叔母みちさんがガン……って話を書いたままだったけど、手術をして抗がん剤治療をしてる。
でも副作用が酷く、治療はしたいけど、吐き気、お腹、背中の痛みが辛いので、麻薬であっても強い鎮痛剤を使って欲しいってお願いしてるのに主治医は前よりは鎮痛剤使う頻度が減ってるし、便秘なんかの副作用があるからできないの一点張り。
その間もみちさんに電話や一時退院で迎えに行って会うたび、
「033ー……しんどい……もう死にたい……痛いし吐きそうだし、あたしもう無理……」
髪の毛は抜け落ちて、ただでさえ細いのにガリガリになってしんどい、死にたい、と訴え、せっかくの一時退院でも痛みが出てその夜には病院に戻るみちさんは見るのも本当に辛い。
挙げ句のはて、看護師さん達が「うちは鎮痛剤4種類しかない。ちゃんと自分に合うのを使ってくれる所がいいと思うよ?」と叔母に直接、転院を勧めてくれ始めた。
ガン相談窓口に相談しに行き、お勉強。
本人も同席でペインクリニックや疼痛外来のある、痛みのコントロールをしながら抗がん剤治療を続けていける病院に転院したい、って先生に話しに行ってきた。
「治療しながら薬で痛み調節するならここでもいいじゃないか、緩和ケアなら紹介状かくけど、せっかくここまで頑張って数値も良くなっているのに止めるのは勿体ない。」と。
「ですから、治療をやめて緩和ケアに行きたい訳じゃないんです。ここで治療しながらもうちょっと強い薬で痛みを抑えてはもらえませんか?」
「だからーその副作用のリスクがぁ……。抗がん剤の治療はどこに行っても変わらないと思うよー?他の病院も同じようなことしかできないと思うよぉ?」
「ですからー……ここができないのであれば他で試してみたいんです。」
お互いが堂々巡り。
とにかく情報提供書さえ書いてくれればいいのさ。
緩和ケアの紹介状持って一旦、緩和ケアに行って、やっぱり治療したい!にしようか、と考えて話が終わった所で、付き添ってくれてた看護師さんが、
「一時退院の時に救急車で別の病院に行けばいい。ここには帰りたくない!ってちゃんと言って!その後は病院同士の話だから大丈夫!」
そこまで教えてくれました……。
有り得ない……。
副作用が無くて治療を勧められる人には本当にいい病院。
でも、実際の痛みに対するケアが無いなんて……。
「とにかくみちさんが先生にきっぱり言わないといけない。ゆったれっ!」
今朝、直接本人から先生に
「治療は続けたいです。でも痛みのケアもして欲しいです。だから別の病院に行きたいです!!!」
と回診の時に言わせたら
「紹介状は書くけど自分で病院探して。」
と即答されたそうです。
凄いな。
オペ、治療的にはいい先生なんだけどその間の本人の生きていき方に目を向けてくれない、というか。
偉い先生のプライドなんだろうか。
それは患者は知ったこっちゃないよ。
もう先生とは話すことはないので、私が直接情報提供書もって相談に行っていいのか、連携室のソーシャルワーカーさんが間に入ってくれるものなのか、病棟の看護師長さんからの返答待ちです。
転院って言っても退院してから別に受診、なんだからまぁ、あたしがやって当たり前なんだろうけど、婦人科、痛みのコントロールを両方やってくれる病院を探さないと。
みちさんが痛みなく治療できるように、あたしも頑張る。
明日は忙しいかな。
疲れたな。
おやすみなさい。
がんばろ!