ！お洗濯！



……。記念に一枚だっけ取っておこう。

うーん（怒）

職場の特別養護老人ホームのホールではテレビがついてる。



見る方もいるから。



今日、仕事してて、以前にも書いた仕事の出来ない、よっぽどいらなかったからか、あたしのいる部署に移動してきたトマト野郎がテレビに合わせて歌い出した。



ミスチル。



……？……。……？？？



ロクに他の職員、お年寄りとも話さないクセに歌ってる。



……。



終わったと思ったら、次のフレーズも！！！



あたしはテメェの歌聞きにここに来てるんじゃないけど？！



うるさい。


うっとおしい。






まだ周りの職員さん達に意地悪言いながら笑い出して間もないから我慢したけど、危うく



「だまれ。吐きそう。」



って言いそうになった。



でも、我慢して、



「うぅんっっっ！！！」



と、ペンとパイナップルの間くらいの声を大きく出した。



不快が伝わったのか、止めた。




次は間違いなく口に出し、あんたが座ってる椅子、蹴るからね。



もしくは黙ってしばくど。

涙。

お別れ会でした。


先生からのひと言。



「こう。お前は剣道止めるんだな。でもお前が決めたことだし、剣道はいつでもできる。お前の将来が楽しみだ。」



……？？？ジャー……。




夜も飲み会。



楽しく飲みながら、お世話になった保護者さんにジャー……。



司会の保護者さんが流れを考えていてくれて、最後には六年生が前に並んで



「お父さん、お母さんにひと言！」



「誰か！バスタオル！」



叫ぶあたし。



こうバクダン、



「病気なのに試合への送り迎えありがとうございました。」



ウルッ。照れ隠しで「それだけかっ！！！」




続いて、



「お母さん方、子供さんの横へ！思い出なんかひと言お願いします！」




マジで……？




みんなの前に立ってお話。



ジャー……。



途中、バクダンに


「ママ！話長いっ！」


って止められながらもワーワー。




「いっぱい怒ってきました。本当に口汚く罵る事もいっぱいした。ママには分からないだろっ！って言われて、ビール片手にいっぱいケンカもした。今年はかっこいい背中見せてやれなくって、コイツも悔しい、辛い思いをいっぱいしたのを横で見てた。いっぱい泣いたのを見てきた。でも、剣道をやってたからこそできた経験、思いが本人にもあたしにもいっぱいありました。すごくしんどい思いもたくさんしたけど、あり得ないくらい本当に楽しい６年間だった。これからいっぱい楽しんで下さい！」



こうも泣いて、親御さんたちも泣かせてやったわ。




本当にみんなありがとう。



先生方はもちろん、保護者同士も仲良かったし、たったの少剣だけど、ってか、だからこその親のスクラムがガッチリだった。



楽しかった。本当に楽しい６年だった。




人間、モノによるかもしれないけど、
終わった時には嫌な事は忘れて、いい思い出しか残らないのを実感。


本当に終わった。



ありがとう。



離れてもみんなのファンでいるからね。

最後。

今日は剣道のお別れ会です。


去年のゆうの時もやってもらったけど、今年はこうバクダン。



まだ昇段テストに行かなくちゃいけないけど、道場内としては我が家にとっても剣道生活最後の日。



卒業生からも感謝の手紙を読み、先生から一人一人に別れの言葉をいただきます。



去年のゆうの時はグッときたものの泣かなかったけど、今年は号泣するんだろうな。



本当にいろんな経験、思いをしてきた６年間だった。



負けて悔しい、悲しい、辛い、それ以上の、勝って楽しい、嬉しい、喜びの涙もあったな。



去年は送る側だったこうが、今年は送られる側になり、「もう泣きそうだ……。」と呟きながら感謝の手紙を書いています。



剣道をやって良かったね。



先生方、本当にありがとうございました。
あ、泣いた。