家ねこももごんの日々

2011年7月3日、茶トラの桃助(4才)を拾い、
2014年2月、たぶんアメショーの権太(老猫)も家族になりました。

甘々桃ちゃん。

2011年08月12日 | 日記



旅行から帰ってから、桃ちゃんの態度に変化が現れました。

台所で桃ちゃんのごはんを準備し始めると、

ミゥーとかわいく鳴きながら、尻尾をピーンと立ててお迎えにくるのです。

そして、足下を忙しなく動き回り、すり~っと体をすりつけて来ます。

あまりに近く、踏みそうになるので危ないのですが、

自ら体をすりつけてくる様は、感動に値します。


そして、一番の変化は、お触りができるようになったことです。

今までは、ごはんと傷口洗浄&薬塗布の時限定だったのですが、

この限定が解除されたのです。

(ただし、リス化している場合は魔法のバスタオルを使用します。)


普段の桃ちゃんは、食事が終わると、後ずさりして寝床に入り(通称:車庫入れ)、

エアー舐めをするのですが、その日はその場を離れようとしないので、

そぅっと背中を撫でてみると、逃げません。

それどころか、お腹を見せて、「もっと撫でろ。」と言っています。

その時、桃ちゃんは私の足、手、顔(至近距離に桃ちゃんの顔が。)を

クンクンと嗅ぎまくっていました。

それ以来、通りすがりであるとか、隣の椅子に座った時などに、

手を差し伸べると、クンクンと臭いを嗅いだ後、お触りの許可がおりるようになりました。

その1日後、主人にも許可がおり、めでたく夫婦そろって

桃ちゃんと甘いひと時を過ごせるようになったのです。


今、我が家では、1ヶ月前ならば想像すらできなかった光景が展開されています。

夢の様とはこのことですね。

桃ちゃん、私たち、極悪人卒業、ということでよろしいでしょうか?







