家ねこももごんの日々

2011年7月3日、茶トラの桃助(4才)を拾い、
2014年2月、たぶんアメショーの権太(老猫)も家族になりました。

桃ちゃんのインスタレーション。

2011年08月17日 | 日記


それは、今朝のことでした。

主人が何やらゴソゴソしているので、いつもより1時間半、早く目が覚めました。

いったい何をやっているのか、と問うと、何やら嬉しそうに答えるのです。

今朝起きてみたところ、桃ちゃんが例によってトイレの砂をぶちまけていたのだ、と。

そして、その規模はいままでの比ではなく、最大級のものだ、と。

まず、トイレ自体はいつもの場所から50cm程移動しており、

トイレの砂は、リビング全体と寝室にまで及んでいた、と。

ああ、それは確かに最大級ですね。

しかし、何故にあなたはその様に嬉しそうに話すのか、と問えば、

その光景を一目見て、これは芸術作品だと思った、と。

桃ちゃんの、トイレの砂によるインスタレーションだ、と。

その証拠に当の桃ちゃんは、椅子に寝そべり、

作品を創り終えた芸術家の様に、満足げに佇んでいたのだ、と言うのです。

そういうわけで、「桃ちゃん、素晴らしいね!」と褒めておいた、と。


そして、主人は2,3枚記録写真を撮り終えると、

インスタレーションのお約束、撤去(砂を掻き集めてトイレに戻す+床拭き)を開始したのですが、

桃ちゃんはそれを心得ているのか、別段抗議するわけでもなく、

椅子の高見から、じっと見守っていたそうです。


そうですか、それはそれは、お疲れさまでした。

あなたの心の美しさは、もはや私の手の届かないところにありますね。

次元が違います。

なので、私はなるべく実現できそうなことを、日々心がけようと思います。

そして、私が先に起きなくて本当に良かった、と心から思ったのでした。