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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

副村長と13時間、マスコミ行脚の一日。

 開局1周年のPRに昨日は一日井上副村長と回りました。運転は副村長、わたしは助手席でアポ取り、とりあえず朝4時半にできたばかりのプレスシートをいっぱい刷って朝9時に飛び出しました。久しぶりの博多です。

 1周年では「ICTで暮らしを豊かに」を総合テーマに村内5カ所、全国4カ所の9元中継で住民の大交流をすすめるライブ中継放送がメインです。民放の方々は住民だけで9元中継というと驚かれますが、SkypeやUstreamと光ケーブルをいかに融合させるかを考えた知恵の情報受発信です。手応えは十分でしたがマスコミ的にはもう1週間しかないので厳しいとの声もあります。

 が、慌てません、あくまでこのネットワークと融合メディアを創る主旨は地域課題を一緒に考え、実践するお仲間を紡ぐことです。そのネットワークで全国にお仲間を増やしていくことです。慌てずに着実にやっていくしかありません。しかしテレビには花がありますからそれはそれで派手な動きにもなります。参加していただく全国各地の皆さんもあれやこれやと知恵を絞ってもらっています。

 最後に地元の新聞社の支局に寄りました。この記者さんからは全然違う話で盛り上がりましたが、実はとうほうTVの核心部分でした。地域の歴史の見直しです。わたしの人吉でのクマソ体験や生まれ故郷の加古川市のヤマトタケル神話など時空を超えて話は展開しました。この朝倉地域はそういう意味で古代の不思議ゾーンでもあります。独特のパワースポットです。夕方の博多の空も印象的な空間でした。理詰めの地域づくりではなく感受性や大胆なチャレンジがカタチになる新しい地域力の胎動を大地を歩き回りながら感じていました。

 すべての取材依頼が終わり東峰村に着いたのは22時を過ぎていました。13時間余り副村長は運転手をずっとしてくださいました。官民恊働というカタチもこのことだけではなくいろんな場面で確実に深まって来ています。


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