ホワイトデーってか？

　こうの高校での友達が初めて来た。

前の家は学校から近かったし、親も知ってるし、クラブの子や先輩たちもみんな遊びに来たり泊まりに来たりだったけど、高校はひと月でクラブも辞めたし、いろんな学校から集まってきてるから、友達の顔すら知らない。

クラスも仲良く、友達も多いらしいので心配はしてないけど、家も遠くなり、高校の友達ってのを見たことがなかった。

そんな中、１人来た。

ホワイトデーのお返しを作りに！

去年こうが作ったガトーショコラがやたら美味しかったのを本人が学校で自慢して、のことらしい。

なかなかのイケメンのテニス部。

ちーちゃんとな。

こうがスマホ片手にせっせと教えながら作ってる。

初めてのお菓子作りだったらしい友達はワイワイしたいかもしれないが、同じリビングでハハがテレビ観てるもんだから騒げず可哀想。

だって

「ママ？これは？」

「ママ？オーブンって…」

聞かれることが多くて釣りにも行けないんだもの。

「160℃で10分、その後180℃に上げて30分…。」

焼く所まで来たらしい。

10分経って温度上げて

「ママ？俺たちもう出るから、焼き上がったらオーブンから出して常温まで冷まして冷蔵庫で冷やしといて！よろしくっ！」

って１人はクラブ、こうは映画観に出て行った…。

結局ワシかーいっ！！！

どんどん部屋中があまーい、いい香りに。

30分ピーッて終わり覗いて

…？？？…！！！

撒けとるやないかーいっ！！！

しゃーないので撒けた所、食べてみた。

美味しいやないかーいっ！！！

型の中身は突っつけないけど、ちーちゃんの分は多分成功。

今は映画から帰ってきた、明日

自分の物を焼くこうと、あわよくば自分もおこぼれに預かろうとしてるゆうが２人で残った分をせつせと焼いてます。

ママこうにあげたよ？？？

勿論ママの分もあるよねー？？？

モドキって？？？

　今日はお釜に入る前に１人で釣りに。

　この前あんなにいた魚が１匹もいない…。

ありー…。

せっかく来たのだからと、しゃーなしで落としたり投げたりしてみる。

…さぶい…。

曇り空だからか、久しぶりに寒いわ。

ズルズルしてると、ヒット！

おっきくはないけどカサゴか？？？と揚げると、マハタ！

いや、本当はマハタではなくマハタモドキ！

というのも先日ブラックパール出船したけどハゲて帰ってきた反省会に呼んでもらって飲んでる時に

「あたしマハタ釣ったー。ちっちゃいけどー！」

って写真みせたら

「あー、これはマハタじゃなくてマハタモドキだー。」

「マハタモドキ？？？」

ネットで検索。

画像検索結果: https://www.padi.co.jp/scuba-diving/columns/familiar-fishes/images/sakana4_1.jpg