かわいいね、桃ちゃん。

2011年08月10日 | 日記


今回の旅は猫に縁がありました。

山奥にある家で1泊したのですが、広い軒先には猫が4頭いました。

最初は母猫が来て、ごはんをもらうようになってから、

子供たちを連れてきたそうで、飼っているというよりは、

野良が居着いたということらしく、とても逞しい猫たちです。

なんと、猫の本領を発揮して、ねずみ(本物)を穫ってきたのです。

もうすでに首が無く(食べたらしい)、胴体をなぶっています。

他の猫が近寄って来ると、あげないよ。と、獲物と共にどこかへ走り去りました。

彼らにとっては普通のことなのでしょう。

しかし、私たちには刺激が強すぎて、

思わず「ひゃ~」などという、情けない声を漏らしてしまいました。

いや、これに比べたら、桃ちゃんなんてかわいいものだな、と

つくづく思ったのでした。


そして、旅先で立ち寄ったギャラリーには猫が座布団の上で寝ていました。

その猫はこまちゃんといい、立派な成猫です。

体格もよく、桃ちゃんの2倍はあるのではないかという大きさ。

寝ているこまちゃんを、子供たちは遠慮なしに触りまくっていました。

触るだけでなく、ほっぺや足などを引っ張ったりしています。

それでもこまちゃんは、なされるがままにして、寝ています。

いやあ、大人ですね、こまちゃん。

桃ちゃんも大人になれば、こんな風になるのだろうか、と

いささか信じ難い気持ちで、眺めていたのでした。


それで今、家の桃ちゃんは、というと、リス化しています。

猫砂の袋に戦いを挑んでおり、勇み過ぎて前転をしてしまったところです。

いやあ、かわいいですね。

逞しい猫や大人な猫を見た後だと、尚更かわいく見えます。

桃ちゃん、君はどんな大人になるのだろうか、見当もつきませんが、

かわいいことは変わらないのだろうよ、と、思ったのでした。







桃ちゃん、ただいま。

2011年08月09日 | 日記


留守中の桃ちゃんについて、母からの聞き取り調査によると、

最初は警戒心たっぷりの応対だったようです。

ごはんをあげても寝床から出ず、母がトイレに行ってる隙に食べるという用心ぶり。

しかし、段々と慣れてきて、目の前で食べるようになり、

母がいてもうんちをするようになり、

かわいく鳴いてごはんの催促をしたり、

果ては、母の隣の椅子に座り、左前足をそっと母の足に置いたそうです。

おお、なんという慣れっぷり。

すごいね、桃ちゃん。


そして、母が申すには、夜の桃ちゃんの暴れぶりが凄まじく、寝不足になった、と。

そうなんです。桃ちゃんは昼と夜とでは別猫です。

昼間はおとなしく、夜はリスになります。

そして、リス状態は午前4時まで続いたという報告を受けました。

母はすっかり生活サイクルを桃ちゃんに合わせる羽目になり、苦労をかけました。

今日はゆっくり休んでいただきたいと思います。


そして、今、桃ちゃんはキャリーバッグに夢中です。

タイヤをガジガジしたり、飛び乗ったりと大忙しですね。

いや、元気で何よりです。

久しぶりだと、この暴れぶりにも広い心でもって対応できそうです。






桃ちゃん、愛のパンチ。

2011年08月06日 | 日記



最近の桃ちゃんのブームは、主人の足。

夕食時、主人はご飯を食べつつ、

テーブルの下で足を魅力的に動かして、桃ちゃんを誘います。

そして、桃ちゃんは主人の足に、愛のパンチ(主人目線)を繰り出すのです。

「痛い!何すんの、もー。」などと文句を言いながら、笑う主人。

言葉とは裏腹に非常に嬉しそうです。


少し前までは、主人が帰宅すると、一目散に寝床へと駆け込んでいた桃ちゃん。

それが今や、愛のパンチを浴びせているではないですか。

ああ、良かったですね。大変喜ばしいことです。

と、喜んだのも束の間。

昨夜、調子に乗った桃ちゃんは、そのパンチ力を段々とエスカレートさせていき、

遂には本気パンチをかましてしまったのです。

その瞬間、桃ちゃんの爪がズブッと左足親指、爪際につき刺さり、流血。

桃さん、これは、愛のパンチではなかったのですか。

と、主人は大変ショックを受けておりました。


私はというと、ギズ口の手当をしつつ、桃ちゃんを叱りつけ、

主人の大事な足についてと、

誰のおかげでこの様な生活が送れるのか、についての説明をし、

結論としては主人を大事にしてくれ、と、桃ちゃんを説得していたのでした。


そんなこんなで、明日から2日間、私たちはいません。

母がいるので、心配はありませんが、

いや、心配はあります。果たして、私たちのことを覚えていてくれるのか、どうか。

いや、それよりも人見知り桃ちゃんが、窮屈な2日間を過ごすことの方が、深刻なのではないだろうか。

などと、色々と思いを巡らせてしまいますが、

何はともあれ、いってきます。

3日後の再会を楽しみにしていますよ、桃ちゃん。






桃ちゃんの尻尾。

2011年08月05日 | 日記


尻尾は、桃ちゃんの数あるチャームポイントの内のひとつです。

お座りした時に、長い尻尾がくるんと前足にかかる様は、なんともかわいいものです。

