尻尾は、桃ちゃんの数あるチャームポイントの内のひとつです。
お座りした時に、長い尻尾がくるんと前足にかかる様は、なんともかわいいものです。
家に来た当初、桃ちゃんの尻尾は垂れ下がったまま、お股の間にあるのが常でしたが、
最近は、表情がゆたかになってきました。
ごはんの時は、尻尾をピーンと立てながら、催促をしつつ近寄ってきます。
のび~をする時は、尻尾が輪を描きます。
リス化した時は、ふおんふおんと激しく、しなやかに上下左右に動きます。
あまりの暴れっぷりに叱った時は、ごろんと横になって、
もうリスはやめました。という様な顔をして、落ち着いた素振りを見せるのですが、
尻尾を見ると、先っぽの方だけ、まだひよひよと動いているのです。
これは、リス状態が継続していることを表しています。
この様な時は、なんだ、落ち着いたフリをしているだけなのか、とがっくりしてしまいます。
しかし、尻尾で感情表現をできるほど、桃ちゃんは自分を出せるようになったのですね。
大変喜ばしいことです。
そんな桃ちゃんに、酷なお知らせがあります。
実は私たちは日曜日から2泊3日の旅に出てしまうのです。
その間、私の母が泊まり込みで、桃ちゃんの面倒を見てくれるのですが、
なにせ、人見知り桃ちゃんですから、たちまちに怯える桃ちゃんに変身してしまうでしょう。
ごめんね、桃ちゃん。でも、お母さん優しいし、いい人だから大丈夫だよ。
尻尾ふおんふおんさせても叱られないよ、きっと。