なんじゃそりゃ！！！

縞模様のちょびっとの違い？？？

よくまぁ、たったこれだけ変えて進化したもんだ。

前にウッカリカサゴを釣った時に変な名前とそうなった経緯に驚いたけどそれ以来の衝撃。

「味はやっぱりマハタが美味しい」

って言われたけど、区別せず取引されてる、とも書いてる。

80センチくらいになる、とな。

ロッド折れるわい。

20センチくらいでちっちゃかったからリリースしたけど、食べてみればよかったかなー？

お刺身、6切れくらいは採れるかなー。

よし。明日も行こうっと。

リアルで怖い夢。

夢を見た。

今でも忘れられない。

なんでか、の、土石流の夢。

どんどん土石流が流れてきて建物の上に一生懸命あがった。

そんでバクダン達は？？？と思いながら家に帰ってるとゆうバクダンからの電話が繋がり

「生きてるの？？？どこっ？？？」

って叫び、

「絶対に迎えに行くからその近くの避難所へいろ！今日は行けないかもしれないけど、絶対に行くから！！！」

そんで家に帰って騒然となるご近所さん達の中でこうを探してたらヤツは帰ってきた。

なぜか小学生の頃のこうバクダン。

そして抱きしめて

「よかった！！！」

って号泣してる所で目が覚めた。

凄く長い怖い夢だった。

もう１週間くらい前の夢だったけど、今でも忘れられない。

そんな事が実際にあった今日。

大切な人を亡くした人が沢山たくさんいる。

私の住んでる所でも、いつ地震が起きてもおかしくない。

そんな時、本当にどうなるのか。

テクノストラクチャーとかなんとか頑丈な家を建てはしたけど、その時に家にいるかどうかすら、下手したら、どっかで呑気に釣りしてる時かもしれない。

津波から逃げられるのか？

怖いな。

病気のこともそうだけど、毎日が当たり前にくると思うのは大間違いだな。

被災された人たちに穏やかな日が来るなんて思えないけど心から願います。

受診

月１の受診。

入って椅子に座りながら

「レルミット変わらないー。」

「レルミット…？」

「そうー。やっぱりビャーンってなるー。」

「ビャーン…？」

「そう首前にしたらー…」

「あぁっ！レルミットかぁっ！！！レルミットぉ…。何のことかピンとこんかったわぁ…」

「…？？？神経内科医だろ…？？？」

「…なぁ…。おれももう引退かなぁ…」

「新しい病院行くんでしょ？そんな人に来られても困るから脳外科に行って検査してもらって。」

「なぁ…だよなぁ…」

来月から新天地に行くのに、結局は元の病院、外来に行ってた病院と３つは廻るらしい。

「何で１ヶ所にしないの？まだ稼ぎたいの？」

「元の病院に異常にいっぱいの患者さんがいるんだぁ。全部放って行ってもよかったんだけどなぁ…」

「まぁ、捨てては行けないよねぇ。ストレス掛からないくらいにしなくちゃダメだよ？」

「うん…」

どっちが医者で患者なのやら。

私のレルミットは、今の巨大病院ではすぐに撮れないから、その３ヶ所の１つ、10年ぶりくらいの病院に行ってMRIを撮ります。

お釜に、入るの何年ぶりだろう。

あの工事現場みたいな音の中で寝てしまう事さえできる、ハードコアパンク好き難病患者です。

でも閉所は恐怖症なので目は二度と開いてみないことにする！！！

あーあ。

　早速行ってみた。

カサゴ酒蒸し食べたかったから。

ヘチ釣り？

ジャッカルのチヌ用ズル引き、みたいなのをチョンチョンしながら堤防の先っちょの灯台へ。

もう一本ぶっこみロッドセットして、

「うりゃっ！」

って投げたら

「そこは根掛かるぞー。」

？？？

10メートルくらい離れた港の入口の対岸にツレ。

「うわっ！来てたの！？」

「LINEしたぞー？」

鳴らなかったから気付いてなかった。

10メートル離れてお話し。

「そっちのお前の分、全部釣ったらいけないと思って置いといてやった。」

「ふーんだ。ってか、潮見てなかったけど、引き過ぎて魚いないよー。」

「だなぁ…」

そこそこのデカイ声で話しながら、用事のあったツレは先に帰った。

ちょっとずつお日様陰ってきた。

…。…。…。

人の気配がない静か過ぎる小さな港。

あら？

あたし、ライフジャケットっていうか、腰巻きしてないや。

凄い細い堤防なのに、ここでボチョッて落ちてもだーれもいないからだーれにも気付いて貰えない…と思ったら急に怖くなって

「帰ろ…」

片付けた瞬間、シーバスがヌウッと。

くっそぅ…。

ボウズでそそくさと帰ってきました。

酒蒸しはお預け。

そろそろバクダン達は春休みなので潮見ながら頑張ってカサゴとチヌに挑みたいと思います。

ツレの水槽のデカカサゴくれないかなぁ…。