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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

来年は60歳のテレビ、とわたし。

 合宿の成果を色々と整理している時に元TBSのドラマ演出の大御所のOさんから電話をいただきました。随分前から住民ディレクターについて関心をもっていただいてたのですが近々大阪の民放で話すために近況を教えて欲しいとのことでした。

 放送人の会というテレビ局のOB会のようなものがあってOさんとは7、8年前に放送人の会でお会いしました。Oさんのほかにもテレビ草創期から関わっていられるプロデューサーやディレクター等大先輩の皆さんの前で90分ほど話したことがあります。2回目はジャーナリズムを考えるちょっと固めのシンポでしたがその時はやはりTBSなどで活躍されていたジャーナリストのYさんともご一緒しました。どうも放送の大先輩の方々の関心が地域のメディアになりつつあるように感じます。

 テレビ草創期は街頭テレビや大資本によるCMやスポンサーのためのテレビだったのですがあれから59年、テレビを取り巻く状況は大きく変わってきていると電話口から伝わる大先輩の声から感じました。来年はテレビが60歳を迎えます。一昨日多くの方に誕生日を祝っていただいたわたしも実はテレビと同じ年を来年迎えます。テレビにいた14年間、住民ディレクターで起業してから16年、合わせて30年。

 大分県別府の温泉旅館で3年程旅館手伝い業をしながらフィルムカメラを覚えさせられていた頃から数えると33年間程テレビとはご縁があります。今回のとうほうTV合宿でがらりと変わった状況は日本のテレビ史にも少しは触れるかもしれません。

@とうほうTVオリジナル開発の30元中継システムを見るのは今や民放の大御所になった田中さん(一番右)と編集マンでドラマ監督の村上さん(タオル巻きの方)。若手は開発した高橋君(右)と地元で5日間合宿に参加した高倉さん(左)。


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