梶原伯夫さん(のような方々)が全国に増えると災害時に多くの方が助かったり、平時にも役立つことが多いので今、東日本大震災被災地での支援も含めて真剣に考えています、実働計画を作成中です。
伯夫さんが増えるとはどういうことかといいますと高齢者から子どもまで幅広く付き合っているので地域の皆さんのことをとにかく良く知っているのです。逆に伯夫さんのほうからは知らなくても村で伯夫さんを知らない方はいません、ですからいざ何か起こると伯夫さんがリーダーとなって特に一人暮らしの高齢者や人里離れて住んでいる家族、夕方までは一人っ子状態の家庭のこと等全部わかっているので救援態勢がとれます。
今回に限らず1年半前の佐用町の水害時も住み込んで支援してきましたがやはり何といっても集落や地区のことに詳しい区長さんや自治会長さん、ヘルパーさん、民生委員さんが迅速に動かれます。日頃は目立たないこれらの方々の貢献は絶大です。「伯夫モデル」は「住民ディレクター」そのものです。何とか国や地方自治体の施策として組織的に計画的にこの動きをすすめていけるように考えています。皆さんのお知恵もぜひお貸しください。