見出し画像

岸本晃の住民プロデューサーNEWS

若者たちへ!仕事はある。汗をかき、知恵を出そう!

 実際の衛星放送の番組を作る番組制作実戦講座は確実に成果を出し始めている。東京・杉並区をスタートに、福岡県東峰村、そして今回京都府綾部市の住民ディレクターチーム「わんど」が3回目だ。綾部の話が多くなっているが、ちょうどそういう時期に来た。何度も書いているように、住民の皆さんと一緒に番組を作るというのは私にとってはテレビ局時代からするともう20年ほどになる。ただし、住民ディレクターを始めて本格的な住民主体の制作番組はまだ日が浅い。平成8年から毎月作り続けているが13年目にしてその姿の基本が成ってきた。今日完成品を編集していたが、つくづく住民制作ならではのテーマであり、制作プロセスであり、完成品だと感じる。

 3月号の「南の國から」で綾部市編として放送するのでまだ見ていただけないが、最近CS110度を見れる人が一気に増えてきているので「見た」という人が多くなった。e2byスカパーの194チャンネルで無料放送なのでかなりの人が実は見れる。まず地上波デジタル放送を見ているあなたはOK。衛星だけは外したという人はだめだが普通はそのままリモコンでCS110度にあわせ194チャンネルにするとみれる。194チャンネルはインターローカルメディアhttp://www.interlocal.tv/というチャンネルだ。今は福岡県東峰村の2本目をやっている。デジタルでなくてもCSを見れる人は一度194チャンネルを見てください、映ります。

 さて、綾部市編はテーマが「住民ディレクター」になっている。住民ディレクターにとっては番組はオマケで地域の課題を地域の人々と一緒になって考え、行動し、番組化する。そのプロセスで地域振興につながる企画力を養うものだ。だが、最近ずっと言っているが、オマケの番組がかなり美味しくなってきた。綾部市もそうだ。中でのテーマは「古道復活」でこれは森林、山、林業の問題だ。25年ほど前から熊本の奥の水上村でイノシシ、シカの増殖の問題、国産材の低迷、水の問題などが身近にあったがなかなか解決策を見出せなかった。住民ディレクターは解決策のひとつとして自分の中では大事な手法だ。

 今回、綾部の住民ディレクターチーム「わんど」http://kyoto-jd.tv/と古道復活を目指す地元の高齢者の皆さんが一緒になって作業し、取材をすすめ、結果的に番組ができた。出会いがあり、交渉し、協働するプロセスが現場にあり、番組でも見られる。しかもそこで伝えられるのは、今後の具体的行動をどうするか、という未来だ。これから次代を担う若い人たちに大きな声で言いたい。ここに来ればあなたがやりたいと思っている仕事がある。ただし、我々と一緒に知恵を出し、汗をかき、相当踏ん張らないと仕事にはなっていかない。私も皆さんの時期は大学は出たが、ぷーたろうをし、フリーターで鍛え、バイトをし、旅館の見習いをし、テレビ局に入ったものの、やはり出て、また一から始めたのだよ。

 でも未来は明るい、明るくするのは我々のやり方次第の時代になってしまった。面白い時代になってきた。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事