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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

継続する人の仕組み What’s Happen 東峰村(10)

東峰村の場合は役場のIT推進室小林室長、和田さんの二人が住民プロデューサーです。全国各地でパターンは見事に色々とありますが、ここの場合は忙しい村民のフォローをIT推進室の二人が完璧にやるというやり方です。わたし自身がいつも抜けた穴を埋める仕事をするわけですが、同じくお二人は村民が手の届かないところをさりげなくやっておられます。

日頃はなかなか村民の方が番組づくりをやれる時間がないので、二人がスカパーe2「南の國から」の番組の企画、基本構成を立てて、村民の中でやれる方がいたら、時間枠を提供します。どうしても撮影しかできない方なら編集は意向を聞いて二人が代行します。撮影もできないなら出演だけをしてもらいとにかく毎月少しづつ、住民ディレクター体験をしてもらえるように継続してきました。
わたしも事情がよくわかるのでさらに二人のサポートをしています。この態勢を2年半続けてきました。2000人の小さな村だということもあるでしょうが、基本的には村民の信頼関係が強いことです。

しかし、時には役場の二人が自分達だけでやっているという批判や、二人が出たがりのように見る人もいるようです。が、二人はめげません。信念があるからでしょうし、村民のためになるならば批判は甘受してもよしとする潔さがあるからです。ここも住民ディレクター活動を成功させる要です。

わかっている人はいつも見本を見せて行く覚悟がいります。ただでさえわかりにくいといわれる活動ですから。具体的にやっていきながらカタチを見せていかないとある程度理解者を維持していかないと困難です。
今回の人が集まるメディアカフェの整備はそういう意味で非常に大事なタイミングで完成しました。これ以上遅いと役場の二人は益々孤立しますし、早く作っていても住民ディレクターの養成ができない状態では施設をうまく活用できなかったのです。

この日まで苦労してきた二人の気持ちは5時間ライブが終わり、多くの村民の反応で報われたとおもいます。しかし、もう次が待っています。住民ディレクターの村づくりは実践、実戦の毎日です。

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