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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

続・Action Media 考 「人間的な道具」

道具が生活を変えるということを最近とてもよく実感しています。八百万人紀行(やおよろず・ひときこう)のトップに「Action Media 考」として書きはじめましたが「行為するメディア」という道具がこれまで目指していたものだということがはっきりしてきました。

で、発見したのです、iphoneを。昨日秋葉原のヨドバシカメラで見ていてどうもこれはどこかで使った覚えがあるな~・・・、と。14年前に使っていたザウルス(といってもご存知の方は少ないかも)に発想が似ているというか、あれの基本コンセプトを相当一気にバージョンアップしてしまったのがこのiphoneであると結論しました。開発チームの方にお会いできればぜひ聞いてみたいと感じます。

当時ザウルスはPDAの最先端を行ってました。様々な機能が一台のPDAの中でとてもうまく連携していて賢い道具でした。機械オンチのわたしが使い始めたのもその賢さと便利さ、手軽さがすっかり気に入り、使うことでさらに賢くなっていくという道具(当時の言葉ではツール)でした。その複雑さ、機能の多さ、連携の驚くべき見事さはザウルスは全く比較するには酷ですが14年前にこのiphoneの目指す方向を目指していたことは賞賛に値すると考えます。一言でいうと人間的なのです。生活者の道具なのです。日常生活の中で自然と出てくる発想がそのまま道具に生きています。

実は今回iphoneに出会うまでには実に多くの豊かな経験がベースになっています。ちょっとこれを書いていきたいと感じています。少しだけ感覚的な話をすると「八百万人紀行」を使ってみてもらう??とこの話がよく理解できるのではと考えてます。ザウルスにはじまった道具の開発への道程は途中に実に色々と実験を繰り返して、昨年「八百万人紀行」という道具の実験に入りました。そしてふっと気づいたらそこにiphoneがあった。という感じなのです。かなり「変な人」になっているかもしれませんが真面目な話です。

しかもわたしが考えてきたのはiphoneどころではなくもっともっと壮大で奥深い世界に行き着く道具です。そのほんのスタートが八百万人紀行なのですが、なかなか伝わりませんよね。様々な人びとの無意識の協力は膨大なものがありますが、実際に手を動かしているのはほとんど一人でやっているようなものですからね。しかし、2010年今年、恐らく飛んでもないものが産まれますよ。一応こっそりと宣言しておきます。

少しでも興味のある方はこの話は「八百万人紀行」と「Now&Here」も合わせたところでないと表現できないので下記にも目を通していただくとわかりやすくなると想定していますので一応「変な人」のアドバイスということで。

八百万人紀行 http://www.yaoyorozu-hito.jp/
Now&Here http://akira-prism.blogspot.com/

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