昨晩、料理を作ろうと冷蔵庫を開けた瞬間、
曖昧に入れておいた酒瓶が落下し、大破。
ガラスが飛び散ってしまいました。
桃ちゃんが危険です。
書斎に連れて行き、段ボール箱の中に退避してもらいました。
逃亡防止のため、重し代わりに鉄製のすき焼き鍋を置いたのですが、
なんと、桃ちゃんはこの重しを押しのけて、出て来てしまいました。
ここはどこ?と、不安で情けない顔をしながら、廊下をそうっと歩いています。
頭を低くして、耳をたたんでいる様は、まるでおこじょの様(叱られた時と同じ姿勢)です。
おこじょ桃ちゃんを抱き上げて、書斎に戻り、とりあえず、落ち着かせることにしました。
知らない場所だということと、向こうの部屋から聞こえてくる掃除機音により、
しばらくは逃れたがっていたのですが、念入りなマッサージと説得により、
ゴロゴロいい始め、寛いでくれるようになりました。
こんな状況でもゴロゴロいってくれるなんて、
よほど信頼してくれているのだ、と感慨にふけっていたのですが、
向こうの部屋では、仕事から帰宅したばかりの主人が、後始末をしているわけです。
すみませんでした。本当に。と謝罪すると、
主人は「冷蔵庫を開ける時は気をつけてね。」とだけ言ったのでした。
ああ、この人の接し方は桃ちゃんに対しても
私に対しても、変わりがないのだ、と妙に感心してしまいました。
しかし、桃ちゃんは力持ちですね。
あの鉄鍋は2.5kgもあるんですよ。と、こちらにもいたく感心した次第です。