岸本晃の住民プロデューサーNEWS

本音の24時間テレビ

 本音の24時間テレビという企画の発想が数年前から閃いています。24時間テレビは皆さんご存知だとおもいます、日本テレビ系列のテレビ局が8月最終週にやっているチャリティー番組です。

 わたしは民放で毎年のように熊本のプロデューサーやディレクターをしていました。24時間テレビのスタートは日本テレビの若いディレクターが数人集まって「俺たちは1年に一回ぐらい世の中に貢献する日があってもいいのではないか」、と考え企画したと聞いています。わたしは毎年熊本で企画する時にこの気持ちでまっさらで社会貢献、還元する企画を考えていました。

 障害者自身による「世の中の障害」の大変さをおもしろ可笑しく、でも真実をつく寸劇を企画したり、ショートスティや入浴サービスの創始者による生命感応コンサートを31時間(24時間テレビの本当の時間は31時間だった)熊本城で実現したり、福祉に関わる皆さんの本音のドキュメンタリーを制作しました。テレビなのでどうしてもショー的な要素が強く熊本だけでも無理のないそのままの姿をと努めましたが「テレビという怪物メディア」の難しい場面が多かったです。過剰な演出やボランティア精神を無視した企画はないそのままの本音の福祉をみんなで共有し共感から恊働できるネットワークへ発展させていくものを目指します。

 しかし本音に触れる時間は確実に放送されましたので「その放送の瞬間」は貴重なものでした。最近本物の福祉現場の声を反映するテレビ番組を実現したいと強く感じています。東峰村で出会う一人暮らしの高齢者の方々やそのお世話をされる区長さん、ヘルパーさん、社会福祉協議会のみなさんの現場を歩くにつれここから列島全体に発信すべきことがあまりにも多いと感じます。近い将来の実現に向けずっと温めている企画です。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テレビ書紀」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事