家に来た当初、桃ちゃんの尻尾は垂れ下がったまま、お股の間にあるのが常でしたが、

最近は、表情がゆたかになってきました。


ごはんの時は、尻尾をピーンと立てながら、催促をしつつ近寄ってきます。

のび~をする時は、尻尾が輪を描きます。

リス化した時は、ふおんふおんと激しく、しなやかに上下左右に動きます。

あまりの暴れっぷりに叱った時は、ごろんと横になって、

もうリスはやめました。という様な顔をして、落ち着いた素振りを見せるのですが、

尻尾を見ると、先っぽの方だけ、まだひよひよと動いているのです。

これは、リス状態が継続していることを表しています。

この様な時は、なんだ、落ち着いたフリをしているだけなのか、とがっくりしてしまいます。


しかし、尻尾で感情表現をできるほど、桃ちゃんは自分を出せるようになったのですね。

大変喜ばしいことです。

そんな桃ちゃんに、酷なお知らせがあります。

実は私たちは日曜日から2泊3日の旅に出てしまうのです。

その間、私の母が泊まり込みで、桃ちゃんの面倒を見てくれるのですが、

なにせ、人見知り桃ちゃんですから、たちまちに怯える桃ちゃんに変身してしまうでしょう。

ごめんね、桃ちゃん。でも、お母さん優しいし、いい人だから大丈夫だよ。

尻尾ふおんふおんさせても叱られないよ、きっと。










桃ちゃんの爪切りタイム。

2011年08月04日 | 日記


最近のふれあい(傷口洗浄&薬塗布)後のマッサージですが、

写真の様に、お膝にも乗れるようになりました。

こうなると、桃ちゃんは丸くなって、えらくかわいくなってしまいます。

この時を逃して、爪切りなどという大それたことはできないので、決行してみました。

非常に協力的で、1分もかかることなく、あっけなく終了。

主人は「桃ちゃんの爪を自分で切れるとは、思ってもいなかった。」と、感動しきり。

(怖いので、病院で切ってもらうつもりでいた)


不思議なことに、マッサージタイムは、どこを触られても嫌がらないのです。

桃ちゃん、触り放題。夢の様ですね。

しかし、マッサージタイム終了(桃ちゃんが飽きると終了)と同時に

桃ちゃん名物「シャーッ!」が始まります。

毎度のことながら、その豹変ぶりは見事なものです。

桃の心と秋の空。

まだ夏ですけどね、思わず秋の空に想いを馳せてしまいました。


いたずら小僧、桃 ~血染めの服~

2011年08月03日 | 日記


昨夜は用事があり、帰宅が遅くなりました。

桃ちゃんのごはんも2時間程遅れてしまいました。

桃ちゃんは空腹になると気が立つのか、かなりの確率でリス化しますので、

トイレの砂が広範囲に渡ってばらまかれていたり、

水がぶちまけられていたりするのが普通なのですが、

今回は部屋がいやにきれいだったため、寝ていたのかな(甘い)、と思いました。


桃ちゃんにごはんを食べさせて、

さて、着替えますかね、と寝室に行くと、

床にくしゃくしゃになって、打ち捨てられた服を見つけました。

これは、まだ1回しか着ていない私の服ですね。

しかも、色は白なんですよね。

白い服に桃ちゃんの血痕が鮮やかに浮かび上がっています。

表も裏もまんべんなく付けられていて、ところどころ爪痕のアクセントも付いています。

まったくもって、手の込んだ仕事ですね、桃ちゃん。

しかし、君がこんな仕事をせずとも、そのままで十分に着られる服だったのですがね。


主人が帰宅して、桃ちゃんの行状を訴えると、

「桃ちゃん、手は大丈夫?血は止まったのかな?」などと話しかけています。

主人の基本方針は叱らないこと、です。

何故と言えば、

「桃ちゃんは好きで家に来たのではないのだから、怒ったら可哀想でしょう。」

ということなのです。

そうですね、その通りですね。

しかしながら、実践できるかどうかは、やはり今回も甚だ不安です。

ですが、努力はしてみよう、と、またしても思った次第です。





よかったね、桃ちゃん。

2011年08月02日 | 日記


本日は病院の日でした。

最近の桃ちゃんは、捕える時シャーッ!は言いますが、

あまり抵抗しない(ふれあいの成果でしょうか)ので、スムーズに事が運びます。

段ボールに入ってもらい、次にフタを開ける時は診察台の上。

桃ちゃんにとってはワープですね。

きょとんとしつつも、非常におとなしく、なされるがままです。


診察の結果、経過は良好でした。

膿がなくなり、肉芽造成が始まっていて、

皮と肉が完全に分離していた部分もくっつきはじめている、と。

このままいけば、時間はかかるが、切断などの外科的処置(手術)はしなくてもいいだろう、と。

なお、出血に関しては、あまり神経質にならなくても良い。ということでした。

組織が生きているからこそ出血するわけで、決して悪いことではない、と。

念押しのため、抗生物質の注射をもう1度して、診察終了。

次回は2週間後です。


ほおお~。と二人で安堵のため息をつきました。

ああ、よかった。よかったね、桃ちゃん。

久しぶりの良いニュースで本当にうれしいです。

桃ちゃん、是非ともこの調子で行きましょう。

レッツ肉芽造成!ですよ。